弁理士

現役弁理士が語る弁理士になってよかったこととよくなかったこと

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 僕は、とある法律事務所で働く弁理士(ツィッター@mayaaaaasama)🙈

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今回は、わたくしこと士業男子やまが弁理士になってよかったこととよくなかったことについてお話ししていきます。

ここでは、特許事務所で働く弁理士という前提でお話ししています。

これから弁理士を目指そうかなと思っている方にご参考になればと思います。

目次

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弁理士になってよくなかったこと

まずは弁理士になってよくなかったなと思うことを挙げていきます。

・思ったよりも年収が高くない

・ブラックの特許事務所が多い

・繁忙期はクソ忙しい

・老けやすい

・難関資格の割にはモテナイ・知名度低すぎ

以下順番にお話しします。

・思ったよりも年収が高くない

弁理士試験は、難関試験と言われています。

合格率は一桁です。

合格すると正直言って夢のようなリッチな生活が待っていると思っていたのですがそうでもなかったです。

てか個人事業主の形態だと、個人事業主税なるものまでとります。役所は鬼畜です・・・

弁理士の平均年収は600~700万円といわれており、未経験の場合には、年収400~500万円の方もいます。

アソシエイト弁理士の場合には、400~1500万円あたりで、パートナー弁理士になってくると2000~3000万円ぐらい年収を稼げるそうです(とある事務所の場合)。

しかし、パートナーになるためには40代半ばくらいまで働かないといけません。

正直待ってられません。

30代の場合にはバリバリ働いて800~1000万円くらいでしょう。

まわりの人の話とかも聞くと、資格だけでなく実務経験を積んでこのくらいの年収かなと思います。

正直弁護士と格差ありすぎです。

一方、アメリカの場合には、弁理士は特許弁護士とも呼ばれており、平均年収は1400万円だそうです(参考:https://forbesjapan.com/articles/detail/15514)。

ていうか弁護士よりも貰っていますね・・・

思ったより年収が高くないなというのが正直なところです。

・ブラックの特許事務所が多い

また、弁理士になってもその主な職場である特許事務所にはブラックが多いのもよくない点です。

未経験の場合には要注意です。

無茶難題を言われて詰みます。

一度入って2~3年間耐えても結局上手くいかず、せっかく弁理士の資格をとったのにこの業界を離れる人もいます。

ブラックに入ると、マジで人生消耗しますよ。

僕はブラックを2つ入ってマジで死にかけました。やばかったです。

このように特許事務所にブラックが多いのもよくない点です。

・繁忙期はクソ忙しい

また、3月の繁忙期はめちゃくちゃ忙しくなります。

弁理士の仕事は期限厳守です。

そして上司やパートナーはこの時期になると無茶ぶりをしてきます。

3月はクライアントである企業もあやふやしている時期であり、残業時間が1日3時間続くときもあります。

期限厳守のため、残業せざるをえない場合もあるのがよくない点です。

・老けやすい

また、弁理士の仕事はデスクワークです。

書類を作成する仕事であり、パソコンに向かってひたすら作業です。

そのため、眼を酷使してクマができやすいです。

クライアントとの打ち合わせでは明らかにクライアントのほうが目のまわりは健康的です。

また、弁理士の仕事は座って作業です。

座り続けるのは健康にもよくないですし、老け易いです。

おまけにこのような作業ばかりだと運動したりしなくなります。

知ってますか。

特許事務所のエース級の人たちのほとんどがメタボであることを。

運動せず座って作業ばかりしていると健康にもよくないですし、太りやすいです。

このように、老け易いというのよくない点です。

ちなみに僕は、通勤は徒歩で片道50分、毎日ランニング30分、週末はジムで筋トレをしています。

後は、眼を酷使しないようにブルーカットできるようにパソコンを設定しています。

・難関資格の割にはモテナイ・知名度低すぎ

イメージですが、弁護士はドラマなどでかっこいいみたいなイメージがありモテます。

実際に僕は法律事務所に勤めていますが、事務員と弁護士の職場結婚は普通にあります。

一方、弁理士は難関資格の割には知名度低すぎですし、モテません。

モテナイ話は過去記事でも書いていますのでこちらをご参考頂ければと思います。

>>弁理士はモテる?モテない?現役弁理士が真実を暴露します

弁理士になってよかったこと

以上のように、弁理士のよくないところを結構書きましたが、弁理士になってよかったことがあります。

それは僕にとって「1つ」です。

もちろん年収でもありません。

知財に興味あるとかそういう理由もありますし、知財のスペシャリストとして企業の重要な財産に携われるとかそういう理由もあります。

しかし、これらの理由よりもこの「1つ」の理由が大きいです。

それは何か。

それは「サラリーマン生活をやらなくても食べていける」ことです。

これは僕にとって大きいです。

サラリーマン生活っていうのは具体的に以下のような感じです。

・朝は満員電車

・会議多い

・出張多い

・単純作業多い

・会社のためのスキルを学ぶことが多い

・昼休みは上司とランチ

・上司と部下の縦の関係が強い

・夜は飲みにケーション

すみません。ちょっと偏見もあります。

ただこれが毎日続くのは正直無理です。

無理な人は僕だけじゃないかもと思います。

満員電車ってなんで乗らないといけないのでしょうか。

現代の奴隷船ですよ。あれは・・・

会議も多いのがうんざりですし、単純作業多かったり同僚と気をつかったりしないといけなかったりで消耗してしまいます。

そして、夜の誘いに断れず飲みにケーション・・・

もちろんこういう生活が合っている方もいるとは思いますが、無理な人はとことん無理かと思います。

僕は企業の知財部にもいたことがあります。そこはホワイトの大企業でしたが、なかなかなじめずに1年間で辞めてしまいました。

ホワイトの大企業でもダメだったので普通の企業だとなおさらです・・・

しかし、特許事務所で働くとこんな感じになります。

・朝は満員電車⇒フレックスタイム・在宅制度で避けることができる(ほとんどの特許事務所)

・会議多い⇒ほぼなし。稼働時間のほとんどを知財実務にあてられる。

・出張多い⇒ほぼなし。稼働時間のほとんどを知財実務にあてられる。

・単純作業多い⇒事務員が作成した書類のチェック以外はほぼなし。稼働時間のほとんどを知財実務にあてられる。

・会社のためのスキルを学ぶことが多い⇒よそにでも通用する知財スキルを学べる。

・昼休みは上司とランチ⇒縦の関係がほぼなく。行く必要なし。

・上司と部下の縦の関係が強い⇒縦の関係がほぼなし。

・夜は飲みにケーション⇒縦の関係がほぼなく。行く必要なし。

・さらに弁理士なら裁量権もあるので自由な働き方が実現できる。

未経験の場合には、最初は上司の指導有で裁量権がなくストレスがたまるかもですが、実務も身に着けると裁量権もあるので自由に働けることができます。

サラリーマン生活にうんざりしていたり、内向的な方であれば、弁理士のほうが向いているかもしれません。

たいていの人ってスポーツとか芸術に特別な才能をもっていなければ、サラリーマンになることが一番の選択肢かと思います。

サラリーマンの生活に合う人もいると思いますが、サラリーマンの生活に合わずに社会でうまくやっていけない方も多いと思います。

もしそうであれば、サラリーマンから抜け出るために最も手っ取り早いのは「士業の資格」をとってジョブチェンジをすることです。

もし理系出身なら「弁理士」として、サラリーマンにはない自由な働き方を目指してみるのもいいかなと思います。

 最後に

以上のように、弁理士のメリットは「サラリーマン生活をやらなくても食べていける」ことかなと思います。

なかなかこういう職業ってないと思います。

このブログでは弁理士試験の勉強方法、特許事務所への失敗しない転職について記事を書いています。

>>弁理士試験のおすすめの勉強方法を紹介します。この方法で1年弱の勉強量で合格しました。

>>特許事務所への転職のやり方|失敗しない適切な方法

もしサラリーマンから抜け出したいとか弁理士興味あると1ミリでも思ったら、ぜひご覧いただければと思います。

以上

開業予定の特許事務所です。お仕事の依頼があれば是非!

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