
SEOライティングについて教えてほしい。
記事の検索上位を上げたい。
コンテンツに自信はあるのだけどなぜか上がらない…
こうした疑問に答えます。
SEO対策は、サイトへのアクセスを増やすために重要ですが、対策を誤るといつまでもGoogleなどの検索エンジンでの上位表示が困難となります。
そこで、本内容では初心者が失敗しやすいポイントにしぼってSEOライティングのコツを解説していきます。
- 本内容の構成
- SEOライティングの前に知っておくべきこと
- SEOライティングで押さえておくべき基本ポイント10個
- SEOライティングは順位変動の確認とリライトが重要な話
筆者の実績
SEO歴1年ちょっと。
別ブログ「弁理士やまの知的な日常」にて弁理士関連のキーワード(月間ボリューム数100以上)の上位表示化に成功し、月10~30万円弱の収益化に成功。
現在、「弁理士やまの知的な日常」で習得したSEOライティングを活かして先月(2020年7月下旬頃から)より当ブログ「foxblog」にて本格的に記事を作成しています。
当ブログのジャンルである「プログラミング」「ブログ」「アフィリエイト」「商標」において1か月以内ながらも順調な滑り出しです。(これからリライトの準備に入り、まだまだではありますが…)
本内容を最後まで読めば、SEOライティングのコツを理解でき、無駄に記事を量産するといった失敗を回避できるでしょう。
Contents
1.SEOライティングの前に知っておくべきこと
SEOライティングの前にSEO対策を復習しておきましょう。
「SEO対策とは|基本からやり方10こまで初心者向けに徹底解説」でも詳しく解説しています。
① SEO(検索エンジン最適化)とは、検索エンジンのオーガニックな検索結果において、特定のウェブサイトが上位に表示させるよう、ウェブサイトの構成などを調整すること(「Wikipedia(検索エンジン最適化)」
② コンテンツの中で、「専門性・権威性・信頼性(E-A-T)」を明確にすること(参考:Googleのスターターガイド)
③ 「ユーザーの利便性」を第1に考えているサイト・記事がGoogleの理念に合致しているため、検索順位の順位が上がりやすくなる。(参考:Googleが掲げる10の事実)
④ コンテンツがGoogleに理解できるようなものとすること(参考:Googleのスターターガイド)
②について、詳しくは「YMYL分野におけるSEO対策でやるべきことは2つだけ」で解説していますが以下で簡単にまとめておきます。
E-A-Tのうち、「専門性」についてはGoogleのスターターガイドに以下の記載があります。
たとえば、専門知識や豊富な経験を持つ情報発信者が書いた記事であれば、ユーザーは記事の専門性を理解できます。
(引用:Googleのスターターガイド)
必ずしも専門家である必要はありませんが、豊富な経験をもつことがわかるように、実績などをコンテンツのリード文に書くことをおすすめします。
また、「信頼性」についてはGoogleのスターターガイドに以下の記載があります。
サイトの運営者、コンテンツの提供者、サイトの目的を明確に示してください。
(引用:Googleのスターターガイド)
個人ブログなら実名を法人メディアやオウンドメディアなら法人名を明確にすること、記事を書いた人がどういう人かわかるようにすること、サイトのコンセプトを明確にすることが重要です。
これらは記事というよりもサイトのプロフィール・コンセプトの中で書くことをおすすめします。
では、続いて③と④ですが、以下ではユーザーの検索ニーズに合致し、Googleにコンテンツを理解してもらえるように具体的にどうすべきか10個のポイントにしぼって解説していきます。
中級者以上の方でも見落としがちなポイントもありますので最後までご覧いただくことをおすすめします。
2.SEOライティングで押さえておくべき基本ポイント10個
SEOライティングのコツで結論を言っておくと以下の10個は身につけておきましょう。
①検索キーワードからユーザの検索ニーズを知る
②タイトルに検索キーワードを含める
③導入文で内容がわかるようにする
④導入文であなたのE-A-Tをアピールする
⑤見出しにキーワードを含める
⑥見出しの構造を綺麗にする
⑦キーワードと関係のない内容は本文に書かない
⑧共起語を使う
⑨本文中に独自性を含める
⑩最低限のマークアップをつけておく
順番に解説します。
①検索キーワードからユーザの検索ニーズを知る
SEOライティングではまずキーワードを決めることから始まります。
1.あなたが書こうとするジャンルの中で、ユーザが検索しそうなキーワードを決める
2.キーワードからユーザーの検索ニーズを知る
3.検索ニーズに応えられるコンテンツとする
(事例)
1.弁理士(他の職業に置き換えてOKです。)ジャンルのサイト。ユーザーが検索しそうなキーワード(弁理士 独学)を決める。
2.「弁理士 独学」からユーザーの検索ニーズ(「独学で資格に合格できるのか」「独学に必要なテキストは?」など)を知る
3.上の検索ニーズ1つ1つに応える形で書いていく
1.について、キーワードを決める上で、
①ユーザはどのようなキーワードで検索をするのか、②キーワードの月間ボリュームの数はどれくらいなのか、を調べることが重要です。
①については、ラッコキーワードがおすすめでして、②については、aramakijake.jpがおすすめです。
引用:https://related-keywords.com/
上のように、ラッコキーワードで検索キーワードを抽出します。
引用:http://aramakijake.jp/
次に、aramakijake.jpで月間ボリューム数を調べます。
月間ボリューム数の基準はGoogleで100以上がおすすめです。これくらいあればアクセス数は集めやすいです。
2.については、検索キーワードで上位表示されている10記事の内容や、ラッコキーワードから見れるYahoo!知恵袋の質問を参考にすれば、ユーザの検索ニーズを知ることができます。
上位表示されている10記事の「見出し」を抽出し、「見出し」に沿ってあなたの経験・知識も踏まえながら書いていていくことをおすすめします。
②タイトルに検索キーワードを含める
タイトルのつけ方のコツは以下のとおり。
①タイトルの文字数は30~35文字
②キーワードはタイトルの前半部分に含める
③ユーザーを惹きつけるコピーをタイトルの後半部分に含める
タイトルは30文字以内がおすすめです。
理由はタイトルの文字数が30を超えると、Googleの検索結果で表示されるタイトルが途中で途切れるためです。
ただし、30文字ではまとまらない場合もあります。検索結果で表示されても意味がわかる程度に、せめて35文字以内でおさめるようにしましょう。
タイトルの前半にキーワードを含め、後半に惹きつけるコピーを含めることがおすすめです。
前者はGoogleでコンテンツのキーワードを理解してもらうためであり、後半はユーザにクリックしてもらうためです。
後半の惹きつけるコピーの書き方は、「セールスライティング・ハンドブック ロバート・W・ブライ著」が参考になります。
ユーザーにクリックしてもらえるコピーの一例としては、読み手の不安に触れるコピーとすることが挙げられます。
一例を紹介します。
「退職代行を引き継ぎなしでやるなら弁護士をおすすめする理由」➤CTR(クリック率)が低く、タイトル変更
「退職代行を引き継ぎなしでやるなら知らないと失敗する注意点」➤CTR上昇。検索順位も2~3位上がる。
③導入文で内容がわかるようにすることとE-A-Tをアピールする
Googleのクローラーとユーザーにコンテンツを理解してもらいやすくするためです。
Googleのクローラーはコンテンツの全文を見ない可能性があると言われており、導入文と見出しが特に重要となっています。
そこで、Googleがコンテンツを理解してもらえるように、導入文で内容をコンパクトにまとめたものとE-A-Tをアピールしておきます。
筆者の記事の導入文を参考にしてみてください。
④見出しにキーワードを含めることと階層構造を綺麗にする
参考:「弁理士の年収はいくら?【稼ぎ方のコツも紹介】」の記事の見出しの階層構造
見出し<hx>タグ(x=2,3,4,…)にキーワードを含めておきましょう。
上の写真の記事は「弁理士 年収」(検索順位13位現在)というキーワードを狙ったものですが、いずれの<h2>タグにもキーワードを含んでいることがわかります。
また、<h2>タグの大きな見出しの中に、<h3><h4>タグがそれぞれ含まれていて、「大見出し」「中見出し」「小見出し」がうまく整理されていることがわかると思います。
こうした<hx>タグの階層構造を綺麗にしておくこともSEO対策に重要ですので意識しておきましょう。
⑤共起語を使う
共起語とは、あるキーワードが含まれた文章コンテンツの中に、そのキーワードと一緒に頻繁に出てくる単語のことを言います。(参考:共起語分析ツール)
共起語をコンテンツに含めるとSEO効果があると言われています。
もしあなたの記事の検索順位が上がりにくい場合、共起語を含んでいないか確認し、含んでいない場合は共起語をコンテンツに含めてみることをおすすめします。
特定のキーワードに対応する共起語を検索するツールには、共起語分析ツールと共起語検索の2つがあり併用するとおすすめです。
⑥本文中に独自性を含める
Googleスターターガイドには、以下の記載があります。
新鮮な独自のコンテンツを作成する
新しいコンテンツがあると、既存のユーザーに何度もアクセスしてもらえるだけでなく、新規ユーザーも取り込むことができます。
(引用:Googleのスターターガイド)
注意すべきは、必ずしも情報にオリジナリティがないといけないわけではないことです。
例えば、既存の情報であっても図解などでわかりやすく解説したコンテンツであれば、新しい独自のコンテンツと認めてもらえます。
逆に、既存のコンテンツから拾ってまとめたような記事はGoogleに評価されづらいと思ったほうがよいです。
⑦最低限のマークアップをつけておく
最後に、SEOライティングとは文章を書くというだけではありません。
GoogleのクローラーはHTML(マークアップ言語)を介してコンテンツを理解します。
そのため、最低限のマークアップをつけておく必要があります。
- 見出し<hx>
- 箇条書き<ul><li>
- 引用<blockquote>
- 表<table>
ワードプレスの場合、上のマークアップはテキストエディタを使ってボタン一つで作成できて便利です。
ワードプレスの始め方は「ワードプレスの始め方・手順を20分で解説【2020年最新版】」を参考にしてください。簡単に終わりますよ。
3.SEOライティングは順位変動の確認とリライトが重要な話
SEOライティングで検索順位を上げるには、記事を書いて投稿だけではまだ不十分であることも補足します。
大体1か月くらいの順位変動を観察し、50以内であればリライトして検索順位を上げていきます。
順位変動の観察は、無料なサーチコンソールでも可能でしてやり方は、「アフィリエイトのツール・サイトのおすすめ10選【全て無料】」の「サーチコンソール」にて解説しています。
有料版なら「RankTracker」がおすすめです。
リライトは記事のヒートマップを観察し、読まれていない部分を改善していくことがコツです。
ヒートマップツールについても「アフィリエイトのツール・サイトのおすすめ10選【全て無料】」で解説しています。
4.SEOライティングのまとめ
①検索キーワードからユーザの検索ニーズを知る
②タイトルに検索キーワードを含める
③導入文で内容がわかるようにする
④導入文であなたのE-A-Tをアピールする
⑤見出しにキーワードを含める
⑥見出しの構造を綺麗にする
⑦キーワードと関係のない内容は本文に書かない
⑧共起語を使う
⑨本文中に独自性を含める
⑩最低限のマークアップをつけておく
ブログ・アフィリエイトのやり方のコツは過去記事でも書いていますのでついでに読むことをおすすめします。
>>ブログの書き方のコツ|3か月で月1万円の収益を達成したい初心者向け
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