ロングテールSEOのやり方と対策を教えてほしい。 成約率を上げたいのでコツも知りたい。
こうした疑問に答えます。
筆者の実績
特化ブログのSEOの近況。
YMYMの分野外だとほぼ1~2位。
仕事と年収がからむと順位が落ちる。🙄
ほぼ転職系大手メディアが独占😭
「弁理士 年収」で1位目指すで😠 pic.twitter.com/A03uQdYG85— 弁理士やま@商標のBrandAgent (@foxipseo) August 26, 2020
2020年8月現在ブログから20万円程の収入(別ブログのPV10,000以下)
ロングテールSEOのやり方では、アクセス数を集めにくいですが、成約率は高いです。
このため、あなたが確実に集客・アフィリエイトでコンバージョンをしたければ、ビッグワードを狙うよりもロングテールSEOの始めることをおすすめします。
本内容では、ロングテールSEOの失敗しないやり方・対策とコツを解説していきます。
本内容の構成
1.ロングテールSEOとは?メリット・デメリットを簡単に解説
2.ロングテールSEOのやり方・対策とコツ
3.ロングテールSEOのやり方と対策のまとめ
1.ロングテールSEOとは!?メリットとデメリットも解説
ロングテールSEOとは以下のとおり。
ロングテールキーワード(検索ボリュームが100~1,000のキーワード)で検索されやすいコンテンツを量産していくこと
(事例)
①「弁理士 独学」で検索されやすいコンテンツを作る
②「弁理士 勉強時間」で検索されやすいコンテンツを作る
・・・以下繰り返し。
ポイントは数少ないビッグワードを狙うのではなく、数の多いロングテールキーワードを狙っていくことです。
いきなりビッグワードを狙ってコンテンツを作成しても大企業が検索順位を独占している傾向にあり勝てないです。
また成約につながりにくいです。
これらがビッグワードを狙うことのデメリットであり、この裏返しがロングテールSEOのメリットでもあります。
筆者では、ロングテールキーワードで検索されやすいコンテンツを作成し、弁理士に関連するロングテールキーワードでほとんど検索上位をとっています。
ただし、ロングテールSEOにはデメリットもあります。
①集客までに時間がかかる・面倒
②記事をたくさん書いても最初は検索順位が上がらないので挫折しやすい
ロングテールSEOは、いわば「チリも積もれば山となる」ことを狙った戦法であり、時間がかかりますし、面倒です。
効果があらわれるのは早くて2~3か月後位でしょう。
遅すぎると思ったら挫折しやすいです。
また、仮に1つの記事が上位に上がっても、ロングテールキーワードの上位を狙った記事1つでは集客は難しいでしょう。
記事を少なくとも50~100記事くらいは書く必要があります。
ロングテールSEOは数少ない堅実な方法
以上のように、ロングテールSEOのデメリットとしては、①時間がかかりますし、②挫折もしやすいということが挙げられます。
しかし、Googleは複雑なアルゴリズムで検索順位を操作しており、SEOに正攻法というのは確立されていません。
このため、テクニックや裏技により楽に検索順位を上げるという方法は存在せず、地道な努力が必要となります。
ロングテールSEOは、地道ですが競合と競いにくく最も無難であり、堅実な方法と言えます。
このため初心者におすすめです。
※各記事のSEO内部対策もすませておきましょう。詳しくは「SEOの内部対策で見落としがちなポイントを10個紹介【初心者向け】」の記事をご参考に。
このため、これから企業・開業したり、ブログを始めたりする人にとっては、ロングテールSEOでコンテンツを作成していくことをおすすめします。
では具体的に以下ではロングテールSEOのやり方・対策とコツについて解説していきます。
2.ロングテールSEOのやり方・対策とコツ
具体的には以下のステップでコンテンツを作成します。
①ジャンルを選定する ②ターゲット層を選定する ③選定したジャンルに関連するキーワードを調べる ④調べたキーワードの中から検索ボリュームが100~1,000のロングテールキーワードを抽出する。(ミドルワードも可) ⑤抽出したロングテールキーワードからターゲット層が求めるコンテンツを作成する ⑥作成したコンテンツをカテゴリに入れていく ⑦3週間~1か月経過したらリライト(推奨) リライトについては「ブログをリライトするやり方・コツは3つある【検索順位を上げるのに必須です】」の記事を参考に。
ロングテールSEOでは、ターゲット層(集客層)を選定して、ターゲット層が求めるコンテンツを作成していきます。
ロングテールSEOのやり方・対策とコツ①ジャンルの選定
まずは、ジャンルを選定しましょう。
Webサイト1つにジャンルは多くても2~3個までにしましょう。
ジャンルが多すぎると、サイトの専門性が薄れていき、検索ワードで上位をとることが困難になります。
ロングテールSEOのやり方・対策とコツ②ターゲット層を選定する
次に、Webサイトで集客したいユーザ(ターゲット層)を明確にしましょう。
Webサイトで記事を書くにあたり、あらかじめ読者の対象を絞っておくことが集客のために重要です。
具体例を以下に紹介します。
弁理士のサイトを作る
ターゲット層①「これから弁理士を目指そうと考えている方」
さらに細分化➤学生・30代といった年齢、文系か理系出身か、等
ターゲット層②「弁理士で、今の待遇に不満がある方」
さらに細分化➤勤務形態、年齢など
このように細分化していき、1人のユーザに向けて記事を書くようにしましょう。
ロングテールSEOのやり方・対策とコツ③選定したジャンルに対するキーワードを調べる
選定したジャンルに対して、ターゲット層が検索しそうなキーワードを調べます。
調べる方法は2つあります。
(A)ラッコキーワードの全キーワードリスト(無料)
(B)Ubersuggestのサジェストワード(有料)
以下順番に説明します。
(A)ラッコキーワードの全キーワードリスト(無料)
引用元:https://www.related-keywords.com/
ラッコキーワードにアクセスして、検索したいジャンルを入力すると、上の図のように、「全キーワードリスト」が表示されます。
これをコピペすればジャンルに関連するキーワードを抽出できます。
(B)Ubersuggestをのサジェストワード(有料)
Ubersuggestは検索ボリュームを調べること自体は無料ですが、キーワードリストを調べる場合には有料となります。
月額1,000円又は年間10,000円のいずれかの有料(※2020年7月26日現在値上がり中です)となりますが、さらに検索ボリュームも一発で調べることができるのでこちらをおすすめします。
上の図のように、Ubersuggestにアクセスして、検索したいジャンルを入力すると、上の図のように、「キーワード候補を全て見る」が表示されます。
引用元:https://app.neilpatel.com/ja/ubersuggest/
「キーワード候補を全て見る」を選択すると上の図のように「サジェスト」と「関連」からキーワードを調べることができます。
Ubersuggestの場合には、全てのキーワードについてフィルターをかけたり、データをCSVで出力してエクセルデータとして取り出せるといったメリットがあります。
ロングテールSEOのやり方・対策とコツ④調べたキーワードの中から検索ボリュームが100~1,000のロングテールキーワードを抽出する
次にロングテールキーワードを抽出していきます。
抽出するツールとしては、以下の2つがあります。
簡単にロングテールキーワードを抽出したい場合には、Ubersuggestの有料版をおすすめします。
引用元:https://app.neilpatel.com/ja/ubersuggest/
有料版の場合には、キーワード候補を表示した後、「フィルター」で検索ボリュームを100~1000に設定することで、ロングテールワードを一発で抽出することができおすすめです。
ロングテールSEOのやり方・対策とコツ⑤抽出したロングテールキーワードからターゲット層が求めるコンテンツを作成する
Googleの「スターターガイド」には、「読者が求めているものを把握して提供する」ことが重要であると記載されています。
Googleのスターターガイドにはコンテンツに関して以下のように記載されています。
①検索ではなくユーザーに合わせてコンテンツを最適化
②新鮮な独自のコンテンツを作成
①に対しては、SEO対策のテクニックにとらわれず、まずはユーザーのニーズに合わせたコンテンツを作成することが重要であると解釈できます。
つまり、優先順位はユーザのニーズに合うコンテンツ>SEOのテクニックとしましょう。
②については、既存のコンテンツの焼き直しでは、Googleに評価されないことを意味します。
あなた自身の知見・経験・ノウハウをコンテンツに盛り込みましょう。
一方、コンテンツを作成する上で、読者のニーズはどういうものだろうかと悩む場合もあります。
そこで読者のニーズを調べる方法を以下に解説します。
引用元:https://www.related-keywords.com/
ニーズを調べる方法は2つあります。
①キーワードの検索で上位表示されている記事を参考にする
②ラッコキーワードを利用する
①については、キーワードの検索で上位表示されているものはGoogleから読者のニーズに答えている記事と評価されているので、上位の記事を読んで読者のニーズはどういうものか調べる方法です。
一方、②については、関連キーワード取得ツール(無料)にアクセスしてキーワードを入力すると、そのキーワードに関連する質問・悩み(Yahoo!知恵袋)が表示されます。
ロングテールSEOのやり方・対策とコツ⑥作成したコンテンツをカテゴリに入れていく
作成したコンテンツは漏れなくカテゴリーに入れていきましょう。
カテゴリーに入れていき、上の図のようにサイトの階層構造を作っておくと、Google(厳密にはクローラーといいます。)が全ての記事を巡回しやすくなります。
ロングテールSEOのやり方・対策とコツ⑦ミドルワードの記事も書いていく
⑤と⑥を繰り返していき、ロングテールキーワードの記事を書いていけば、Googleから特定のジャンルの専門サイトと認識されやすくなるため、ミドルワードの記事を書いても上位表示されやすくなります。
このため、ロングテールキーワードだけでなくミドルワードの記事も書いていくことをおすすめします。
ロングテールSEOのやり方・対策とコツのまとめ
①ジャンルを選定する ②ターゲット層を選定する ③選定したジャンルに関連するキーワードを調べる ④調べたキーワードの中から検索ボリュームが100~1,000のロングテールキーワードを抽出する ⑤抽出したロングテールキーワードからターゲット層が求めるコンテンツを作成する ⑥作成したコンテンツをカテゴリに入れていく ⑦3~4か月後にリライト(推奨) リライトについては「ブログをリライトするやり方・コツは3つある【検索順位を上げるのに必須です】」の記事を参考に。