
行政書士また落ちた・・・
諦めようかなあ。どうすれば合格できるのか教えてほしい。

諦めるのはまだ早いです!
合格率は10%程度であり、落ちても仕方がない試験です。
ただし、落ちたときに知っておきたいポイントがあります。ポイントを知り改善すれば合格への道は近くなります!
本内容ではポイントを5つ紹介していきます!

この記事を書いている人
- 弁理士試験(短答・論文必須・口述試験)1発合格
- 弁理士で独立開業し、独立して1年以内に商標出願特許事務所ランキング京都1位(2021年2月現在。)
- 経験に基づいた試験勉強法を発信。資格スクエアのYoutubeチャンネルにて勉強法を発信。
Contents
1.行政書士試験に落ちた人が知るべき5つのこと
行政書士試験に落ちた人が知った方がよいことを5つまとめると以下のとおりです。
- ⓵行政書士試験は難関試験であることを知るべき
- ②行政書士試験に落ちた原因を知っておくべき
- ③行政書士試験を受ける目的を再確認すべき
- ④試験勉強のための環境を再確認すべき
- ⑤試験勉強法を見直すべき
順番に解説します。
⓵行政書士試験は難関試験であることを知るべき
まず行政書士試験は難関試験であることを知りましょう。
難易度は、国家公務員試験の一般職とほぼ同等です。(参考「資格のとり方」など)
難易度については詳しくは過去記事でまとめていますのでそちらもあわせてご参考に。
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資格勉強の勉強法のやり方とコツを難関資格合格者が図解で解説
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このため、落ちたからといって気落ちする必要はありません。
合格率は10%程度であり低く、受験生の90%程は落ちています。
このため、何年たっても合格できない人もいます。
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行政書士の合格率は10%前後【低い理由はただ1つ】
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このように行政書士試験は決して簡単ではないです。
難関資格であるということをまず知っておきましょう。
②行政書士試験に落ちた原因を知っておくべき
次に落ちた原因を知りましょう。
原因は大きく3つのどれかです。
- ⓵勉強不足
- ②勉強のやり方が間違っていた
- ③体調不良で本番で力が出せなかった
多くは、⓵か②です。
勉強不足の場合は仕方がないです。
行政書士の勉強時間に500時間以上は必要と言われています。
勉強時間について詳しくは過去記事でまとめています。
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行政書士の勉強時間を500時間で最短合格するための独学勉強法
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もしそれくらい勉強していない場合には、勉強不足といえるでしょう。
問題は勉強時間をそれ以上に勉強したけれど、合格できなかった場合です。
この場合、勉強法に問題があると考えられます。
勉強法で無駄なことをしていないか・肝心なことを疎かにしていないかどうか確認しましょう。
具体的には以下のとおりです。
- 基本的なところを疎かにしていないか。
- 過去問を最低10年分は解いたか。
- 1冊の基本書を全部読み通し理解したか。
③行政書士試験を受ける目的を再確認すべき
勉強不足の場合、試験に対するやる気がないことが考えられます。
この場合、なぜ自分は行政書士試験を受けるべきなのかを再度確認しておきましょう。
なんとなく行政書士をとっておきたいとか軽い気持ちであれば勉強のやる気もでずに合格から遠いでしょう。
例えば、「今のサラリーマン生活を脱サラして独立開業をしたい」とかそういう将来に向けて強い意志があれば勉強もやる気がでて継続できます。
行政書士試験は1年に1回の試験ですし、受験料・試験勉強のための費用さらには勉強時間を使うことになります。
何のために行政書士試験を勉強するのか落ちたらまずはそこを確認することをおすすめします。
④資格勉強のための環境を再確認すべき
また、資格勉強が十分にできる環境が整っているのか確認しましょう。
具体的には以下のとおりです。
- ⓵勉強できる時間が確保できるか。
- ②勉強できる学習室が確保できるか。
- ③通信講座の場合、動画を視聴できる設備(PC、スマホ等。)が確保できるか。
特に仕事と勉強を両立することは大変です。
このため、例えば早起きして1時間だけ行政書士試験の勉強をするとか工夫も必要となってきます。
また、土日に一気に勉強するよりも、毎日短時間でも勉強すると継続もしやすいですし、知識のインプットも効果的です。
また、勉強はなるべく自宅でやるようにしましょう。
よく喫茶店とか自習室を使う人もいますが、通学時間が無駄です。
なるべくこうした時間に無駄のないようにしましょう。
⑤試験勉強法を見直すべき
勉強時間を十分に確保したけど不合格であった場合は勉強法に問題があります。
以下、おすすめの勉強法を解説しますのでご参考に。
2.行政書士試験に落ちた人が知るべき勉強法
行政書士試験に落ちる人は大学受験(あるいは高校受験)以来受験をしていない人が多いと思います。
このため、勉強法を大学受験などで引きずっていないでしょうか。
具体的には、基本書を最初から丁寧に読んでいき、試験直前で基本書の最後を読み終えていくやり方です。
こうした勉強法は非効率であり、挫折もしやすいですしおすすめしません。
資格試験(特に法律系資格の試験)勉強法には最短で合格するためのコツ・王道のようなものがあります。
この王道に行政書士の勉強法をあてはめると合格の可能性は高くなるといえます。
実際に、筆者は行政書士試験ではないですが、管制官試験で勉強法を確立させ、それを公務員一般職試験と弁理士試験で応用させいずれも合格しています。
その王道と言うのが、下の記事で紹介している資格勉強(俯瞰仰視反復法)というものであり、行政書士にあてはめたのが過去記事で紹介しているものです。
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今の勉強法を見直したいという方はぜひご参考にしてみてください。
3.行政書士試験に落ちたのまとめ
行政書士試験に落ちた人が知った方がよいことを5つまとめると以下のとおりです。
- ⓵行政書士試験は難関試験であることを知るべき
- ②行政書士試験に落ちた原因を知っておくべき
- ③行政書士試験を受ける目的を再確認すべき
- ④試験勉強のための環境を再確認すべき
- ⑤試験勉強法を見直すべき
行政書士で成功するには登録してから早くて1年くらい。通常2~3年は覚悟した方がよいです。
そのため、まずは行政書士に「最短」で受かることがとても重要です。
もし行政書士を目指すのであればすぐに受験勉強にとりかかりましょう。
本ブログでは行政書士の勉強法やおすすめの通信講座も紹介していますのであわせてご覧頂くことをおすすめします。
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