弁理士

大学生・20代が弁理士資格をとるメリットは?

投稿日:

悩み太郎

 大学生が弁理士の資格をとるメリットはあるの?

 大企業への転職に有利?教えてほしい。

こうした疑問に答えます。

筆者は学生時代に弁理士の資格をとったわけではないですが、これまでの弁理士の経験をもとに大学生が弁理士の資格をとるメリットを解説していきます。

弁理士やま

この記事を書いている人

  • ①弁理士試験(短答・論文必須・口述)1発合格
  • ②中小規模の特許事務所に入所
  • ③中小規模の特許事務所に入所
  • ④大手法律事務所に入所
  • ⑤現在特許事務所を独立開業
  • ⑥2021年公開商標公報事務所ランキング第11位(京都第1位。関西第2位)←NEW(2021/2/5)(https://jp-ip.com/ranking/35733/2)
  • ※資格勉強法を発信。資格スクエアのYoutubeチャンネルにて勉強法を発信。
  • 弁理士の勉強法は「弁理士試験の勉強時間を1,500時間で合格するための勉強法」の記事で解説。

1.大学生・20代が弁理士資格をとるメリット

大学生・20代が弁理士資格をとるメリットをまとめると以下のようになります。

⓵資格に合格しやすいかどうか 30代以降で資格勉強をするよりもとりやすい。
②特許事務所・法律事務所への就職・転職 とると「圧倒的に」有利。
③大企業への就職・転職 微妙。
④将来性 さらに実務ができると食いっぱぐれることはない
⑤年収 さらに実務ができると大企業の同年齢の年収よりも高め

⓵資格に合格しやすいかどうか

弁理士試験の受験者の平均年齢は30代半ばです。

30代半ばで受験するより、20代で資格勉強を始めた方が、知識のインプットがやりやすく有利です。

また、特に学生の場合、社会人と比べて時間がとりやすく合格しやすいといえます。

さらに、弁理士試験の論文選択問題は理系の修士の院試レベルであり、3回生あたりが弁理士の資格勉強に最適の時期といえます。

なお、院卒(修士課程)であると、弁理士試験の論文選択問題は免除となります。(筆者も院卒で免除でした。)

②特許事務所・法律事務所への就職・転職

学生の間に弁理士の資格をとれば特許事務所・法律事務所への就職は「圧倒的に」有利です。

というのは、20代で弁理士登録者の割合は全体の1%以下(0.7%)であるからです。

弁理士の20代はほぼ絶滅危惧です。

このため、20代で弁理士の資格をとっていると、重宝されます。

文系であろうと「ポテンシャル」はあるとみなされ特許事務所や法律事務所(知財に力を入れている事務所)への就職・転職には困らないでしょう。

特許事務所や法律事務所へ転職した場合の年収情報は過去記事で詳しく書いたのでそちらをご参考に。

弁理士の年収の現実をこっそりと教えます【稼ぎ方も解説(有料級)】

続きを見る

なお、20代理系出身であれば、資格をもたなくても特許事務所への就職・転職は困らないと思います。

この場合、特許技術者と呼ばれるのですが、年収は低めの傾向です。特許技術者の年収情報もまとめたのでこちらの記事をご参考に。

特許技術者の年収は?1000万円を超える方法はあるのか?

続きを見る

③大企業への就職・転職

一方、弁理士の資格をとっても大企業への就職・転職に有利かと言うとそこは微妙~やや有利です。

というのも、新卒の場合、企業知財部で募集をかけるというより、研究開発職で募集をかけるため、弁理士の資格をもっていることが直接的に有利に働くわけではないからです。

ただし、自己PRにおいて、弁理士の資格をとったことの実績は評価されると思うのでやや有利と思います。

なかなか弁理士の資格をとることは難しく、努力と継続など人間的な面では評価されるのではと思います。

ただし、弁理士の資格をとれば、どこの大企業にも就職・転職できるという幻想は抱かない方がいいと思います。(筆者も経験済み)

④将来性

弁理士の資格をとるだけ将来性は確保されるものではないですが、さらに実務経験を積んで仕事ができるようになると食いっぱぐれになることはないでしょう。

おすすめは以下のキャリアを積んでいくことです。

学生時代(20代前半) 弁理士の資格勉強・合格(1~2年)
20代半ば 特許事務所へ就職
(指導が丁寧なところで実務をつける)
20代後半~30歳 資格有と実務ができることで30代が楽になる

筆者の場合は20代後半で弁理士試験を受験しました。

その後、特許事務所2所で4年ちょいかけて実務を積んできました。

このくらいになると自分の裁量で仕事ができるようになり、年収も高くなるので人生が楽になりました。(俗に言う人生イージーモードってやつです。)

ただし筆者は弁理士試験の受験時期が遅かったので、学生時代に弁理士試験を受験して合格すれば20代後半で人生が楽になると思います。

ここで、弁理士試験に合格して特許事務所へ転職する場合には、「年収の高さ」「環境・規模の大きさ」などよりも「丁寧な指導があるかどうか」「実務が伸びやすい環境かどうか」を優先しましょう。

初年度の年収が高くても、その後に実務が伸びなかったら年収は上がっていかないと思います。

実務って具体的に何とか?実務の伸び方については過去記事で書いているのでご参考に。

弁理士の実務はどうやって身につける?最短で身につける方法は?

続きを見る

⑤年収

年収についても資格だけでは不十分ですが、さらに実務をつけると年収は上がっていきます。

30代でも年収1000万円超えは十分可能です。

ただし、実務がつかないと年収は一向に伸びないとか普通にあるのでやはり最初は良質な指導を受けて実務を伸ばしていきましょう。

年収とか稼げる実務については過去記事でいくつか書いたのでそちらをご参考に。

弁理士の専門分野で稼げるものはどれか?弁理士が解説

続きを見る

弁理士で稼げない人の特徴は3つのタイプに分かれると思う

続きを見る

弁理士の仕事ランキング【稼げる仕事はどれだ!?】

続きを見る

2.大学生・20代が弁理士資格をとるメリットのまとめ

以上、知的財産に興味があったりで特許事務所や法律事務所への就職・転職を考えているのであれば弁理士はおすすめです。

弁理士におすすめ・向いている人は過去記事でもまとめたのでそちらもあわせてご参考に。

弁理士に向いている人は大きく2つのタイプに分かれると思う

続きを見る

弁理士をとることのメリットはたった1つだけ【サラリーマンの方向け】

続きを見る

 

お問い合わせはこちら

-弁理士

Copyright© 弁理士やまの知的な日常 , 2021 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.