
資格勉強を始めたい。
勉強道具は何を用意すればいいのだろうか。教えてほしい。

勉強道具は必要最小限のものだけ揃えればOKです。
無駄に時間をかけすぎたりお金をかけすぎずに必要最小限のものを揃えて早く勉強にとりかかりましょう。
本内容では、実際に筆者が使用した勉強道具を5つ紹介したいと思います。

この記事を書いている人
- 弁理士試験(短答・論文必須・口述)一発合格
- 現在特許事務所で独立開業。商標出願特許事務所ランキング京都1位(2021年3月現在。)
- 経験に基づいた試験勉強法を発信。資格スクエアのYoutubeチャンネルにて勉強法を発信。
Contents
1.資格にそろえておきたい5つの勉強道具
結論から言うと、揃えておきたい勉強道具は以下の5つ。
- ⓵ボールペン(黒・赤・青。直径0.03mmは書き込み用。直径0.05mmは殴り書き用。)(インプット用・テキスト書き込み)
- ⓵シャーペン(本番用)
- ②消しゴム(本番用)
- ④裏紙(A4用紙・ラクガキ帳など)(インプット用・アウトプット用)
- ⑤蛍光ペン(インプット用・テキスト書き込み)
全てダイソーで揃えることができます。全てまとめて揃えたら一気に勉強にとりかかりましょう。
ノート・バインダー・ルーズリーフ・付箋など他に勉強道具は不要です。
基本この5つだけでOKです。筆者は勉強道具はこれのみで弁理士試験(短答・論文必須・口述)に一発合格しました。
なお通信講座を利用する場合はPCかスマホが必要ですが、たいていの人はもっていると思うのでここでは省略します。
⓵ボールペン
資格勉強最重要アイテムです。
これがなくして資格勉強はできません。
書く手段はシャーペンも考えられますが、ボールペンの方が手の負担が圧倒的に軽く、疲れにくいです。
シャーペンだとボールペンに比べて書くときに力が必要です。また力を入れすぎると芯が折れてその都度芯を入れ替える作業が面倒です。
これに対し、ボールペンだとすらすら書けますし、芯の入れ替えも不要です。
ボールペンはダイソーで2本まとめて100円で売っています。
1本当たり大体1週間で消耗するので5つくらい買い揃えておきましょう。
ボールペンは直径が0.03mmと0.05mmのタイプがありますが、覚えるための殴り書き・写経用は0.05mmタイプを使い、テキストに書き込む用に0.03mmタイプを使いましょう。
0.05mmタイプの方が手の負担が軽いです。ただし、直径が大きいので字がにじみやすく見えづらいため、テキストの書き込む用に適していません。
そこで0.03mmタイプを使いましょう。
ボールペンの色は黒・赤・青の3つを用意しましょう。
基本的に殴り書き・写経・問題の回答は黒を使い、採点は赤を使います。
赤のボールペンで採点すると自分が赤ペン先生になって添削している気分になれるので楽しいです。
青は、テキストの書き込み用です。
青は眼に優しく、書き込んだテキストを読み直すときに読みやすい色合いでありおすすめです。
可能であればテキストをよりカラフルにするために他の色も用意しておくとよいでしょう。
黄色は見にくくおすすめしません。オレンジ色か黄緑色をさらにそろえておくとよいでしょう。
②シャーペンと消しゴム(本番用)
シャーペンと消しゴムは本番を想定した模試用です。
基本「書く手段」は黒のボールペンです。シャーペンと消しゴムは試験直前に使います。
試験ではボールペンが使えませんので、シャーペンで問題を解く感覚をあらかじめ身につけておきます。
シャーペンの種類にこだわりはありません。
100均で売っているシャーペンも優秀ですので本番で使ってOKです。ただし芯もあわせて用意しておきましょう。
③裏紙(A4用紙・ラクガキ帳など)(インプット用・アウトプット用)
裏紙は、インプット用に覚えるための殴り書き・写経用・アウトプット用の問題の解答用紙として使います。
書けるものであればなんでもOKです。A4用紙でも子供用のラクガキ帳でもなんでもありです。
ただし、ルーズリーフのような罫線のあるものではなく、サラの用紙がおすすめです。
というのも罫線があると、どうしても罫線に従って文字のサイズを調整しないといけないですが、サラの用紙なら気にする必要がありません。
文字を小さく書けば省エネにもなります。
裏紙は余白がなくなるまで使い切りましょう。
そして使い切ったらゴミ箱に捨てて、1日の終わりにゴミ箱にたまった裏紙の数を確認しましょう。
どのくらい勉強したかよくわかりますし、達成感を感じることができます。
④蛍光ペン(インプット用・テキスト書き込み)
蛍光ペンは不要派と肯定派に分かれますが、筆者は肯定派です。
確かに蛍光ペンでマーキングするのは作業であり、時間の無駄かもしれません。
しかしテキストにマーキングすることで視覚的に記憶しやすくなります。
ここで重要なことは蛍光ペンの色に役割をもたせることです。
例えば、信号の色の役割と合わせると効果的です。
- 赤➤否定。注意喚起。
- 青➤肯定。
- 黄色➤例外。
士業の場合、条文の丸暗記も必要です。
条文は暗記が大変ですがマーカーで色分けして条文のうち、肯定部分・否定部分・例外部分を色分けしておくと復習で見やすくカラフルとなり記憶に定着しやすくなります。
参考に過去記事で筆者が短答試験で使った色分けのやり方を紹介しています。
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弁理士試験の短答試験攻略方法を1発合格した弁理士が解説します
続きを見る
以上、必要な勉強道具はこれら5つでOKです。
買い揃えたらすぐに勉強です。
勉強道具にノートは不要。
一方でノートはいらないです。
資格の勉強ノートに市販のノートやルーズリーフを使うのはやめとけと思う理由は以下のとおりです。
①無駄に時間がかかる
②長続きしない
③持ち運びに不便
詳しくはこちらの記事で解説していますのでご参考に。
勉強道具のまとめ
揃えておきたい勉強道具は以下の5つ。
- ⓵ボールペン(黒・赤・青。直径0.03mmは書き込み用。直径0.05mmは殴り書き用。)(インプット用・テキスト書き込み)
- ⓵シャーペン(本番用)
- ②消しゴム(本番用)
- ④裏紙(A4用紙・ラクガキ帳など)(インプット用・アウトプット用)
- ⑤蛍光ペン(インプット用・テキスト書き込み)
勉強道具は必要最小限にとどめてすぐに勉強にとりかかるのが合格へのコツです。
本ブログでは資格の勉強についてまとめ記事を書いていますのでこちらもご参考に。
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自分に合った資格探し【資格の難易度から勉強法までのまとめ】
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