士業 資格

士業の独立開業に必要な資金は50万円あればよい話

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悩み太郎

 士業で独立開業したい。

 必要な開業資金はいくらなの?

こうした疑問に答えます。

 

弁理士やま

この記事を書いている人

  • 弁理士で独立開業。
  • 経験に基づいた試験勉強法を発信。資格スクエアのYoutubeチャンネルにて勉強法を発信。

一般的に独立開業に必要な資金は300万円と言われています。

参考:「起業に必要な資金はいくら?会社設立や事業の種類で見る開業費用の例

しかし、士業の場合には50~100万円あれば独立開業することはできます。(筆者の場合、50万いってないですw)

本内容では、さらに深堀して、士業の独立に「最低限」必要なものと費用を具体的に解説していきます。

1.士業の独立開業に最低限必要なものと費用

2.士業の独立開業を30万円で始めるには?

3.独立開業にコスパよい士業は?

4.士業の独立開業のまとめ

1.士業の独立開業に最低限必要なものと費用

士業の独立開業に必要なものは以下のとおり。

費用の相場
①入会費と年会費 ¥300,000
②オフィス代 ¥5,000(バーチャルオフィス)
¥10,000(自宅兼業。マンションの場合別途料金がかかる。)
¥75,000(レンタルオフィス)
③ホームページ代 ¥10,000(自作)
¥500,000(クラウドソーシング)
¥1500,000(プロに頼む場合)
④事務所用の電話代・FAX代 ¥5,000(フリーダイヤル利用料)
¥5,000(FAX利用料)
⑤PC・プリンタ代 ¥100,000(PC1台+Ofiiceつき+セキュリティ完備)
¥50,000(プリンタ1台)
⑥広告費 ¥200,000(Googleで広告)
⑦営業費 ¥200,000(DMの郵送代+パンフレット制作)

※弁理士の独立開業に必要なものは「弁理士の独立マニュアル|開業準備まで集客まで徹底解説!」の記事でさらに詳しく解説。

※行政書士の独立開業に必要なものは「行政書士の独立の準備は簡単だが開業が難しい話【戦略が重要です】」の記事でさらに詳しく解説。

広告費と営業日をかけず、オフィスはバーチャルオフィスか自宅兼業にすれば¥500,000ほどで独立開業は可能です。

ただし、開業したてから半年は仕事をとりづらく、どうしても広告費と営業費は必要となってきます。

それでも、100万円いくかいかないかでして、その他の独立開業に必要な資金と比べるととても安くておすすめです。

以下、それぞれの費用についてさらに解説していきます。

①入会費と年会費

弁理士 行政書士 司法書士
入会費 ¥35,800 10万~25万
※都道府県により異なる
¥35,000~50,000
※都道府県により異なる
登録免許税 ¥60,000 ¥30,000 ¥30,000
研修費用 ¥118,000(必須) 不要 不要
登録費用 ¥15,000/月 ¥7,000 ¥15,000~25,000
※都道府県により異なる

代表的な士業の入会費と年会費は上のとおりです。

弁理士・行政書士の場合には、最初にかかる費用は高めであるのに対し、毎月の登録費用は安めです。

一方、司法書士の場合には、最初にかかる費用は安めですが、毎月の登録費用は高めです。

ただし、いずれの士業においても、入会費と年会費あわせて200,000~300,000円はかかります。

②オフィス代

オフィスは以下の3つのタイプがあります。

  • バーチャルオフィスを借りる
  • 自宅兼業とする
  • レンタルオフィスを借りる

バーチャルオフィスについては、行政書士など一部の士業で制限があります(弁理士・税理士などはOK)。

バーチャルオフィスは、破格で¥5,000~であり、あなたが自分で好きな地域も決めることができます。

ただし、安めではあるものの、対面面談をする場合には会議室のレンタル代がかかりますし、さらに自宅への郵便物などの転送などで費用もかかってしまいます。参考:「バーチャルオフィスの東京格安3選の比較と失敗しない選び方のポイント

このため、オフィス代を少しでもおさえたいなら、バーチャルオフィスよりも自宅兼業でもよいかもしれません。

あなたがマンションに住んでいて自宅兼業する場合、賃貸契約書で自宅兼業が可能かどうかを調べることをおすすめします。マンションの管理会社との交渉で自宅兼業をしてもよいという場合もあります。その場合、家賃に消費税がとられる場合もあります。

③ホームページ代

ホームページは必須といえます。

特にあなたがバーチャルオフィスや自宅兼業をする場合、事務所の「顔」が見えないので、集客のために、ネット上だけでもしっかりとした「顔」を作っておく必要があります。

ホームページは自作だとレンタルサーバー代とドメイン代くらいしかかからず、費用は10,000円/年ほどでおさえることができます。

>>「士業のホームページ制作は自分で作れる話【半日で作れます】

ただし、自分で作れる自信がない方はクラウドソーシング(ランサーズなど)、プロの制作サイトに頼みましょう。

筆者は、ランサーズ、プロの制作サイトに依頼をしたのですが(動きのあるサイトを作りたかったため)、予算100万円では無理だと制作サイトに断られました…このため、プロの制作サイトに頼む場合には150万円ほどの予算が必要のようです。

それくらいの予算がないのであればランサーズなどからランサーに発注することがおすすめです。50万円ほどの予算で募集すれば、めちゃくちゃ募集かかります。

ただし、開業当初はほとんどみなさん暇ですし(筆者も含め)、勉強のためにホームページを作るのもいいと思います。(集客の勉強になります。)

④事務所用の電話代・FAX代・PC代・プリンタ代

士業のほとんどは書類を作成する仕事ですので、PCとプリンタは必須といえます。

またクライアントの情報を扱う仕事ですので、PCはセキュリティを完備しておくことをおすすめします。

電話とFAXについてはあるほうが信頼につながります。

電話が携帯電話だったり、メールがGmailだとやはり「ここは大丈夫か!?」と思ってしまいます。

電話については固定電話を設けなくてもネオフリーコールの月額プランに加入すればフリーダイヤルを取得できますし、

FAXについてもFAX本体を設けなくてもeFaxの月額プランに加入すればFAXを取得できます。

メールについては、お名前ドットコムなどでメール用のドメインを取得すればOKです。メール用のドメインはサイトのドメインと同じものを使うことをおすすめします。

⑤広告費・営業費

士業だと、独立開業して半年は仕事がとれないと言われています。

このため広告費・営業日にお金をかけて仕事を取ってくる必要もでてきます。

特に行政書士の場合、マーケティングがとても重要なので、広告・営業にお金をかける方は多いようです。

>>「行政書士は食えないのは嘘だが簡単には稼げない理由を有資格者が解説

ただし、お金をかけない方法もあります。

それはTwitterで士業のつながりを強化して、仲良くなった士業・同業者から仕事を紹介してもらうやり方です。

Twitterに加えてブログも始めることをおすすめします。Twitter・ブログから仕事をダイレクトにもらえることはあまりないですが、Twitter・ブログを通じて知り合った方の紹介(さらにまたその人の紹介)などで仕事をもらいやすいです。

2.士業の独立開業を30万円で始めるには?

士業の独立開業を30万円で始めるやりかたは以下のとおり。

  • 事務所勤務のときに登録の初期費用を負担してもらう
  • バーチャルオフィスか自宅兼業
  • 営業・広告はTwitterとブログ兼用(あとはYoutube)
  • ホームページは自作

これくらいやればかかる独立開業の資金を30万円以下でおさえることができます。

最初は借金をせずに初期投資をおさえて、うまくいけばどんどん資金を投入していくというやり方もありと思います(筆者もそうです)

最初から借金をすると出戻りが困難となりますし、精神的にもヤバくなりますのでおすすめしません。

3.独立開業にコスパよい士業は?

他の士業の独立開業もいろいろ調べましたが、コスパよい士業は弁理士と思います。

比較的リモートでやりやすい士業ですし、海外のクライアントをもてる(➤オフィスにお金をかけなくてもよい。)ことも大きな特徴です(海外営業だと費用はかかりますが…)

また、独立開業弁理士の数も少なく、比較的営業・広告にお金をかけなくても集客しやすい士業といえます。

参考>>「弁理士の仕事内容を分かり易く解説【1日のスケジュールも公開】

4.士業の独立開業のまとめ

士業の独立開業に必要なものは以下のとおり。

費用の相場
①入会費と年会費 ¥300,000
②オフィス代 ¥5,000(バーチャルオフィス)
¥10,000(自宅兼業)
¥75,000(レンタルオフィス)
③ホームページ代 ¥10,000(自作)
¥500,000(クラウドソーシング)
¥1500,000(プロに頼む場合)
④事務所用の電話代・FAX代 ¥5,000(フリーダイヤル利用料)
¥5,000(FAX利用料)
⑤PC・プリンタ代 ¥100,000(PC1台+Ofiiceつき)
¥50,000(プリンタ1台)
⑥広告費 ¥200,000(Googleで広告)
⑦営業費 ¥200,000(DMの郵送代+パンフレット制作)

※弁理士の独立開業に必要なものは「弁理士の独立マニュアル|開業準備まで集客まで徹底解説!」の記事でさらに詳しく解説。

※行政書士の独立開業に必要なものは「行政書士の独立の準備は簡単だが開業が難しい話【戦略が重要です】」の記事でさらに詳しく解説。

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>>「弁理士試験の概要・ガイドの合格まとめ記事

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