
士業ホームページを頼むと費用がかかるなあ。
相場は初期費用30万円かあ。何が開業応援パックだよ…
自分で作れないのだろうか?
こうした疑問に答えます。

この記事を書いている人
- ①現在特許事務所を独立開業
- ②特許事務所のサイトを制作経験あり。
- ③動きのあるサイトを作れず業者に依頼。それがこちら。
- ⓸2021年公開商標公報事務所ランキング第11位(京都第1位)←NEW(2021/2/5)(https://jp-ip.com/ranking/35733/2)
- ※資格勉強法を発信。資格スクエアのYoutubeチャンネルにて勉強法を発信。
- 弁理士の勉強法は「弁理士試験の勉強時間を1,500時間で合格するための勉強法」の記事で解説。
結論から言うと、士業のサイトは、業者に頼まずとも自分で作ろうと思えば作れます。(プログラミングの知識不要。)
①士業らしいサイトを作りたい。予算20,000円。ただし動きのあるサイトは作れない。難易度「C」
②スクロールするとふわっと横から出てくる動きのあるサイトを作りたい。予算30,000円程。難易度「B」
③英語版や中国版も作りたい。予算+7500円。難易度「B」
ただし、デザイン(ヘッダーのデザインなど)を自分で考えたり、サイト作りは面倒くさい作業であることに注意してください。
本内容では、①~③について作り方を解説していきたいと思います。
なお、筆者は②~③は全て実装済みです。
Contents
1.士業らしいWEBサイトの作り方
スクロールしても何も動きはでませんが士業らしいサイトは簡単に作ることができます(操作は簡単ですが面倒です。)
やり方は以下のとおりです。
①ワードプレスをインストールする。ワードプレスのレンタルサーバ代¥10,000円ほど。
②ワードプレスのテーマを士業のサイトらしいテーマとする。
ワードプレスはエックスサーバーを使えば簡単に立ち上げることができます。
詳しくは「ワードプレスの始め方と書き方。必要なプラグイン・テーマまでこれ1つで解説」のサイトをご参考に。
ただし、これだけでは外観のデザインがまだ空の状態のため士業らしいテーマを導入します。
テーマでおすすめなのが、「Lightning Pro」が安くておすすめです。
デモサイトはこちら。
引用:「https://demo.dev3.biz/law/」
テーマはコンテンツデータを含めて10,000円弱程で変えます。
他にも士業用のテーマは販売されていますが数万円で高いものが多めです。
Webサイト制作初心者でもそれらしいものを作ることができるでしょう。
ただし、もっと洗練された動きのあるサイトを作りたいと思う方にとってはおすすめしません。
②スクロールするとふわっと横から出てくる動きのあるサイトを作る方法
①ワードプレスをインストールする。ワードプレスのレンタルサーバ代¥10,000円ほど。
ワードプレスはエックスサーバーを使えば簡単に立ち上げることができます。
②「Elementor Pro」を導入する。これはテーマでなくプラグイン。費用は年間49ドル。
使い方は「Elementor Proの購入完全ガイド(5分でできる)」の記事をご参考に。
筆者もこのプラグインを使っています。スクロールするとふわっと横から出てきます。
動きのあるサイトを作るにはJavascriptの知識が必要と思っていたのですが、不要です。
プラグインを導入するだけで簡単にできます。(ただし面倒くさい。)
筆者のサイトのトップページの編集画面は以下のような画面になっています。
左側の操作画面から、サイトにのせたい画像に登録したり、どのような動きに設定したいか決めることができます。
慣れるまでに時間がかかると思いますが、プログラミングの知識がほぼ不要で初心者でも自分でやることができます。
パソコン画面とスマホ画面の両方の設定をすることができます。
③英語版や中国版も作りたい。予算+7500円。難易度「B」
集客の範囲を外国まで広げたい場合、英語版や中国語版も作りたいと思います。
そこで、サイトの翻訳をお手軽に作りたいという方も多いと思います。
この場合、さらにワードプレスにプラグインを導入する必要があります。
プラグインは無料から有料までさまざまですが、一番お手軽(筆者は)でおすすめは「WPML」です。有料で7,500円ほどです。
使い方は「【WPMLが最強】WordPressを使った多言語サイトの作り方【画面キャプチャで解説】」の記事などをご参考に。
こんな感じで、右側に英語を入力していくことで翻訳バージョンを作ることができます。
ただし、超がつくほどめんどくさいです。
2.士業のホームページ制作のまとめ
以上、士業のサイトの作り方を3つ紹介しました。いずれもワードプレスで制作する必要があります。
詳しくは「ワードプレスの始め方と書き方。必要なプラグイン・テーマまでこれ1つで解説」のサイトをご参考に。
①士業らしいサイトを作りたい。予算20,000円。ただし動きのあるサイトは作れない。難易度「C」
②スクロールするとふわっと横から出てくる動きのあるサイトを作りたい。予算30,000円程。難易度「B」
③英語版や中国版も作りたい。予算+7500円。難易度「B」
サイト作りは①なら早くて半日ぐらいで作れますが、②とか③とかも考えると3週間遅くて1か月くらいかかります。
費用は数万円で押さえられ、それほど難しい作業ではないですが、面倒です。そのあたりは覚悟したほうがよいでしょう。