弁理士

弁理士が儲かる士業といえる理由を現役弁理士が解説する

更新日:

悩み太郎

弁理士って儲かるのか。儲からないのか。どっちなんだ!?

あんな難しい資格の勉強して儲からなかったら割に合わんよ。

弁理士やま

弁理士は普通に儲かりますよ。

全ての士業を経験したわけでないですが士業のトップクラスではないですか。

なぜ儲かるのか。本内容で解説していきます。

以前僕はこうしたツィートをしました。

弁理士の資格をとれば、実務経験3年以上で年収800万円ぐらいは射程圏内と思います。

ただし、弁理士の資格をとっただけでは稼げません。この点はご注意を。(実務経験なくても稼げる方法はありますが、それはまた別の機会に。)

本内容では、なぜ弁理士は儲かるのか。その理由を解説していきます。

1.弁理士が儲かる士業といえる理由

弁理士が儲かる士業といえる理由をまとめると以下のとおりとなります。

  • ⓵1つの案件は申請だけで終わらないから。
  • ②クライアントは中小企業だけでなく、大企業や外国法人もとれるから。
  • ③弁理士の資格と実務経験をもちあわせている人は少ないから。

弁理士は、他の士業と異質です。

以下、⓵~③についてくわしく解説していきます。

 1つの案件は申請だけで終わらないから。

弁理士の場合、メインの業務は「特許」「意匠」「商標」の申請の代行です。

通常、他の士業であれば申請だけにとどまることが多いです。

例えば、行政書士なら「許認可の申請」であり、申請後は成功報酬などはあるかもしれませんが、申請したらそれで終わってしまいます。

これに対し、特許などの申請は、単に申請するだけで終わりません。

  • ⓵特許申請(相場は15~30万円ほど)
  • ②出願審査請求(相場は1~5万円ほど。ほぼ事務手続き!)
  • ③中間応答(相場は10万円ほど)
  • ④特許料納付(相場は1~5万円ほど。ほぼ事務手続き!)
  • ⑤年金管理(相場は1~5万円ほど。ほぼ事務手続き!)
  • ⑥外国出願(相場は1か国あたり15万円~。さらに中間応答などで報酬がとれる。これが1番美味しい!)

1つの案件で、なんと6つのキャッシュポイントがあります。

特許を申請した後、申請から3年以内に出願審査請求をする必要があります。

出願審査請求書の提出ですが、ほぼ紙ペラ1枚であり、数10分で作成できる書類ですが、手数料の相場は数万円です。

さらに審査の結果、拒絶理由が通知されると応答案を提出します。応答案の相場は10万円ほどですが。

ただし、特許が一発で登録査定になると中間応答費用はなしです。

登録査定にあると特許料を納付します。また紙ペラ1枚の納付書を提出します。手数料の相場は数万円です。

さらに特許の存続期間は20年でして、その間に年金をおさめます。また手数料が数万円とれます。

そして、さらに日本で出願したものが外国で出願したい場合もあります。外国で出願する場合は、2つのルート(PCTルート、パリルート)が考えられますが、いずれにせよ日本で出願したものとほぼ同一内容で提出してさらに1か国あたり数十万円の手数料をとれます。

一方で、行政書士なら許認可申請だけで終わりですし、司法書士なら登記の申請だけで終わりです。

いかに弁理士が儲かる仕事なのかわかると思います。

②クライアントは中小企業だけでなく、大企業や外国法人もとれるから。

また、弁理士の場合、中小企業だけでなく、大企業や外国法人もクライアントにとれます。

一方、社労士などはクライアントは中小企業だけかと思います。

正直、中小企業をクライアントとするより、大企業や外国法人をクライアントとする方が儲かります(やりがいはおいといて。)

というのは、大企業の場合、外国にも申請することが多く手数料が多くとれますし、外国法人の場合、依頼の件数が多いから(特に中国)です。

そして、後者については、日本国内の景気に左右されにくいことが大きいです。日本国内の景気が悪くなることは中小企業が元気がないということであり、士業に依頼もしにくくなるかと思いますし。

おそらく、大企業や外国法人も相手にできる士業って言うのは弁理士だけではないでしょうか。

行政書士・司法書士・土地家屋調査士・社労士辺りは中小企業がメインのように思います(違ってたらすみません・・・)

③弁理士の資格と実務経験をもちあわせている人は少ないから。

ただし同業者が多すぎると儲かりにくいですが、弁理士の場合、資格持ちで実務経験有の人は少ないです。

特に年齢別に分かれていくと30代以下は圧倒的に少ないです。

このため、勤務形態であろうと独立形態であろうと30代以下なら成功はしやすいと思います。

実際筆者も30代で独立で食べていけますし。(さすがに年収ハーフミリオンとまではいきませんが・・・)

士業でも他のフリーランスと比べると、儲かりやすいとは思いますがその中でも弁理士はトップクラスじゃないかと思ってます。

2.弁理士が儲からないと言われるのは?

一方で弁理士ってオワコンとか儲からないとか言われていますが果てして本当か。

それは単に実力不足か、事務所に搾取されているかどちらかと思います。

ここで注意すべきは資格だけもったら稼げるというわけではありません。弁理士に限らずあらゆる資格でそれは不可能と思います。

実務経験は3年以上こなす必要があります。(早ければ2年くらいか。)特許明細書が書ければ普通に勤務形態でも稼げます。

そのためには、このブログで何度も言ってますがまずは丁寧に指導をしてもらえる事務所に入ることをおすすめします。

 

ただし英語が得意なら外内(外国のクライアント)案件だけをやるという手もあります。国内に比べて実務経験はそれほど必要がないですし、稼ぎ易いです。

おまけに独立開業すると有利です。

このため最短で稼ぎたいと思ったら外内案件豊富な事務所へ入所するのもありでしょう。

このブログで何度も言っていますが、事務所情報はパテントサロンで探すか、リーガルジョブボードで探すか、どちらかをおすすめします。

一方で、特許事務所は儲かるシステムであるということは知っておいた方が良いです。

そして実力があるのに(特許明細書が書けるのに)全然年収が安い場合それは「搾取」されてます。

無駄に事務員の数が多すぎる。高級取りのパートナー。無駄に立派なオフィス。稼ぎはいろんなところに使われてます。

こういうのを愚痴っても仕方ないので実力があると思うなら、「出る」の選択肢をとりましょう。

独立も十分ありです。

転職なら、事務所情報はパテントサロンで探すか、リーガルジョブボードで探すか、どちらかをおすすめします。

3.弁理士が儲かるのまとめ

以上、弁理士は普通に儲かると思うので目指そうと思ったらがんばってみてください。

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