司法書士の予備校の通信講座はどれを選ぶべきか。 いっぱいあって迷うなあ・・・。
司法書士を受けようと思っている方はまずこうした疑問をもたれているかと思います。
司法書士の予備校の通信講座は大手から格安のものまでさまざまで悩ましいところです。
そこで、本内容では、2022年の最新版の司法書士試験におすすめの通信講座を徹底比較してあなたに合った通信講座を紹介します。
比較・選び方のポイントは以下のとおりです。
ポイント 1.価格 2.学習のしやすさ 3.サポート体制
価格は安ければ安いほどいいですが、使い勝手が悪いのであれば独学でテキストをそろえたほうがましです。
また、使い勝手がよくてもサポート体制が不十分であれば、受かりにくいですし、不安になります。
価格だけで見るのであれば、独学で市販のテキストをそろえたほうがいいので、学習のしやすさとサポート体制について検討すべきです。
そうしないと損をする可能性が高くなります。
筆者も別の資格の通信講座を利用しましたが、おおむね1~3を判断基準としました。
使いやすさについては、あなたが社会人であれば、仕事と両立しやすい形態の講座を受けることをおすすめします。
本内容を読めば、あなたに合った通信講座が見つかるでしょう。
ちなみに早く結論を知りたいと思っている方は通信講座のおすすめランキングをご参考に。
2位。アガルート。価格が伊藤塾の1/3ほど。法律系資格に高い合格実績を誇り、司法書士講座においても合格実績が記載されており安心の講座
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【2023年】アガルートの司法書士の評判・口コミは最高か最悪か
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Contents
1.司法書士試験の予備校・通信講座の比較
司法書士試験の通信講座は主要なものの費用・学習形態・合格実績は以下のとおりです。
スタディング | アガルート | クレアール | 伊藤塾 | LEC | |
講座費用 | 89,100円 | 140,800円 | 180,000円 | 476,000円 | 649,000円 |
学習のしやすさ | フルカラーテキスト
オンラインでどこでも学習可能 |
フルカラーテキスト
オンラインでどこでも学習可能 |
緑と黒の2色テキスト
オンラインでどこでも学習可能 |
余白にメモをとりやすいテキスト
通信、通学を選べる |
青と黒の2色テキスト
通信と通学を選べる |
サポート体制 | 質問は有料 勉強仲間機能など独自の機能が多数あり |
質問回数無制限 定期カウンセリングなど |
安心保証制度 フォローアップ質問会 合格祝い金制度 質問回数無制限など |
質問回数無制限 スケジューリング制度 カウンセリング制度など |
コースが多い 講義無料録音制度 自習室の解放 質問し放題など |
コース名 | 合格コース
スタンダード |
入門総合講義 | 合格ルート1年スタンダードコース |
司法書士入門講座 本科生 スタンダードコース |
新15ヶ月合格コース(春生) |
司法書士試験の予備校・通信講座の紹介
司法書士試験の予備校・通信講座「伊藤塾」
伊藤塾(「司法書士入門講座 本科生スタンダードコース」)のメリットとデメリットは以下のとおりです。
ポイント ■メリット ■デメリット
伊藤塾はあらゆる予備校の中で最も合格者数を輩出しています。
2021年司法書士試験においての最終合格者のうち56%が伊藤塾の司法書士講座受講生という、強烈な数字を残しています。
(参考:伊藤塾公式HP)
伊藤塾は法律系資格の専門の予備校であり、合格者数を多数輩出しているのは厳選された質の高い講師陣が揃っているからといえます。
特にTwitterなどのネット界隈では山村拓也先生がおすすめのようです。
このため伊藤塾だと安心して勉強できるというメリットがあります。
しかし、伊藤塾の価格は高いのがネックです。
もし予算に問題がなければ伊藤塾をおすすめします。
伊藤塾の評判・口コミはこちらの記事をご参考に。
もう少し安い通信講座をお探しならアガルートがおすすめです。
次にアガルートの司法書士講座をご紹介します。
司法書士試験の予備校・通信講座「アガルート」
引用:https://www.thg.co.jp/
ポイント ■メリット ■デメリット
「合格目標 入門総合講義」の特徴は、価格が「¥140,800」と大手予備校と比較すると安いということです。
伊藤塾の通信講座の価格の3分の1ほどです。かなり安いです。
ではこれで合格できるのかと言うと、アガルートの公式HPには合格実績を公表しており、全国平均合格率5.18%に対して3.43倍の合格率17.8%を記録しております。
大手予備校と比較するとサポート体制などは劣りますが、アガルートの資格講座では高い合格実績を輩出しており、信用度は高いといえるでしょう。
そのため、もしできるだけ費用を安く抑え、しかも合格したら返金制度も利用したいのであればアガルートをおすすめします。
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【2023年】アガルートの司法書士の評判・口コミは最高か最悪か
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司法書士試験の予備校・通信講座「スタディング」
引用:https://studying.jp/shoshi/
スタディングの司法書士講座のメリットとデメリットは以下のとおりです。
ポイント ■メリット ■デメリット
スタディングの特徴は、価格が圧倒的に安いことです。
そうすると質は大丈夫かと思われますが、実際に合格者も多数います。
働きながら1年で合格しました。80%の得点なら合格する可能性の高い試験なので、択一は午前午後7問ずつ間違えることを意識して戦略を組み立てました。この戦略と、要点を絞ったスタディングの講座は相性抜群です。
また基礎講座がそのまま記述対策となっているものとお見受けしました。模試や答練も必要ありません。
寝っ転がってダラダラ勉強できるのも魅力です。短期合格を目指すのであればこれ以上ない講座だと思います。
https://studying.jp/shoshi/monitor.html
合格者の声を見ると複数回受験した方もいらっしゃいますが、上記のとおり1年で合格された方もいるみたいです。
スマホで学習することに抵抗がなく、コストを少しでも抑えたい方はスタディングがおすすめです。
司法書士試験の予備校・通信講座「TAC」「LEC」
TACやLECは有名予備校ですが費用がかなり高いです。
TACの場合「山本オートマチック1.5年本科生」で473,000円。
LECの場合「新15カ月合格コース<春生>」で649,000円。
伊藤塾と比較するとTAC費用に大差がなく、LECはさらに高い費用となっています。
では合格実績はどうなのかというと合格者は多数輩出しているようですが合格率などの情報が不透明でその分伊藤塾に劣る印象です。
司法書士試験の予備校・通信講座「辰巳法律研究所」「東京法経学院」「クレアール」
辰巳法律研究所は老舗予備校であり、長年の指導のノウハウがあります。
費用はリアリスティック一発合格松本基礎講座が502,100円と高めです。
合格者も多数輩出されているみたいですが、少し不透明な印象です。
東京法経学院もまた老舗予備校です。総合コースはDVDタイプで424,600円と高め。
ただし一般価格と割引価格にかなりの差があり、不透明な印象を受けました。
クレアールもまた老舗予備校です。合格ルート1年スタンダードコースが180,000円とリーズナブルですが
ただし合格者の声は公式HPに記載がありましたが、合格実績が公表されておらず、少し不透明な印象です。
司法書士試験の予備校の通信講座のおすすめ3社厳選比較
以上を比較検討してみると、「伊藤塾」「アガルート」「スタディング」の司法書士講座に絞られるかと思います。
合格実績の高さだけを目指すなら、「伊藤塾」がおすすめです。
コストをなるべく抑えて勉強したいのであれば、「アガルート」「スタディング」がベストです。
ただし、「スタディング」の場合は合格返金制度はなく完全にスマホ学習の形態です。
テキストつきで勉強したいのであれば「アガルート」を選ぶのも十分にありです。
司法書士の予備校の通信講座比較のまとめ
ここまで司法書書士通信講座をご紹介させていただきました。
ぶっちゃけ今の通信講座の価格は安くなっています。
伊藤塾など費用が高めの大手予備校もありますが、「アガルート」「スタディング」などを選べば、費用を安く抑えることができます。
司法書士の場合、開業して成功すれば、年収1000万円以上を稼ぐことができますし、通信講座の費用は余裕で回収できるでしょう。
司法書士への近道は、教材をすぐに準備して早いうちに勉強にとりかかることです。
司法書士の最大の難関は資格に合格するのではなく、実務を身につけることと集客にあると思ってください。
実務を身につけるにあたり、資格合格は早めにすませておく必要があります。
勉強は継続が重要ですが、学習にとりかかる最初の行動が一番重要です。
早いうちに教材を準備してすぐにとりかかることをおすすめします。(すでに受験を始めている同期もいることを忘れずに。)
2位。アガルート。価格が伊藤塾の1/4ほど。法律系資格に高い合格実績を誇り、司法書士講座においても合格実績が記載されており安心の講座
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【2023年】アガルートの司法書士の評判・口コミは最高か最悪か
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