士業 独立・起業

士業は独立してから半年食えない説。さてどう食いつなぐ?

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悩み太郎

士業は独立しても半年は仕事を来ないと言われるが

 みんなどうやって過ごしているんだ?気になるな…

こうした疑問に答えます。

 

弁理士やま

この記事を書いている人

  • ①弁理士試験(短答・論文必須・口述)1発合格
  • 特許事務所を独立開業。特許事務所サイトはこちら
  • ③Rubyで商標出願オンラインサービスを開発(開発期間2か月弱)➤失敗
  • そして現在、2021年公開商標公報事務所ランキング第11位(京都第1位。関西第2位)←NEW(2021/2/5)(https://jp-ip.com/ranking/35733/2)
  • ※資格勉強法を発信。資格スクエアのYoutubeチャンネルにて勉強法を発信。
  • 弁理士の勉強法は「弁理士試験の勉強時間を1,500時間で合格するための勉強法」の記事で解説。

士業で独立するタイプは大きく2つに分かれます。

  • ①すでに自分のクライアントがいて独立するタイプ
  • ②クライアントをもたずに独立するタイプ

今回お話しする内容は②でして、この場合、独立してから仕事の依頼がくるまで最低半年はかかると言われています。

これは弁理士に限らず、どこの士業でも似たようなものではないでしょうか。もしかしたら行政書士はもっと遅めかも…

そうすると、貯金が十分ではない人は独立して仕事の依頼がくるまでの半年間はどうやって過ごすのだ!?と思われるかもしれません。

そこで、今回は、士業が独立してから士業の仕事の依頼が来ない半年までの間をどのように過ごしたのか、筆者の経験を交えて解説したいと思います。

1.士業の食えない半年をどのように過ごすべきか。体験談つき

2.士業の食えない半年でやらないほうがよいこと

3.士業の独立してから半年は食えない説のまとめ

1.士業の食えない半年をどのように過ごすべきか?

弁理士やま

ここでは筆者が食えない半年をどのように過ごしたかお話しします。絶対にこれが正解と言うわけではないですが。ご参考ください。

ポイントをまとめると以下のとおりです。

  • ①独立前から不労所得的なものを始めた(筆者であればブログ。)
  • ②独立資金は必要最小限とした。軌道に乗ってから徐々に拡大した。
  • ③レンタルオフィスは使わずバーチャルオフィスを利用した。
  • ⓸業務委託はせずやることは何でも自分でやった(集客・ブログ・WEB制作・オンラインサービスなど)➤これが1番重要と思う。

筆者の場合、独立前から半年は食えないという話を聞いていたのでブログを育てて収益化させました。

このため、本業での収入はほぼ0が続きましたが、ブログ収益で月に数十万円入っていたのでこれが大きかったです。またブログコンサルという仕事も頂き、副業ながら100万円のお仕事も頂きました。

必ずしも筆者はブログをおすすめするわけではないですが、こうした不労所得的なものをもっていると独立で仕事が来なくても強いです。

また筆者は結果的にブログで食いつなぎ、ブログで集客できたので、ブログには感謝です。

ブログ集客はこちらの記事もご参考に。

士業のブログ集客で失敗しないための鉄則5カ条を独立士業が語る

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また、筆者の場合、当初は独立資金は最小限としました。

固定電話の開設、FAXの導入、オフィス代など費用がかかりますが、なるべく最初は費用を抑えました。最初は、固定電話は携帯電話とし、FAXはなしとました。

最初から準備にお金をかけるのも重要かもですが、借金するくらいならお金をかけすぎるのは得策ではありません。

というのも、お金の悩みは人を破滅に追い込みやすいからです。追い込まれると精神的にまいってしまいますし見た目も老けてしまいます。

まずは細々とやることがおすすめです。

士業の独立開業に必要な資金は50万円あればよい話

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オフィスは最初はバーチャルオフィスでもありと思います(ただし、一部の士業では認めらない場合もあり。)

士業でバーチャルオフィスを利用するのはありな人は?

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また、事務所はバーチャルオフィスで、仕事場は実家もありと思います。

実家であれば生活費が浮きます。

最後にですが、これが一番言いたいことでして、外部に委託せずにできることは自分でやりました。

WEB(HP)制作・Youtube・ブログ・オンラインサービスの制作。全て自分でやりました。(今のHPは軌道に乗った後に一部外部委託。)

どうせ食えない半年です。

暇ですし自分でやりましょう。筆者はあらゆることをやりました。プログラミングも1日7~8時間やりました笑

結果的に暇なこの時期にあれこれやった経験が活きてきます。

 

特にHP制作はセールスライティングも学べるのもマーケティングにも強くなれると思います。

売れている士業のサイトを参考にする。売れている士業のサイトはほぼみな洗練されています。

士業がホームページを自分で作るには?【早くて半日。通常2~3週間。】

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また、外部に委託するのもありですが、満足するレベルとなると相当高額なお金を払う必要があると思います。

一方、クラウドソーシングに頼むと安くすみますが、満足するレベルとなると微妙です(筆者経験済み。)

筆者は会計については税理士に依頼していますが、これも自分でやっとけばよかったと思ってます。

こうした半年の間に独立に必要なことを外部でなく自分でやることで結果的にさまざまなスキルが手に入り、それが結果的に集客にむすびつきます。(スキルの掛け算で同業と差別化できるから。)

2.士業の食えない半年でやらないほうがよいことは?

悩み太郎

食えない半年の間に変なものに手をつっこんでしまいそうだなあ…

食えない半年の間に、逆にこれはやめとけと思うことをまとめておきます。(あくまで筆者の独断と偏見です。やるなら自己責任で。)

  • ①外注・下請け➤自分のクライアントをもつことが難しくなる。
  • ②士業向けの集客ビジネス➤自費出版・有料対談(紹介)記事・AIによる自動メールなどのサービス
  • ③マーケティングのスクールに通う(筆者はやめとけと思う。)

多額のお金を使うだけでなく、時間も使ってしまい、結局食い物にされるリスクがあります。

以下、順番に解説します。

①外注・下請け

外注・下請けとは、同業者から仕事をもらい、こなすことで報酬をもらうことです。

実際、話を聞いていると、弁理士の中には、外注だけで食べている弁理士もいるのだとか。

しかし、外注・下請けはおすすめしません。

理由は「単価が安いこと」と「集客に必要な時間がとられる」ことです。また、一部の業務については、法律的に好ましくないものもあります。

同業が仕事を外注することはたいてい面倒くさく、時間のかかる仕事が多いですし、単価(報酬)も安い場合が多いです。

(ただし、仲のよい、あるいは私的に交流が深い場合には話は別ですが。単に仕事だけのつながりの場合はやめといたほうがよいです。)

また、外注は質が悪いことが多く、外注する側も外注される側もWin-Winの関係に築きにくいという問題もあります。(聞いた話。)

②士業向けの集客ビジネス

また、集客に焦るあまり、士業に勧誘してくるビジネスに乗らないようにしましょう。

勧誘ビジネスとは例えば、以下のとおりです。

  • ①自費出版の勧誘(相場30万円ほど)
  • ②有料対談記事・事務所紹介記事のサイト掲載の勧誘(相場6万円ほど)
  • ③AIを使った大量メールの勧誘(相場3万円?ほど/1回)

筆者にもメールや電話で勧誘がきましたがどれもやめたほうがよいです。(もちろん筆者もやってません。)

①と②については、出版したり、記事がサイトに公開されることで知名度を上げられるように思えるかもしれません。

しかし、自費出版については、時間もお金もかかるだけでなく、出版して公開しても出版会社はほとんど宣伝告知はしないと思いますし、ブランディングの役割を果たしにくいと思います。

後者の有料のサイト掲載に至っては、有料でお金をとるようなサイトのコンテンツにとても魅力があるとは思えず、正直誰が見るのか!?と言う話ですし、仮に見るとすればそれは集客したい層ではなく、情弱をカモにするハンターではないかと思います。

出版業界の中にはよく士業は食えないという記事を出しているところもありますが、出版業界は士業以上に食えない業界でしょうし、こうした出版業界のビジネスは注意した方がよいでしょう。

独立すると、こうした勧誘ビジネスがきます。全てがどうというつもりはないですが、筆者はおすすめしません。

もし迷ったらツィッターやネットで会社を検索して評判を確認しておきましょう。

③マーケティングのスクールに通う

全てのスクールを否定するつもりはないですが、基本的に高いお金を払って通う必要はないと思います。

というのも、マーケティングについては本を読んで勉強して、読んだ内容を実践すればいいからです。

本としては、「たった一人の分析から事業は成長する 実践顧客起点マーケティング(西口一希著)」などAmazonで検索すれば評価の高いものがたくさん出てきます。一冊を読みこなせばOKと思います。

スクールに通うと多額なお金を費やすことになり、お金の心配が大きくなり、ますますうまくいかないリスクも出てきます。

特に、「士業は食えない。時代遅れ!これからはマーケティングをやれ!」とマウントをとり、自社スクールを紹介しているようなところはやめといたほうがよいです。

あるいは、マーケティングから経営の知識も深めるために、中小企業診断士の資格勉強をするのもありでしょう。

ただし、時間がかかるので、この場合は独立開業前に準備しておくことがよいです。

士業が中小企業診断士の資格勉強をするメリットは?

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3.士業の独立してから半年は食えない説のまとめ

筆者が食えない半年をどのように過ごしたかのまとめは以下のとおり。

  • ①独立前から不労所得的なものを始めた(筆者であればブログ。)
  • ②独立資金は必要最小限とした。軌道に乗ってから徐々に拡大した。
  • ③レンタルオフィスは使わずバーチャルオフィスを利用した。
  • ⓸業務委託はせずやることは何でも自分でやった(集客・ブログ・WEB制作・オンラインサービスなど)

本ブログでは筆者の経験をふまえて士業の独立の記事を発信していますのでご参考に!

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