「ホームページの作り方を教えてほしい。
ホームページの作成を業者に依頼すると高いし、自作したい。
けれどホームページの作成にそんなに時間を使えないくらい忙しい。簡単に作れる方法を知りたい。」
こうした疑問に答えます。
特に今は副業を始めたり、脱サラしてビジネスを始めようと考えている方も増えています。
ビジネスを始めるにあたり、ホームページの作成は必須といえますし、ホームページはいわばビジネスの顔ともいえる存在です。
そこで本記事では、失敗しないホームページの作り方を筆者の実体験に基づいて図解で簡単に解説していきます。
筆者もまたビジネスを始めていまして、ホームページを2~3日ほどで自作しています。
事務所のサイトを自作しました。(ロゴも自作)https://t.co/P4Z5ILRIGN
必要経費は
ワードプレス開設費用約¥10,000(年間)
ワードプレステーマ費用¥15,000
制作期間はレイアウト案も含めて約3日。
士業も独立するならサイトを自作できた方が安上がりですみますし難しくないですよ。😊— 弁理士やま@BrandAgent (@foxipseo) November 3, 2020
予算も手ごろですのでぜひご参考いただければと思います。
結論から言うと、ホームページの自作に必要なものは以下のとおりです。(くわしくは後述します)
- サーバー
- ドメイン
- ワードプレスのテーマ
- デザイン作成ソフト(Firealpacaなら無料で使えます)
本内容の構成
1.ホームページの作り方・自作の手順
2.HTMLでホームページを作ることはおすすめしない理由
3.ホームページの自作にcssの知識は必要か?
4.ホームページの作り方・自作のまとめ
Contents
1.ホームページの自作・作り方のおすすめの手順
ホームページの作り方のおすすめの手順は以下のとおり。
ポイント
①ホームページのデザインを考える
②ドメインを取得する
③レンタルサーバーと契約する
④ワードプレスをインストールする
⑤テーマをインストールする
⑥デザイン案に沿ってサイトのページを作る
他のやり方も考えられますが、これがベストかなと思います。
筆者が作ったサイトも上の手順で作り上げています。
理由もあわせて以下順番に解説していきます。
①ホームページのデザインを考える
まずホームページをいきなり作るのではなくて、デザインを考えてみましょう。
デザインをあらかじめ考えておけば、あとはそのデザインにあわせてサイトを作り上げればよいので何度も修正したりすることがなく、スムーズに進められます。
特にあなたが一人でビジネスを始めるのではなく、複数と始めるのであれば、あらかじめデザインを考えて、同意をもらうようにすれば、何度もやり直すことなくスムーズにすすめられます。
デザインを考える上で重要なポイントは以下の2つ。
注意ポイント
①誰に向けてのサイトなのか。
②何のページが集客のために必要か。
①については、具体的にどういう人をターゲットにしているのか絞り込みましょう。
そして、ターゲットにあわせたデザインを考えましょう。
例えば、筆者の場合、筆者のビジネスは商標申請の代行サービスでして、ターゲットは中小企業の社長さんを想定しています。
サイトのトップページには、中小企業の社長さんが知りたい情報に絞った内容としています。
また、かっこいい動きのあるお洒落なサイトよりも、知りたい情報がすぐわかるコンパクトなサイトに仕上げています。
このように、ターゲットを絞れば、どんなデザインに仕上げるべきか自ずと分かりますので予め絞り込んでいくことをおすすめします。
もし困ったら、同業の中でも、集客できているサイトのデザインをサーチしてみることをおすすめします。
複数のサイトを見ていくと傾向が、トップページにはまずどんな情報を載せるべきかとか、どんなデザインが好まれているのか、などよく見えてきます。
②について、集客のために何のページが必要かを知りましょう。
具体的には、以下の5つは必須です。
- トップページ(ランディングページ)
- 事業の場所の情報(どこでやっているのか)
- 事業者の情報(だれがやっているのか)
- 料金表(いくらなのか)
- お問合せページ
これに加えて、あなたのビジネスのジャンルのいかなるキーワードからも検索エンジンで検索されるように、ブログを作っておくことも重要です。
例えば、筆者の場合、商標申請の代行サービスなので、商標申請に役立つブログも発信しています。
これにより、例えば、「商標登録 費用」「商標登録 代行」といったキーワードで検索されたとき、Googleなどの検索エンジンで上位表示されれば集客につながりやすいです。
②ドメインの取得・レンタルサーバーの契約・ワードプレスのインストール
デザインが決まったら、次に「ドメインの取得」「レンタルサーバーの契約」「ワードプレスのインストール」を続けて行いましょう。
ホームページの作り方にはいろいろあるのに、なぜワードプレスなの?と思われるかもしれません。
そこでワードプレスをおすすめする理由を以下に解説します。
無料や有料のソフトを使って自分で作ったりもできますが、HTMLやCSSの知識が必要となります。
これに対し、HTMLやCSSの知識がなくても作れるシステムがありまして、これがCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)と呼ばれるものです。ワードプレスはこのCMSに含まれます。
CMSは他にWixなどが挙げられますが、これらの中でもワードプレスをおすすめする理由としては「難しくないこと」と「SEOに有利」であることが挙げられます。
特に「SEOに有利」と言うのが重要です。せっかく作ったのにGoogleで検索順位に上がらなければ効果も薄れます。
Wixもお手軽に作れてかっこいいサイトも作れますが、SEOにあまり強くない印象です。
参考:「【プロが語る】WIXはSEOに弱いけど便利です【WordPressの勝利】」
ちなみにSEOって何?と言う方は「SEOの内部対策で見落としがちなポイントを10個紹介【初心者向け】」の記事をご参考ください。
ワードプレスを使うには、レンタルサーバの契約が必要ですが、年間1万円ほどでコストパフォーマンスもよしです。
ワードプレスの作り方については「ワードプレスの始め方(作り方)から書き方まで失敗しないための方法を解説」の記事で詳しく書いていまして、20分ほどで簡単に作れます。
こちらをご参考いただければと思います。
③テーマのインストール
テーマとは、サイト全体のテンプレートのことをいいます。
ワードプレスをインストールしただけではまだ何もなく、空っぽの状態です。
そこにあなたの好みのデザインなどにあわせたテンプレートを活用して、サイトのページを作り上げていきます。
テーマは有料・無料と様々ですが、お手軽に洗練されたサイトを作りたいのなら有料のテーマを購入することをおすすめします。
筆者のブログと、ビジネスサイトはいずれもaffinger5で作っています。
affinger5は¥14,800と高めですが、解説サイトが豊富にあり困ったら調べやすく、洗練されたお洒落なデザインも作りやすいのでおすすめです。
一方、affinger5は動きのあるサイトは作りづらいです。動きのあるサイトと言うのは、例えばスクロールに連動してアニメーションが発生するようなサイトです。
もし動きのあるサイトを作りたいなら、graziosoがおすすめです。
graziosoで作成したサイトはこちらですので参考にしてみてください。
こんな感じで簡単に作れます。
④デザインに沿ってサイトのページを作る
最後にあらかじめ作ったデザインに沿ってサイトのページを作ればOKです。
2.HTMLでホームページを作ることはおすすめしない理由
ホームページの作り方には、ワードプレス以外にHTMLで作れます。
HTMLとは、Hyper Text Markup Language(ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ)の略で、ホームページを作るために必要な言語の1つです。
サイトのページ上で右クリックすると、「ページのソースを表示」がでてきますので、選択するとコードが表示されます。
HTMLで作る場合、このコードをワードなどのエディタで手打ちで作成していきます。
HTMLで作る場合にはワードなどで作ったHTMLファイルをレンタルサーバにアップロードすればOKでして、費用もほとんどかかりますがおすすめしません。
理由はHTMLの言語を覚えるのに時間もかかりますし、あなたの作りたいデザインを1から手打ちで作成しなければならずとても効率が悪いからです。
忙しい初心者であれば、ワードプレスでサクッとすませて仕上げることをおすすめします。
>>「ワードプレスの始め方(作り方)から書き方まで失敗しないための方法を解説」
3.ホームページの自作にcssの知識は必要か?
ホームページの自作にcssの知識があれば役に立ちますが必要というものではありません。
理由は必要なデザイン(例えば、ボタンなど)は配布サイトからコピペできますし、あらかじめデザインを画像として貼り付ければCSSを覚えなくてもいいからです。
ワードプレスでホームページを作るなら、HTML・CSSの知識も特にいらず、プログラミングの知識もなくてもすすめることができます。
詳しくは「ワードプレスはプログラミングの知識はいらない理由【SEOをやればOK】」の記事をご参考に。
4.ホームページの作り方・自作のまとめ
以上をまとめます。ホームページの作り方のおすすめの手順。
ポイント
①ホームページのデザインを考える
②ドメインを取得する
③レンタルサーバーと契約する
④ワードプレスをインストールする
⑤テーマをインストールする
⑥デザイン案に沿ってサイトのページを作る
ワードプレスの作り方については「ワードプレスの始め方(作り方)から書き方まで失敗しないための方法を解説」の記事で詳しく書いていまして、20分ほどで簡単に作れます。