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資格の難易度ランキングは意味がないから気にするなと言える理由

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「資格の難易度ランキングを知りたい。」

これから資格勉強を始めようと思ったら、まず資格の難易度ランキングを調べようとする人は多いです。

そして、あなたが受けたいと思っている資格の難易度が高すぎたり、逆に低すぎたりして躊躇したりしたことはありませんか。

しかし、資格選びのための資格の難易度ランキングはぶっちゃけ意味がないです。気にする必要はないです。

本内容では、資格の難易度ランキングは意味がないといえる理由について解説していきます。

それでも難易度のランキングを知りたい方は、本ブログの「士業の難易度・年収・モテるランキングのまとめ【あなたにおすすめは?】」の記事をご参考に。

弁理士やま

この記事を書いている人

  • 弁理士で独立開業。
  • 経験に基づいた試験勉強法を発信。資格スクエアのYoutubeチャンネルにて勉強法を発信。

投稿して1日で3万PV以上を達成した資格勉強法の記事はこちら(リライト済み)

>>資格試験の勉強法|1発で合格するために難関資格1発合格のプロが図解で解説

本内容の構成

1.資格の難易度ランキングは意味がないといえる理由

2.難易度の高い資格と難易度が簡単な資格の見分け方

3.資格の難易度ランキングは意味がないのまとめ

1.資格の難易度ランキングは意味がないといえる理由

資格の難易度ランキングは意味がないといえる理由は以下のとおり。

①ランキングの判断の基準が不明確であるため➤分野が異なる全ての資格について難易度のランキングをつけることは不可能。

②資格の難易度は個人差によるところが大きい➤あなたがどの学部を専攻したのか・受験資格・年齢によって資格の難易度は異なってくる

③難易度が年々大きく変わる資格もあるため➤ランキングサイトの情報が正確とは限らない

④難易度のランキングを知ったところで得るものは特にない➤これが一番大きい

順番に解説します。

①ランキングの判断の基準が不明確であるため

まずランキングの判断の基準が不明確です。

資格の難易度ランキングサイトを見てみるとわかりますが、「独自による判断」としているものがなく、何を判断基準としているのかが不明であることが多いです。

あくまで客観的なデータに基づくランキングではなく、信憑性は低いと思ったほうがよいです。

②資格の難易度は個人差によるところが大きい

また、資格の難易度は個人差によるところがとても大きく、ランキング化することは不可能です。

例えば、資格の難易度のランキングサイトは、法律系資格やIT系資格をひとまとめにしてランキング化して数値化していますが、法律系の学部出身者では、行政書士試験(難易度63)よりもPHP技術者認定試験(難易度59)のほうがはるかに難しく感じるでしょう。

しかし、ランキング化により数値化すると、一見すると実際は難しい試験でも簡単に思われますし、簡単な試験でも難しく思われます。ランキングにまどわされると失敗しやすいため注意したほうがよいです。

また、資格には、単なる筆記試験以外にも技能試験もありますし、受験資格もありますので、判断基準の要素は複雑です。

簡単にランキング化することは困難であり、信憑性は低いと思ったほうがよいです。

③難易度が年々大きく変わる資格もあるため

また、資格によっては、難易度が前年と比べてかなり易化したり、難化したりするものもあります。

例えば、今年の中小企業診断士の資格は1次試験の合格率が前年度(2019年度)が30%であるのに対し、本年度(2020年度)は42%と大幅に上がっており、易化しています。参考:「中小企業診断士の難易度は楽勝か難しいのか?【簡単になっています】

ランキングサイトの情報は前年度よりも前から更新されていないこともありますので、難易度が全然違うということもあります。

④難易度のランキングを知ったところで得るものは特にない

また、難易度のランキングを知ったところで得るものは特にないです。

受けようとする資格の難易度が高いことを知ると躊躇してやめてしまいがちで、もしかしたら合格したかもしれないチャンスを逃してしまうかもしれません。

また受けようとする資格の難易度が低いことを知るとそれはそれで躊躇してやめてしまいがちで、合格して転職に成功したり、独立開業で成功したりしたかもしれないチャンスを逃してしまうかもしれません。

一方、資格の難易度のランキングの知るメリットと言うのはそれほどないです。(知らない資格を見つけやすいという点ではメリットはあるかもしれないですが・・・)

このため、難易度ランキングについては気にせず、あなたがとりたいと思った資格を目指すことをおすすめします。

ただし、難易度を全く無視して資格勉強をすると無謀に終わる場合もあります。

そこで、筆者が独自の経験をもとに、難易度の高い資格と難易度が簡単な資格の見分け方を解説していきます。

2.難易度の高い資格と難易度が簡単な資格の見分け方

難易度の高い資格と簡単な資格の見分け方は以下の5つが役に立ちます。

  • 受験制限の有無(無いほど簡単)
  • 筆記試験の有無(無いほど簡単)
  • 口述試験の有無(無いほど簡単だが、ほとんどの口述試験は難易度が低い)
  • 合格者の平均年齢(高いほど簡単)
  • 合格率(低いほど簡単)

まず、受験制限ですが、学歴・実務経験の有無・年齢などにより制限をかけているところもあり、制限がかけられている資格は当然難易度が高いといえます。

ただし、難関資格の中でも受験資格がないものもありますので注意してください。(弁理士・司法書士など)。

次に、筆記試験の有無は調べましょう。

資格の試験の形式は主に3つのタイプがあり、選択肢形式(複数の選択肢から1つ選ぶ問題)・記述形式(論述形式)・口述形式です。

記述形式は、単に知識があるだけではだめで、採点者に知識をうまく伝えるための文章力が必要になります。

このため、記述形式があるのとないのとでは難易度も全然違ったものとなります。

口述形式は、文章力ではなくコミュ力です。ただし、口述形式は合格率がきわめて高いケースが多いです。(弁理士・中小企業診断士など)

一方で、選択肢形式のみの試験は比較的難易度は易しいといってもよいです(例えば、社労士・行政書士(記述もあるが40字程度)・宅建)

次に、合格者の平均年齢も調べておきましょう。平均年齢が高めの場合、難易度は低めの傾向です。

というのも、合格者の平均年齢が高いということは、受験生の平均年齢が高いと言えます。

ということはたいていは社会人ですし、学生と異なり、勉強時間にそれほど時間をあてることもできませんし、おまけに年をとると記憶力など低下します。

つまり、受験生の平均年齢が高ければ高いほど、ライバルのレベルは低く、合格しやすい(難易度が簡単である)傾向にあります。

この点については、特に20代の人にとってアドバンテージは大きいといえるでしょう。

実際に、筆者は難関資格と言われる弁理士試験を20代で受験しましたが、受験生の平均年齢は40前後であり、結果として短答・論文必須に一発合格しています。

最後に合格率です。当然、合格率が高いと難易度は簡単な資格といえます。

ただし、合格率は全く勉強していない記念受験生も含まれていますし、たいていの資格の合格率は低めと思っておいてOKです。

合格率は10%前後でも合格できるチャンスはあると思ってOKです。

3.資格の難易度ランキングは意味がないのまとめ

資格の難易度ランキングは意味がないといえる理由は以下のとおり。

①ランキングの判断の基準が不明確であるため➤分野が異なる全ての資格について難易度のランキングをつけることは不可能。

②資格の難易度は個人差によるところが大きい➤あなたがどの学部を専攻したのか・受験資格・年齢によって資格の難易度は異なってくる

③難易度が年々大きく変わる資格もあるため➤ランキングサイトの情報が正確とは限らない

④難易度のランキングを知ったところで得るものは特にない➤これが一番大きい

難易度の高い資格と簡単な資格の見分け方は以下の5つが役に立ちます。

  • 受験制限の有無(無いほど簡単)
  • 筆記試験の有無(無いほど簡単)
  • 口述試験の有無(無いほど簡単だが、ほとんどの口述試験は難易度が低い)
  • 合格者の平均年齢(高いほど簡単)
  • 合格率(低いほど簡単)

本ブログでは、資格の中でも筆者の有資格である弁理士試験と行政書士試験について情報発信しています。

ご参考頂ければと思います。

>>「弁理士試験の概要・ガイドの合格まとめ記事

>>「行政書士試験の仕事・難易度・勉強時間・勉強法のまとめガイド

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