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【2021年】社労士の難易度は言うほど高くない理由|行政書士と比較あり

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悩み太郎

社労士の難易度は高いと言われているけれど実際のところどうなんだろう。

 こうした疑問に答えます。

弁理士やま

この記事を書いている人

  • 弁理士資格合格
  • 行政書士登録可能(弁理士試験合格のため)。ただし未登録。
  • 士業で独立開業。
  • 経験に基づいた試験勉強法を発信。資格スクエアのYoutubeチャンネルにて勉強法を発信。

社労士の難易度は1年の勉強量で合格できる試験であり、他の難関資格と比べるとそれほど難易度は高くないと思います。

筆者は社労士資格をとっておらず、他士業の弁理士なので偉そうなことは言えませんが、士業の資格試験というのはいずれも法律系であり、弁理士試験で身につけた勉強ノウハウは社労士でも応用できると考えています。

そして、筆者が社労士試験のこれまでの過去問を踏まえると、社労士試験の難易度はそれほど高くないように思います。

本内容は、まず社労士と行政書士などの他の士業の資格との難易度を比較し、その後に社労士試験の難易度が高くないと思える理由を解説していきます。

目次

1.社労士の難易度ランキングと行政書士などの資格の難易度ランキングとの比較

社労士 税理士 司法書士 行政書士 宅建士
偏差値 65 75 76 63 57

 社労士の難易度ランキングの偏差値は65です(参考:資格の取り方)。
他の士業の難易度ランキングの偏差値と比較すると、宅建の偏差値と比べると高いですが、税理士・司法書士などの偏差値よりは低く、行政書士の偏差値と同等です。

この理由は、税理士・司法書士などのいわゆる難関資格は、試験の形式に論述試験があるのに対し、社労士の場合、択一式の試験のみであることが考えられます。

論述試験の場合、答案の書き方を学ぶ必要があり、時間もかかりますが、択一式試験のみであることで試験にかける時間も短くなります。
このため、社労士の合格に必要な勉強時間も小さいです。

なお、行政書士試験の難易度はこちらをご参考に。

【2021年】行政書士の難易度と偏差値は簡単な方ではない理由【合格はすごいです】

続きを見る

1.1.社労士の難易度を勉強時間で見てみると!?

社労士 税理士 司法書士 行政書士 宅建士
勉強時間 1,000時間 2,500時間 3,000時間 800~1,000時間 250時間

勉強時間はフォーサイトなどの資格サイトのデータを参考にしています。
 社労士の勉強時間は、1,000時間程度であり、1年がんばれば合格できる試験です。

参考:「社労士の勉強時間を最短800時間以内で合格するには?勉強法を解説

行政書士と同じくらいです。行政書士試験についてはこちらの記事をご参考に。

行政書士の勉強時間を500時間で最短合格するための独学勉強法

続きを見る

一方、税理士・司法書士などの難関資格の場合、2~3年がんばる必要があります。

難関資格といわれていますが、1年の勉強量で合格できる試験であることがわかります。

1.2.社労士の合格率はどれくらい!?

平成28年 平成29年 平成30年 令和元年度 令和2年度
合格率 4.4% 6.8% 6.3% 6.6% 6.4%

社労士のここ最近の合格率です。(参考:厚生労働省のデータ)

現在は、6~7%ほどの合格率で安定しています。

このデータを見てみると、やはり社労士は難しい試験だと思われるかもしれません。
しかし、社会人であっても1年頑張れば合格できる試験であり、それほど難しくないといえます。
理由を以下に解説していきます。

社労士の難易度が高くないといえる理由

社労士の難易度が高くないといえる理由は以下のとおりです。

  • ①試験回数が1回しかない。
  • ②しかも選択式。論述と口述なし
  • ③試験範囲は広いと見えて全ての試験科目は関連性あふかり。
  • ④勉強法は確立されている。

正直言って800時間の勉強時間が与えられれば筆者は受かる自信あります。(偉そうですみません…)

以下理由を解説していきます。

①試験回数が1回しかないことと択一式のみ

士業の資格では珍しく社労士試験は試験回数1回だけ。しかも択一式のみです。

つまり、論述試験と口述試験がありません。この負担はとても大きく、これがないだけで相当楽です。

論述試験がある場合、答案の書き方、つまり文章力を鍛える必要があります。文章力を鍛えることは独学では難しいですし、答案がこれでよいのか分からないこともあり、けっこう大変です。

これに対し、社労士の場合には、文章力は鍛える必要はありません。とても楽に思います。

試験範囲は広いと見えて全ての試験科目は関連性あり

また、社労士の試験範囲は一見広そうに思えますが全ての試験科目に関連性があります。

  • 1.労働基準法
  • ※労働者を守るための法律です。年次有給休暇・労働条件・賃金・就業規則を学びます。
  • 2.労働安全衛生法
  • ※作業現場での危険や健康障害から守るための法律です。
  • 3.労働者災害補償保険法
  • ※いわゆる労災保険に関る法律です。
  • 4.雇用保険法
  • ※失業保険、高年齢者雇用継続給付、育児休業給付などを定めた法律です。
  • 5.労働保険徴収法
  • ※労働者災害補償保険と雇用保険を維持するために事業主と労働者から保険料が徴収されます。この保険料の徴収の仕組みに関する法律です。
  • 6.労務管理その他の労働に関する一般常識
  • ※上記以外の法律の労働者に関する法律全般についての一般常識問題です。
  • 7.健康保険法
  • ※医療費を国が援助する制度に関する法律です。
  • 8.国民年金法
  • ※自営業者などが対象の国民年金に関する法律です。
  • 9.厚生年金保険法
  • ※サラリーマンなどが対象の厚生年金に関する法律です。
  • 10.社会保険に関する一般常識
  • ※上記の社会保険以外の法律に関する様々な法律から出題されます。

いずれも社会保険・年金に関する科目であり、広すぎるように見えていずれも「労働・保険・年金」のひとくくりでまとめることができます。

実質3科目ぐらいであり、意外と科目数は多そうで多くはないと思います。

勉強法は確立されている。

最後にこうした選択肢問題のみの試験の場合、正しい勉強法は確立していると思います。

筆者の勉強法が必ずしも正しいとは限りませんが、以下に紹介します。

社労士の難易度を下げる勉強法のコツ

具体的な勉強法は過去記事「資格試験の勉強法|1発で合格するために難関資格1発合格のプロが図解で解説」で詳しく解説しているので、ここでは概要だけにとどめておきます。

  • 俯瞰仰視反復法
  • 1.通信講座の入門・基礎動画を全部流し見する
  • 2.一単元ごとに見直し、あわせて過去問を解いていく
  • 3.過去問でできなかったところを重点的に繰り返す
  • 4.2と3を繰り返す

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以下ではポイントを解説します。

アウトプットは過去問だけでOKです。

20年分以上はやりこみましょう。

最初に入門・基礎動画を全部流し見することで全体を把握し、一単元ごとに勉強する上で敷居を低くしています。

一単元ごとに見終わったら、その都度に過去問を解いていきます。

インプットとアウトプットをバランスよくおこなっていきます。

ここで、わからないところがあっても次へすすめていきます。

次へ次へとすすめていくと、わからないところもわかっていくようになります。

これを1年を目標に継続していきます。
もしあなたが、勉強時間をより確保できるのなら、半年間でもいけるでしょう。
この勉強法は独学でテキストを購入して対応できますが、通信講座を使うとさらに効率的です。
というのも、動画だとあなたが見たいときに好きなタイミングで見られるためやりやすいからです。

参考:「【2021年】社労士の予備校・通信講座を徹底比較【格安あり】

以上、この勉強法で筆者も難関資格に合格しており、あらゆる資格にあてはまる勉強法と考えます。

社労士の難易度は言うほど高くない理由のまとめ

社労士 税理士 司法書士 行政書士 宅建士
偏差値 65 75 76 63 57

くわしい勉強時間・勉強法はこちらの記事で解説しています。

>>社労士の勉強時間を最短800時間以内で合格するには?勉強法を解説

また厳選した通信講座はこちらの記事で解説しています。

>>社労士の予備校・通信講座を徹底比較【格安あり】

本ブログでは弁理士試験や行政書士試験についても記事を発信しています。

まとめ記事はこちら。

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