行政書士 資格

公務員や公務員受験者が行政書士を目指すことはありな理由

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悩み太郎

公務員が行政書士を目指すのってありなのだろうか。

悩み太郎

公務員を目指しているけど合格できないか心配だな。

行政書士も一緒に受験しておくことはありなのだろうか。

弁理士やま

公務員が向いていないと感じたら行政書士を目指すことは十分ありです。

また、公務員試験と並行して行政書士試験も受験したり、公務員試験をあきらめて行政書士を目指すことも十分ありといえます。

本内容は公務員や公務員受験生の方に行政書士をおすすめする理由を解説していきます!

本内容では、公務員と行政書士はどっちがおすすめなのかを言うつもりはありません。

人それぞれですし、どちらも目指しておすすめの職業といえます。

ただし、公務員をやっているけれど向いていなくて転職したい方や、公務員試験に受かりそうにないとか公務員試験で勉強したことを無駄にしたくない方にとっては、行政書士を目指してみることも選択肢の1つとして十分おすすめといえます。

本内容では公務員と行政書士との関係と、行政書士をおすすめする理由を解説していきます。

1.公務員や公務員受験生が行政書士を目指すことはありの理由

公務員や公務員受験生が行政書士を目指すことがありの理由をまとめると以下のとおりです。

  • ⓵これまでの仕事・経験が活かされる(現役公務員)
  • ②元公務員は信頼度が高く集客に有利(現役公務員)
  • ③公務員試験と行政書士試験の試験科目は重複する(現役公務員と公務員受験生)
  • ④40代以降でも十分に間に合う(現役公務員と公務員受験生)

⓵これまでの仕事・経験が活かされる

行政書士 行政手続き。官公署への書類の提出。
公務員 提出された書類を受理して手続きを行う。

行政書士と公務員の関係をまとめると上のようになります。

公務員は、作成側ではなく、受理側の立場にあるのですが、その中で書類を確認したり、審査したりしますので、行政書士の仕事と密接にかかわっています。

もちろん公務員の仕事はさまざまですが、特に役所に勤めている公務員の方であれば、これまでの仕事は行政書士となっても大きく役に立つと言えるでしょう。

②元公務員は信頼度が高く集客に有利

また、元公務員であることの肩書は信頼度が高く、集客に有利といえます。

特に、受理側の立場であるので、お客さんにしてみれば安心して任せられるという意味で信頼感があります。

元公務員と言う肩書は大きな武器といえます。

③公務員試験と行政書士試験の試験科目は重複する

さらに、公務員試験と行政書士試験の試験科目は重複することが多く、行政書士試験は公務員に有利な試験といえます。

公務員になることの倍率は高く、仮に公務員試験に合格はしても、その後の訪問(面接)で公務員になれないこともあります。

そうすると、せっかく頑張って勉強したことが活かされないということになり、時間と努力が無駄になってしまいます。

しかし、行政書士もあわせて併願しておくと、公務員になれなかったとしても行政書士に合格するということは十分考えられます。

また、公務員試験に不合格であり、年齢に制限がかかり受験できない場合も考えられます。

これに対し、行政書士試験に年齢制限はなく誰でも合格できます。

このため、公務員試験で勉強したことを活かして行政書士試験を目指すことも十分にありといえます。

④40代以降でも十分に間に合う

行政書士は独立開業一本の資格です。

企業・事務所への就職・転職は期待できない分、ライバルは1人行政書士事務所であり、集客は比較的やりやすいです。

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このため、就職・転職とは無関係な分、40代でも十分に間に合いますし、一発逆転で高年収も可能です。

また登録者の平均年齢は50代であり、同業の年齢層も高く、40代でも全然やっていけるでしょう。

2.公務員と行政書士の難易度と試験科目の関係

行政書士試験の難易度の目安は、国家公務員試験の一般職と同等です(参考:「資格の取り方」)。

行政書士の難易度についてまとめたものはこちらです。

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そして行政書士の試験科目はこちらです。

⓵憲法 6問
②行政法 22問
③民法 11問
④商法 5問
⑤基礎法学 2問
⑥政治・経済・社会 7問
⑦情報通信、個人情報保護 4問
⑧文章理解 3問

このうち、国家公務員試験の一般職の試験科目には「憲法」「行政法」「民法」が含まれます。

つまり、公務員試験を勉強しておくと、行政書士の試験科目のメインである「憲法」「行政法」「民法」もカバーでき、行政書士の受験では圧倒的に有利となるといえます。

また公務員試験の試験日は通常4月下旬であり、行政書士の試験日は11月の第2日曜日であり、うまく住みわけされています。

公務員試験の試験日から約半年ありますので、半年の間に行政書士の他の試験科目を勉強することは十分間に合うといえます。

行政書士試験の試験日はいつ?試験科目の攻略法も含めて徹底解説

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3.公務員が行政書士を取得する方法

公務員が行政書士を所得する方法としては、行政書士試験を受ける以外にもう一つ方法があるので補足します。

それは公務員として17年間(中卒の場合20年間)勤続することです(特認制度)。

このため、高卒ならば最短で35歳、大卒なら最短で39歳から試験を受けなくても行政書士を登録可能です

このため、もし勤続期間が15年程であるならもう少し様子を見てから行政書士を目指してみるのもありでしょう。

4.公務員が行政書士を目指す場合の注意点

公務員が行政書士を目指す場合に注意しておかないといけないことが1つあります。

それは、公務員と行政書士の兼業は禁止されていることです。(国家公務員法第103条・第104条、地方公務員法第38条)

兼業すると法律違反となり懲戒処分が下されますので注意して下さい。

ただし公務員在職中に行政書士試験を受験することに問題はありません。

行政書士を目指すのであれば、公務員か行政書士のどちらか1本に絞らざるを得ないこと注意しておきましょう。

一見すると、兼業はよさげに思われますが、行政書士を副業や小遣い稼ぎではじめてもうまくはいかないと思います。

理由は過去記事で解説しています。

行政書士で副業・小遣い稼ぎはやめとけ・稼げないといえる理由

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5.公務員と行政書士のまとめ

以上のとおり、行政書士と公務員の関係性は強く、公務員が行政書士を目指すことは十分にありといえます。

ただし、行政書士で成功するには登録してから早くて1年くらい。通常2~3年は覚悟した方がよいです。

そのため、まずは行政書士に「最短」で受かることがとても重要です。

もし行政書士を目指すのであればすぐに受験勉強にとりかかりましょう。

本ブログでは行政書士の勉強法やおすすめの通信講座も紹介していますのであわせてご覧頂くことをおすすめします。

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