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独立開業弁理士は稼げる?儲かるのか?【経験談を語る。】

投稿日:

悩み太郎

 弁理士って独立したら稼げるのかなあ。

 実際に独立開業した弁理士に聞いてみたい。

 あと独立開業に必要なスキルとか向いている人はどんな人か知りたいな。

こうした疑問に独立開業弁理士である筆者が答えます。

筆者は独立開業してから約1年半が経過しました。これまでの約1年半の独立開業の経過報告をまとめます。参考にしてみてください。

弁理士やま

この記事を書いている人

  • 弁理士で独立開業。商標出願の出願件数特許事務所ランキング全国12位。2021年7月13日現在。(https://jp-ip.com/ranking/35733/2)
  • ブログ記事では士業の試験勉強法から独立開業まで解説。資格スクエアのYoutubeチャンネルにて勉強法を発信。

1.独立開業弁理士は稼げるのか?儲かるのか?

どのくらい稼げば「稼げる」「儲かる」のかは人によると思います。

ただし、ほかの士業と比べても弁理士は「稼ぎやすい」「儲かりやすい」といえるのが筆者の見解です。

というのは、弁理士の場合、クライアントは国内だけでなく外国もとることができますし、特許の技術分野で得意不得意もあり、同業者と差別化しやすいからです。

 

月100万円以上の収益を達成していることが「稼げる」といってもいいのであれば筆者は独立開業弁理士で稼いでいるといえます。

月100万円以上の収益については今年になって毎月継続しています。細かい数字は非公開としますがまあそこそこ稼いでいるといってよいのではないでしょうか。

ただし、筆者は独立開業してすぐに月100万円以上の収益を達成したわけではありません。

独立開業してから半年くらいの間は本業はじり貧でした。

単発的な仕事の依頼しかこなかったり、新たにチャレンジしたビジネス(商標出願の低価格オンラインサービス)も失敗に終わりました。

しかし去年の末当たりから商標の出願依頼件数が増えていき今では特許事務所の中で出願件数12位のランクまで上がることができています。

この依頼件数が増えてきた要因は「運」です。というのもとあるベテラン弁理士が諸事情(病気と聞きました。)により仕事ができなくなったようであり、その後釜として筆者が引き継ぐことができました。

人の不幸に対して運がよかったと言って喜んでいいのかわかんないですが、まあこういう事情もあって今は特に営業もせずとも仕事をいただいています。

おそらく今後は多くの仕事を抱えているベテラン弁理士が仕事ができなくなる状況となり、筆者のように後釜として引き継げるチャンスが出てくるのではないでしょうか。

悩み太郎

なるほど・・・だから弁理士やまはツィッターをやらなくなったんだな。

一時期は必死に実績をアピールしてマウントをとろうとしていたしな。

弁理士やま

・・・。

狐太郎

まあ稼いでいる人ほどツィッターで「俺は稼いでいるぜアピール」はしないっすね。

寿司の写真を投稿したり高級時計をこれ見よがしに見せつけたりとか

稼いでいる自慢は稼いでいる人にとってデメリットしかない。

ここからは筆者の経験談ですがではほかの開業弁理士はどうなのか。稼いでいるのか。稼いでいないのか。

これはケースバイケースです。

僕は開業弁理士の中でも実態を知っている人を数人知っていますが、稼いでいる人は筆者以上に稼いでいますし、稼いでいない人は本当に稼いでいません。

  • 稼いでいる弁理士(30代)・・・外内商標を中心に年商2000万円以上。営業に台湾まで行ったとか。
  • 稼いでいない弁理士(50代)・・・特許事務所の外注で食いつないでいる。特許事務所への出戻りを検討中とか。
弁理士やま

稼いでいない弁理士は、特許事務所からの安い外注で食いつないでいる印象です。

しかし外注は面倒くさい案件が多く時間もかかるので集客のための時間がとれず永久に仕事がとれないという負のループに陥りやすいです。

このように独立開業弁理士には向き・不向きがあります。

そこで以下では向いている弁理士や必要なスキルを合わせて筆者の見解を述べたいと思います。

2.独立開業に向いている弁理士は?必要なスキルは?

悩み太郎

やはり営業が上手い弁理士は独立開業に向いているんだろうなあ・・・

弁理士やま

もちろん営業が上手いと有利ですが、営業能力は必須ではないですよ。

実際に筆者も営業能力はそんなにないですから。

営業や経営のセンスよりフットワークの軽さが重要と思っています。

フットワークが軽い人は向いていると思います。

 

それに加えてなんでもできる、なんでもチャレンジしてやろうとする人は向いていると思います。

なんでもできる、というのは弁理士の実務だけでなく、特許事務からホームページ作成にいたるまでなんでもです。

要は外注に頼らず自分でやるという人です。

それができれば人件費を抑えることができますから。報酬がすべて自分のものになります。

 

さらに、「貧乏」に耐えられる人、貧乏暮らしを工夫したりしてしのげる人も向いていると思います。

 

筆者は稼ぎのない間は実家にお世話になったりして過ごしましたし、その間にプログラミングやホームページ作成などあらゆる勉強をしました。

また商標出願の経験は独立開業して身につけました。

 

雇われ勤務弁理士の場合、実質的には実務だけやればOKが多いですが、独立開業の場合なんでもやる必要がでてきますのでなんでもやれる人が向いていると思います。

 

仕事がとれるかどうかは「運」の要素も大きいです。

しかしその運を手に入れるためにはフットワークが軽くないといけません。

例えば、筆者は前述のとおり、ベテラン弁理士が病気のために仕事ができなくなってしまったので、そのベテラン弁理士のクライアントを獲得することができました。

しかしこのとき筆者が独立開業をためらっていてまだ独立を始めていなかったら・・・このチャンスをつかむことはできません。

筆者は独立開業をしようと決断した時に躊躇なくすぐに行動に移しました。

その結果が「運」につながっていると思います。

 

それにくわえて仕事を紹介してくれそうな同業者や異士業者を探すのも重要と思います。

筆者の場合は、独立開業前にブログとツィッターを始めました。ブログの読者が同業者であり、その同業者が別の同業者を紹介してもらいそこから仲良くなって今の仕事につながっているものがあります。

さきほどの「運」の話もそうですが、この「運」のきっかけは同業者とのつながりがあったことが大きいと思っています。

「ブログ何書けばいいの?」と思われがちですが、本業の話でもいいですし、趣味とか雑記でもなんでもいいと思います。

ただたてまえじゃなく本音を発信するのがよいと思います。その方が気の合う人とは深く仲良くなれるからです。

浅く仲良くなるより、深く仲良くなった方が仕事も紹介されやすいですから。

ブログについてはこちらの記事でも解説中。>>ブログをやるメリットとデメリットを2年続けたブロガーが5つずつ紹介

営業や経営のための塾もありますが、費用もかかりますしまずは無料のツィッターをはじめるのがいいんじゃないかと思います。

そしてツィッターで仲良くなったら積極的に会いに行く、と。

3.独立開業弁理士は稼げるのか?儲かるのか?のまとめ

以上、筆者の経験談をもとに「独立開業弁理士は稼げるのか?儲かるのか?」について話しました。

一概に稼げるといいづらいですがまあ稼ぎやすいことは確かと思います。

ただし、独立開業弁理士を目指すなら「フットワークが軽いこと」「外注に頼らずなんでもやろうとすること」「貧乏に耐えられる(しのげる)こと」が重要と思います。

今はセミリタイヤが流行っているようですが、弁理士で独立開業した時それに近いような生き方も実現できると思うので興味があればやってみるといいと思います。

本ブログでは弁理士についてさまざまな情報を開示しているのでよければご覧ください。

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