商標 弁理士

商標弁理士は儲かる?商標登録を担当するメリットとデメリットも含めて解説

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悩んでいる人

商標だけやっている弁理士は儲かるの?

 文系なので特許の仕事は難しそうだから商標弁理士を目指そうと考えているけれど大丈夫かなあ。

 あとは商標だけやることのメリットやデメリットも知りたい。

こうした疑問に答えます。

弁理士は知的財産の専門家でして、商標登録の代理の仕事も行います。

商標については「商標を0から理解するためのガイドマップ【完全初心者の個人事業者向け】」のまとめ記事をご参考に。

また、筆者は、商標出願代行サービス「BrandAgent」をプログラミングで自作しています。

弁理士手数料は業界最安値(ネットサーチ)の¥10,000ですのでぜひご利用頂ければと思います。

 

勤務弁理士は分業化されており、文系出身の弁理士は商標登録の代行などの商標を専門としていることが多いです。

では、弁理士が商標だけをやっていて儲かるのか。

結論から言うと、勤務弁理士が商標だけをやっていても厳しく、アソシエイトの場合、年収は600万円ぐらいまでと言われています。

ただし、商標をやることにはメリットもありまして、あなたが独立する場合、有利といえるでしょう。

本内容ではさらに深堀して、商標弁理士が儲かりにくい仕組みと、商標を担当することのメリットとデメリットと、商標弁理士が600万円の年収を超える方法について解説します。

本内容の構成

 1.商標弁理士の年収は600万円までしか伸びにくい理由

 2.弁理士が商標登録を担当することのメリットとデメリット

 3.商標弁理士が600万円の年収を超える方法

 4.商標弁理士のまとめ

1.商標弁理士の年収は600万円までしか伸びにくい理由

商標弁理士は、儲かりにくいです。

理由は以下のとおり。

  • 価格競争が激しい
  • 商標登録の単価が安い
  • 弁理士数の増加で競争が激しい

商標弁理士の主な業務は、商標登録の出願代行ですが、出願自体はそれほど難しくなく、AIで自動化されやすい業務です。

昔(2003年ごろ)は、商標登録の出願代行の弁理士手数料の相場は1区分あたり¥50,000ほどでした。

一方、今は、オンラインで簡単に出願できるサービスも多く、弁理士手数料の相場は1区分あたり¥20,000ほどでして、半分以下にまで低下しています。

参考:「商標登録の費用と相場はいくら?格安すぎる安いところはどこだ!?

そして、2019年の商標出願の代理件数が最も多かった特許事務所はオンラインサービスの「Toreru」でして、今後AIとオンラインを組み合わせたサービスに置き換わる可能性は高いでしょう。

筆者もまた、オンラインサービスを自作したところ、「BrandAgent」を2か月ほどで作りました。

人件費ほぼ0とほぼシステムによる自動化なので価格を安くできています。

大手特許事務所はブランドと海外への強いコネクションがあるのでまだ高い価格でもついてくるクライアントはいると思います。

しかし中小規模の特許事務所はオンラインサービスやブランドの強い大手と差別化しないと商標でクライアントを連れてくるのは難しいでしょう。

そうすると、中小規模の特許事務所に勤めている商標弁理士は特に儲かりにくいといえるでしょう。

また、弁理士の登録者数は年々増加傾向です。

受験者数は減っているものの、年配者がなかなか引退しないので増加傾向のままです。

そして、クライアントの多くは年配者に集中しがちでして、なかなか仕事をとりにくいといえます。

 

こういうと、商標弁理士って儲かりにくいのか。

じゃあ文系で弁理士をとっても意味ないと思われるかもしれませんが、そうでもありません。

2.弁理士が商標登録を担当することのメリットとデメリット 

商標弁理士のデメリットは、儲かりにくいことです。

しかし、特許を担当している特許弁理士にはないメリットもあります。

メリットは以下のとおり。

  • クライアントをとりやすい
  • 中間処理の費用では価格競争は起こりにくい
  • 特許弁理士のほとんどは商標ができない

1番大きなメリットはクライアントをとりやすいことでして、ぶっちゃけ商標1本で行くなら、特許事務所に勤務するより、独立したほうが賢いです。

筆者も独立開業していますが、特許の仕事はとりにくい一方、商標についてはSNS、マッチングサイトなどでとりやすいです。

マッチングサイトではクラウド士業サービス「Shares」(サービス利用料基本無料)がおすすめです。

サイトを見て頂ければわかりますが、商標登録の出願の需要がランキングが高いのに対し、登録している弁理士の数が他の士業と比べて圧倒的に少ないです。

他の士業と比較すると、弁理士は恵まれていることが分かると思います。

また、AIで商標登録の出願代行ができても、中間処理は難しいです。

このため、オンラインサービスでも中間処理の手数料はそれほど安くないことがわかりますし、ニーズはまだまだあります。

そして、分業化のため、特許を担当している弁理士のほとんどは商標を担当できません。

これも大きく、商標を担当できる弁理士というのは意外と少ないのです。

以上より、もしあなたが商標1本で弁理士をやるなら、特許事務所に勤務するより、早めに独立開業したほうが賢いといえます。

勤務弁理士の場合、商標出願1件処理しても単価の何割かしかもらえますが、独立開業すれば単価を全てあなたがもらえます。

弁理士の独立開業のマニュアルは「弁理士の独立マニュアル|開業準備まで集客まで徹底解説!」の記事をご参考ください。

他の士業と違って弁理士の場合、初期投資は抑えることができます。

集客方法については「食えない士業のマーケティング・集客方法【最強はどれだ!?】」の記事でもくわしく解説しています。

3.商標弁理士が600万円の年収を超える方法

方法は以下のとおり。

  • 海外代理人の窓口となる
  • 営業力をつける
  • 独立開業

英語ができれば海外代理人の窓口となることをおすすめします。

役職につくことで年収を上げることができます。

また、海外代理人とのコネクションを強化すれば、あなたが独立した時にクライアントとして連れやすく有利です。

あなたが勤務弁理士の場合、まずはここを狙うことをおすすめします。

次に、営業力をつけることです。

商標は前述のとおり、お客さんをとりやすいので営業でなんとかなるレベルです。

そこで、あなたが勤務弁理士の頃から営業力をつけていければ事務所から評価されて年収も上がりやすいでしょう。

一方、商標弁理士が特許を担当することも考えられ、これもありといえばありですが、営業力や海外の代理人とのつながりを強化するほうが簡単ですし、将来的にそのほうが儲かりやすいです。

そして、最後に独立開業です。

独立開業では、クライアントを集客できれば商標1本でも稼ぎやすいですが、同業と差別化するとさらに稼ぎやすくなります。

筆者の場合、商標の手数料は安くして、お客さんを引き連れて、Web制作・SEOコンサルといったサービスを提供することで差別化しています。

商標を依頼するお客さんは、これからブランディングを強化するためにWebサイトを作ろうとしたり、見直したりすることが多いので、ついでにWeb制作・SEOコンサルのサービスを依頼することが多いと考えられるためです。

これは筆者の例ですが、商標を使ったビジネスは無限にあると思うのであなたの得意分野を活かしていくのもよいでしょう。

4.商標弁理士のまとめ

もし、あなたが文系出身で弁理士を目指すなら「弁理士の完全ステップアップガイド【未経験から稼げるまでのまとめ】」の記事をご参考に。

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