宅建を受けようと思うんだけど宅建の難易度は簡単すぎなのかな!? 難易度は難化してきているという話も聞くし・・・一体どうなんだろう・・・
こうした疑問に答えます。
宅建の難易度は近年難化傾向にあります。
その理由を最新の宅建試験の偏差値・合格率などをふまえながら解説し、最短合格のための勉強法を解説していきます。
本内容の構成
・宅建の難易度・偏差値・合格率はどれくらい?
・宅建の難易度が簡単ではなく難化している理由
・宅建の難易度は独学で合格できるレベルなのか?
・宅建の難易度にあわせた最短合格のための勉強法は?
本内容を読めばわかること
・宅建の難易度・偏差値・合格率が決して簡単ではないことがわかる
・宅建の難易度にあわせた最短合格のための勉強法がわかる
目次
Contents
1.宅建の難易度・偏差値のランキング・合格率はどれくらい?
宅建 | 不動産鑑定士 | マンション管理士 | |
---|---|---|---|
偏差値 | 57 | 74 | 62 |
宅建の難易度のランキングの偏差値は57です。(参考:資格の取り方)
レベルは「普通」であり、一見すると士業の中でもとりやすい資格のように思えます。
さらに、他の資格と難易度のランキングを比較してみましょう。
1.1.宅建の難易度と他の資格の難易度の比較
宅建 | 不動産鑑定士 | マンション管理士 | |
---|---|---|---|
偏差値 | 57 | 74 | 62 |
不動産関係の資格である「不動産鑑定士」「マンション管理士」と比較してみます。
「不動産鑑定士」は、難関資格で有名な資格であり、偏差値も高いです。
一方、マンション管理士は、名称独占資格と呼ばれる資格ですが、偏差値は宅建よりも高いです。
このように比較すると、不動産関係の中でも特にとりやすい資格のように思えます。
そういうと何だ簡単な資格じゃないかと思われるかもしれません。
しかし、宅建の資格はあなどってはいけません。
理由を以下にお話しします。
1.2.宅建の合格率は低すぎる
平成28年 | 平成29年 | 平成30年 | |
---|---|---|---|
合格率 | 15.6% | 15.6% | 17.0% |
宅建は簡単と言われていますが、合格率はここ20年ずっと15%前後と低いです。
決して簡単に受かる試験ではありません。
このため、宅建の難易度のランキングの偏差値にまどわされないようにしましょう。
ではなぜ、これほど合格率は低いのか。
難化した理由を解説していきます。
2.宅建の難易度が簡単ではなく難化している理由
理由は以下のとおりと考えられます。
注意ポイント
①宅建の試験範囲が広く、簡単ではない
②専門性の高さがより一層求められて難化した
順番に解説します。
①宅建の試験範囲は広い
宅建業法 | 権利関係 | 法令上の制限 | 税金その他 | |
---|---|---|---|---|
出題数 | 20問前後 | 14問前後 | 8問前後 | 8問前後税金その他 |
宅建の試験範囲は「宅建業法」「権利関係」「法令上の制限」「税金その他」の4つに分かれます。
法律に詳しくない方にとっては、4つの試験科目は広すぎるといえるでしょう。
宅建業法では、宅地建物取引業法、住宅可否担保履行法が出題されます。
権利関係では、民法、借地借家法、区分所有法、不動産登記法が出題されます。
法令上の制限では、土地計画法、建築基準法、国土利用計画法、農地法が出題されます。
税金その他では、税法、不当景品類及び不当表示防止法、住宅金融支援機構法、地価公示法が出題されます。
このように、さらに細分化すると、あらゆる法律について勉強しなければならず決して簡単な試験といえないことがわかるでしょう。
②宅建の難易度は難化している
さらに、近年は、宅建業法や民放の問題が難しい傾向にあります。
これは、宅建が独占業務資格であることから、専門性の高さがより一層求められていることが背景にあるようです。
このように、宅建の難易度は年々上がっている傾向であり、この理由からも決して簡単な試験ではなくなったといえます。
では宅建に最短で合格するにはどうすればよいのか?独学で可能なのか?以下に解説していきます。
3.宅建の難易度は独学で合格できるレベルなのか?
宅建の場合には、市販のテキストが豊富にあり、独学でも合格は可能です。
市販のテキストとしておすすめのものを紹介します。
テキストは、基本書と問題集(過去問集)をそろえておけばOKです。
1.「みんなが欲しかった!宅建士の教科書」フルカラーでイラストや図が豊富で勉強しやすい定番の基本書です。
2.「みんなが欲しかった!宅建士の問題集 本試験論点別[最新試験解き方動画付]」
3.「みんなが欲しかった!宅建士の12年過去問題集」
このあたりをそろえておけば十分に合格できるでしょう。
ただし、独学の場合、合格率が下がりやすい傾向にあり、1発合格できないリスクもあります。
あなたが最短で合格したいのであれば、独学で勉強するよりも通信講座を利用することをおすすめします。
4.宅建の難易度にあわせた最短合格のための勉強法は?
宅建に最短で合格するためには、以下のステップが重要です。
1.通信講座の入門・基礎動画を全部流し見する
2.一単元ごとに、見直して、その都度過去問を解いていく
3.過去問で解けなかったところを重点的に見直していく
4.2と3を繰り返す
さらに詳しくは、「宅建の勉強時間はどれくらい?最短で合格するための勉強法も紹介」の記事でも解説しています。
5.宅建の難易度が難化・簡単ではない理由のまとめ
①宅建の試験範囲が広く、簡単ではない
②専門性の高さがより一層求められて難化した
あなたが宅建を目指す場合、資格に合格しても実務が2年以上ない登録ができません。
そこで、もし不動産業界未経験なら、業界に勤めながら資格勉強をすることをおすすめします。
不動産関係の転職におすすめのサイトはこちらでして、あなたの相性によって良しあしがあると思うので迷ったら全部登録することをおすすめします。
①リクナビNEXT 「知名度抜群・案件豊富の転職サイト。迷ったらここ」
②DODAエージェント 「転職サイト・エージェントの両方にも使える。エージェントを利用したい場合はこちら。」
③宅建Jobエージェント「不動産業界に特化したエージェント。業界の情報を知りたいならこちら。」