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未経験で知財業界へ転職する方法【体験談あり】

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士業男子やま
[st-kaiwa3]こんにちは。士業男子やまです。僕は関西の特許事務所を2つとTMI総合法律事務所の3か所の事務所と大手企業知財部を渡り歩いてきました。その経験をもとに、今回は未経験で知財業界へ転職する方法について解説していきたいと思います。

知財業界として主に特許事務所と企業知財部がありますが、知財業界に興味をもっているかたは次のような悩みを持っていることが多いです。

「未経験だけど知財業界へ転職できるの!?」

「無資格だけど特許事務所へ転職できるの!?」

「未経験だと企業知財部へ転職は難しいだろうな・・・企業内での異動しか難しそうだろうな・・・」

今回はこうした悩みにお答えしていきたいと思います!

さらに、記事の後半では、企業経験のない僕がいかにして企業知財部へ入ることができたのかについてもあなただけにこっそりとお話しします!

未経験で知財業界の転職はできるのか?

結論からいうと以下のとおりです。

①特許事務所の場合、未経験でも無資格でも可能です。

②企業知財部の場合、未経験だと有資格でも難しいです。

②について補足しておくと、社内の人事異動は無視しています。

以下順番に解説します。

①特許事務所

特許事務所の場合、知財の未経験者でも無資格者でも入れます。

もちろん、即戦力しか採用しない特許事務所はありますが、そういう特許事務所は一部でして、多くの特許事務所は未経験者でも受け入れます。

知財部経験はあったほうがよいですが、知財部など知財業界の経験がない人でも入れます。

ただし、やる気とポテンシャルが見られるのでそこは注意してください。

やる気はなんとでもなりますが、ポテンシャルが重要です。

ポテンシャルには、「資格の有無」「年齢」「スキル」の3つあります。

「資格の有無」については、資格はあった方が有利です。もちろんなくてもOKです。

「年齢」については、未経験なら20~30代までです。40代以降になると正直厳しいです。

「スキル」については、理系のバックグラウンドの有無です。理系のバックグラウンドは、企業の開発経験などがあれば有利ですが、そこまで求められておらず、修士卒レベルのバックグラウンドがあればOKです。ぎりぎり学部卒あたりです。

「年齢」と「スキル」の条件をどれも満たしていれば、どこかの特許事務所ですぐに働けます。

もし「年齢」と「スキル」のどれかが当てはまらない場合は、やる気をアピールしましょう。

時間はかかるかもしれませんが今は人材不足なのでどこかは見つかります。

②企業知財部

企業知財部の場合、未経験だと難しいです。無理ゲーです。

また、たいていのケースで企業知財部で弁理士の資格をもっていても企業側に利点がないので、弁理士の資格の有無が有利に働きにくいです。

また、企業知財部の場合、所員が産休に入ったりして人手が足りなくなることはありますが、どこかの部署から補充したりすればよいので空きがなかなか空かないこともありますし、新入社員が知財部に配属されることで上手く補充することもあります。

このため、企業知財部の転職はとても難しいと考えたほうがよいでしょう。

未経験で知財部に入る方法は2つあります

「じゃあ知財部の経験がないと知財部は無理なのか」と思われるかもしれません。

ここでは、僕の体験談もふまえて未経験に知財部に入る方法を2つ教えます。

①特許事務所で経験を積んでから知財部へ転職する

②企業に駐在又は出向できる特許事務所へ入り、駐在又は出向する

以下順番に説明します。

①特許事務所で経験を積んでから知財部へ転職する

特許事務所で経験を積んでから知財部へ転職する方法があります。

特許事務所と知財部とは仕事内容が全くと言ってもいいほど異なりますが、知財部が特許事務所で働いた弁理士・特許技術者を採用するニーズは十分あります。

実際に、特許事務所で働いて、その後企業知財部へ転職した弁理士をたくさん知っています。

もし企業知財部への転職のバイパスのために特許事務所へ転職を考えているなら、出願権利化業務だけではなく、鑑定・係争・知財DD等幅広い業務を担当していくことをおすすめします。

②企業に駐在又は出向できる特許事務所へ入り、駐在又は出向する

②の場合は転職じゃないじゃないかと突っ込まれるかもですが、「入って」経験は積むことができますし、そこから気に入られてそのまま駐在先又は出向先に就職したり、他の企業知財部へ転職することは可能です。

実際に僕も法律事務所から出向して企業知財部で経験を積ませてもらいました。

これは転職ではないですが、入って、企業知財部員と同じ経験を積めますので、駐在又は出向を終えて他の企業知財部へ転職はできるでしょうし、駐在先又は出向先で気に入られるとそのまま就職することも可能でしょう。

ただし、どの特許事務所も企業への出向や駐在をできるシステムがあるわけではありません。

このためもし駐在又は出向をしたいのであれば、システムのある特許事務所に行くべきです。

未経験OKの知財業界の求人を探すには?

以上のとおり、未経験から知財業界に入るなら、まずスタートは特許事務所がおすすめです。

では、未経験OKの求人を探すにはどうすればよいでしょうか。

求人を探す方法は3つあります。

・知人からの紹介

・パテントサロン

・転職サイト・転職エージェントの利用

身近に知財業界に働いている知人に相談してみましょう。僕に相談してもらってもOKです。

ただ身近に知財業界に働いている知人はないかもしれません。

そこでパテントサロンで求人を探す方法も考えられますが、求人の数は少な目でほとんど同じ顔触れです・・・

そこでおすすめとしては、転職サイト・転職エージェントを利用することです。

おすすめの転職サイト・転職エージェントはこちらの記事で紹介しています。

弁理士・知財に強い転職エージェントを厳選して紹介

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ネタバレすると以下の5つがおすすめです。

ポイント

MS-Japan   ※特許事務所と知財部の双方に強い。併願でいくならおすすめ。

リーガルジョブボード ※優良系の中小特許事務所に強い。担当の三島さんが実際に取材をしている。

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JACリクルートメント ※知財業界に詳しいエージェント。高年収の求人がずらり。

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特にリーガルジョブボードは特にエージェントが特許事務所の内情に詳しいので頼りになると思います。

最初は相談だけで受けて、信用できそうなら使ってみるのもありです。

ちなみに相談はどこも無料で、登録は数分あればすぐできます。

迷ったらどれも登録してみることをおすすめします!

未経験で知財業界へ転職する方法のまとめ

以上を要約します。

未経験で知財業界へ転職できるのか

①特許事務所の場合、未経験でも無資格でも可能です。

②企業知財部の場合、未経験だと有資格でも難しいです。

未経験で知財部に入る方法

①特許事務所で経験を積んでから知財部へ転職する

②企業に駐在又は出向できる特許事務所へ入り、駐在又は出向する

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