
資格は意味がないとか時間の無駄だと言われるしとらなくていいのかなあ。
こうした疑問に答えます。

この記事を書いている人
- 行政書士有資格者(弁理士試験合格のため)
- 弁理士で独立開業。
- 経験に基づいた試験勉強法を発信。資格スクエアのYoutubeチャンネルにて勉強法を発信。
結論を言うと、「意味がないのは嘘」と言えます。
これはすべての資格に当てはまります。よく資格をとっても意味もないと言われるファイナンシャルプランナーについても言えます。
なぜ意味がないのは嘘と言えるのか。本内容ではその理由を解説します。
また、後半では資格の中でも一生使えるおすすめの資格を3つ紹介しますので最後までご覧いただければと思います。
本内容の構成
1.資格は意味がないのは嘘である理由
2.一生使える資格を3つ紹介
3.資格は意味がないと一生使える資格のまとめ
1.資格は意味がないのは嘘である理由
資格は意味がないのは嘘である理由は以下のとおりです。
①知識が身につく ➤実生活で役に立つ
②継続力が身につく➤これが一番大きい
③応用力が身につく
順番に解説します。
①知識が身につく
まずどんな資格であれ勉強すれば知識が身につきます。
知識が身につくことで実生活に役に立ちます。
例えば、ファイナンシャルプランナーは役に立たない資格の代表格と言われていますが、ファイナンシャルプランナーの資格勉強をすることで民間保険に詳しくなりますし、実生活に役立ちます。
また法律系資格を勉強すると、民法や行政法に詳しくなりますし、ニュースや社会情勢もより理解が深まります。
このため、どんな資格であれ日常に役立つ知識が身につくため意味がないということはありません。
②継続力が身につく➤これが一番大きい
次に継続力が身につきます。
実はこれが1番大きいです。
というのも成功には、行動力と継続力と修正力の組み合わせが不可欠でして、たいていの人は一つのことを継続して成果をあげたことはないからです。
継続して成果をあげると、自信につながりますし、成果をあげるためにやってきた過程は経験として今後に生きてきます。
あなたが今後新しいことにチャレンジするときに成功するかしないかは、これまでに継続して成果をあげたことがあるかが重要です。
継続して成果をあげる具体例としては、特定の競技の全国大会に出場したとか、優勝したとか、あるいは一流大学と言われる大学に合格したといったものがあげられます。
しかし、社会人になっていくと仕事が忙しくなったり、育児が忙しくなったりと、継続して成果をあげられるものを経験しなくなります。
これに対し、資格勉強は、半年~1年間勉強を継続して成果をあげることができる経験としてとても有効です。
筆者は学生時代、数カ月TOEICの勉強をしてスコアを300点ほど上げました。
残念ながら、TOEICのスコアは就活に役立ちませんでしたが、TOEICの勉強を毎日継続したという経験があったおかげで、継続力がつきました。
これにより、その後の弁理士試験の資格勉強を毎日継続できましたし、副業として始めたブログも毎日継続できました。
その結果、弁理士試験に合格もできましたし、ブログも最高月額30万円の収益を達成することもできました。
③応用力が身につく
最後に応用力が身につきます。
資格は役に立たなかったとしても、これまで勉強して資格を合格したというノウハウは、あなたが今後新しいことにチャレンジする上で役に立ちます。
例えば、役に立たない資格をとっても、資格勉強のノウハウを生かして役に立つ資格をとることもできます。
具体的には、役に立たないと言われているファイナンシャルプランナーで身につけた資格勉強のノウハウを生かして社労士試験にチャレンジすれば、ファイナンシャルプラナーの資格勉強をしていない場合にくらべるとはるかに合格率は上がります。
実際、筆者は弁理士試験に一発合格(短答・論文必須・口述)しましたが、これまでに筆者はTOEIC・航空管制官試験(公務員試験)を受験した経験があり、この経験があったからこそ一発合格できたと思っています。
新しいことは資格だけではありません。
資格勉強で身につけた継続力や試行錯誤をしてきた修正力は、仕事の実務などほかのところでも役に立つでしょう。
以上のとおり、どんな資格を勉強したとしても、知識・継続力・応用力が身につくと思うので決して意味がないというのは嘘といえます。
ただし、意味がないのは嘘だからといて、使えないのは嘘ということを言っているわけではありません。
「使えない」というのは、就職、転職、独立開業、年収アップに使えないという意味です。
使えない資格はたくさん存在していますが、その一方で一生使える資格も存在します。
もしあなたが使える資格がほしいなら一生使える資格を目指して勉強することをおすすめします。
そこで、後半では一生使える資格を3つ紹介しておきます。
2.一生使える資格を3つ紹介
一生使える3つの資格は以下のとおりです。
- 転職に有利な資格がほしいなら「宅建」
- 独立開業できる資格がほしいなら「行政書士」
- 転職にも独立開業にも強い資格がほしいなら「弁理士」
「宅建」は、転職に有利な資格と言われています。
というのも、「宅建」の資格が生きる業界は、「不動産業界」「建設業界」「銀行業界」と幅広く、特に不動産業界では、宅建士がいないとできない業務もあります。
>>参考「宅建のメリットのまとめ|コスパ最強の資格なのか!?」
またあなたが不動産業界で働いている場合、資格手当として月2~3万円もらえますし、とって損をしない資格といえます。
もしあなたが脱サラしたいけど独立開業したいなら「行政書士」がおすすめです。
行政書士は試験の難易度は比較的低めであり、半年~1年の勉強量で合格できます。
行政書士は独立開業しやすい資格と言われており、営業が大変ですが食えない資格ではないです。
>>参考「行政書士は食えないのは嘘だが簡単には稼げない理由を有資格者が解説」
なお、行政書士は転職に有利な資格ではなく独立のための資格ですのでその点注意してください。
もしあなたが転職に有利でしかも将来的に独立開業を目指すなら弁理士をおすすめします。
弁理士の仕事は特許や商標の権利をとる仕事でして、弁理士の資格をとれば、未経験でも特許事務所へ転職できますし(20~30代)、実務も身につければ一部上場企業のサラリーマンの年収より稼げます。
また独立開業もほかの資格とくらべると独立開業で成功しやすいです。
弁理士は難易度が高いと言われていますが、実際はそうでもないです。筆者は難関大学出身ではないですが、1年弱の勉強量で合格できました。
>>参考「弁理士試験の難易度と合格率はぶっちゃけ気にしなくてもよい理由」
一発逆転を目指すならこれらの中でも弁理士をおすすめします。
3.資格は意味がないと一生使える資格のまとめ
資格は意味がないのは嘘である理由は以下のとおりです。
①知識が身につく ➤実生活で役に立つ
②継続力が身につく➤これが一番大きい
③応用力が身につく
一生使える3つの資格は以下のとおりです。
- 転職に有利な資格がほしいなら「宅建」
- 独立開業できる資格がほしいなら「行政書士」
- 転職にも独立開業にも強い資格がほしいなら「弁理士」
参考記事
>>参考「宅建のメリットのまとめ|コスパ最強の資格なのか!?」