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特許事務所の所員の年収はどれくらい!?現役弁理士が答えます

更新日:

 僕は、とある弁理士(ツィッター@mayaaaaasama)🙈

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悩んでいる人
特許事務所で働くと年収ってどのくらいになるんだろう・・・

こうした疑問に解決します。

目次

特許事務所の所員の平均年収は526万円

 特許事務所の平均年収を検索してみると、あるサイトには「〇〇万円~〇〇万円が一般的です」と書かれているのがよく見られます。

 しかし、こういうサイトに書いている平均年収って根拠がないのがほとんどです。

 一方、求人サイトには、求人情報から算出した給料情報を元に計算された平均年収をのせているところがあります。

 このデータを見た方が信頼性は高いと思います。

 実際に、求人ボックスが算出したものによれば、正所員(派遣社員除く)の平均年収は「526万円」です(求人ボックス.com/特許事務所の年収・時給)。

 この平均年収は日本の平均年収(国税庁の平成29年度「民間給与実態統計調査結果」)よりも高い傾向にあります。

 特許事務所の職種別の平均年収は!?

 正所員の平均年収は526万円ということですが、これは特許事務所で働く様々な職種を含んだ平均年収です。

 特許事務所には、所長弁理士・パートナー弁理士・アソシエイト弁理士(特許弁理士・商標弁理士)・特許技術者・特許事務員・特許翻訳・特許調査・図面担当者と様々な職種がいます。

 そこで職種別に年収はどのくらいになるのか見ていきます。

①弁理士

 弁理士には、所長弁理士・パートナー弁理士・アソシエイト弁理士(特許弁理士・商標弁理士)とさまざまです。

 所長クラスになると従業員10人くらいの規模であっても2000万円以上の年収はもらえると思います。

 これは実際に特許事務所を運営している独立弁理士から聞いた話であり、従業員10人くらいを雇える規模であれば2000万円以上は稼いでいるそうです。

 その一方で、仕事があまりきておらず、1人で独立開業している弁理士の年収は500万円くらいであるそうです。

 独立開業しなくても規模の大きい事務所でパートナークラスの役職につけば、2000万円以上の年収は得られます。

 実際に、僕が今勤めている事務所でもパートナークラスの年収は2000万円以上です。ただ売り上げがたたないとアソシエイトに降格させられるそうですが・・・

 大手特許事務所でパートナーになって年収2000万円以上を稼ぐというのは夢のある話かもしれません。

 ただ、パートナーになるための条件が勤務年数10年以上といった縛りがあったりして若い人にとっては遠い先の話であることが多いです。

 実際に、僕が今勤めている事務所でもパートナーになる人は40代半ばぐらいが多いです。

 30代でパートナーになった人は最近見かけません。

 そうすると、大手特許事務所で何十年も働いてパートナーを目指すよりは、稼ぎのいい特許事務所を転々として若いうちから1000万円以上を稼いだ方が賢いと思います。

 アソシエイト弁理士は特許弁理士と商標弁理士に分かれます。

 特許弁理士の方が商標弁理士よりも年収はよいです。商標弁理士の方ごめんなさい。

 特許弁理士の場合は600万円~1800万円くらいです。

 これはまわりから聞いた話をふまえた話なのでおおざっぱです。

 仕事をバンバン処理して残業もバンバンして売り上げを稼げば20~30代でも1000万円以上を稼げます。

 実際、30代で年収1000万円をこえている弁理士を何人か知っています。(みなさん忙しそうですが・・・)

 一方、マイペースで仕事をして定時あたりに帰っても600万円くらいはもらえます。

悩んでいる人
ちょっと待てよ。俺は仕事ばんばん処理しているのに年収500万円台だぞ!?

どや弁
お勤めの事務所はブラックです。いい事務所が見つかるので転職しましょう。

 転職の前に自分の市場価値を転職サイトに相談するのもよいかもです。

 DODAだとあなたの適性年収を測定できるシステムもあり、あなたの今の市場価値がわかります。

引用:https://assess.doda.jp/

こちらのサイトから数分で無料登録できます。

②特許技術者

特許技術者の場合には、弁理士と異なり、資格をとっていないため弁理士の年収よりも低めの傾向にあります。

とはいえ、特許事務所は成果主義であり、仕事をバンバン処理して売り上げを稼げば、特許技術者でも年収1000万円以上を稼げます。

ここで注意しておきたいのが資格の格差がある特許事務所に入らないことです。

仕事がバンバンできても資格をもっていなければ不当に低い年収で働かされる事務所もあります。

一方で、資格の有無は関係なしで仕事がバンバンできればそれだけ青天井で稼げる事務所もあります。

大手特許事務所の中でも特許出願件数が多いところはその傾向にあります。具体的にここでは言えませんが、もしどこの事務所か聞きたければ個別に聞いてください(DMでもメールでも可能です)。

人から聞いた話などをふまえると、特許技術者の平均年収は400~1200万円以上かなと思います。

特許技術者でも特許事務所の中で役職(例えばリーダーなど)につける場合もありますので役職につくと高年収も見込めます。

③特許事務員・特許翻訳・特許調査

特許翻訳と特許調査の平均年収はそれぞれ500万円、561万円であるそうです(求人ボックス.com/特許事務所の年収・時給)

特許調査の仕事は需要がとても高いため、年収が高いのもうなずけます。

ちなみに特許調査はAIで置き換えられる心配はほぼないと思っていいです。

特許事務員の平均年収はマチマチです。特許事務員を大事にする特許事務所なら高年収が見込めますし、そうでない特許事務所ならずっと低い年収のままです。

このあたりは求人情報をしっかりと確認したほうがよいです。

未経験の弁理士・特許技術者の初年度の年収はどのくらい!?

悩んでいる人
未経験の場合だと年収はどのくらいになるの!?

これは特許事務所によりマチマチですが、弁理士の場合は、400~600万円、特許技術者の場合は、300~500万円です。

前職の年収をふまえて初年度の年収が決まります。

前職の年収がもし800万円でそこから弁理士を目指して特許事務所にジョブチェンジするなら年収は下がる傾向にあります。

一方、前職の年収が500万円でそこから弁理士を取得して特許事務所にジョブチェンジするなら600万円くらい年収を提示するところもあります。

もし、前職の年収よりも高いところにいきたいと思ったら、転職エージェントに相談して高待遇の求人案件を紹介してもらうのがおすすめです。

 特許事務所の求人の見つけ方

求人の方法は以下の3つがあります。

①求人サイトを見て自分で応募

②転職サイトに登録して自分で応募

③転職エージェントに登録してエージェントに紹介

順番に説明します。

①求人サイトを見て自分で応募

特許事務所の求人サイトは、パテントサロンがあります。

ただし毎日1ヵ月くらい見ていたらわかりますが顔触れがいつも一緒ですので、もし優良案件を探すのなら転職サイト・エージェントに登録することをおすすめします。

②転職サイトに登録して自分で応募

転職サイトに登録すると、あなたの希望条件に合った求人がメールで届きますので、そこから自分で応募する方法があります。

自分でマイペースに求人情報だけをチェックしたい方におすすめです。

優良求人が集まるおすすめの転職サイトとしてはDODAがおすすめです。

DODAだとあなたの適性年収を測定できるシステムもあり、あなたの今の市場価値がわかります。

引用:https://assess.doda.jp/

こちらのサイトから数分で無料登録できます。

③転職エージェントに登録してエージェントに紹介

転職エージェントに登録して、エージェントに希望条件を伝えて、希望条件に合致した求人をエージェントから紹介してもらえる方法があります。

希望条件の一例を紹介します。

・早くに手に職をつきたい➤指導が丁寧な事務所を紹介してもらう

・自由な時間がほしい➤残業時間が少なめの事務所を紹介してもらう

・高い年収がほしい➤高年収の事務所+年収交渉してもらう

転職エージェントを利用すると以下の利点があります。

①エージェントから特許事務所の内情を知ることができる

②めんどくさい転職の作業はエージェントに任せられる

③エージェントが年収交渉や勤務条件を交渉してくれる

④隠れ優良案件を紹介してもらえる

⑤内定をもらえるとお祝い金がもらえる(リーガルジョブボード)

⑥サポートは無料

ぶっちゃけ登録しない手はないです。

おすすめのエージェントは以下のとおりです。

ポイント

MS-Japan   ※特許事務所と知財部の双方の求人に強い。併願でいくならおすすめ。

リーガルジョブボード ※優良系の中小特許事務所に強い。エージェントが実際に特許事務所を取材をしている。

ビズリーチ      ※自分のキャリアにあった高めの求人を紹介してもらえる。

JACリクルートメント ※知財業界に詳しいエージェント。高年収の求人がずらり。年収交渉にも強い。

いずれも数分で無料登録できます。

特に特許事務所に強いのはリーガルジョブボードです。聞きなれない方も多いですが、業界では結構有名です。詳しくはこちらをご覧ください。

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リーガルジョブボードを徹底解説|特許事務所を探すならおすすめの転職サイト

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じっくりと検討したい方はこちらの記事が参考になります。

知財・特許に強い転職エージェントを弁理士が厳選して紹介

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もし今は転職する気がなくても転職サイト・エージェントに今すぐ登録しておくことをおすすめします。

理由は、今は少しでも転職したい気持ちがあっても、これから仕事でストレス・疲労が限界に達すると転職サイトに登録する気持ちがなくなってしまうからです。

気になる求人情報をストックしておけば、転職というセーフティネットがはれて、疲労などで限界に達する前に転職という手を打つことができます。

転職サイト・エージェントは登録無料です。あなたの希望条件にあった求人が届くので今は転職しなくても登録しておきましょう。

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特許技術者は弁理士をすぐにとるべき

特許事務所の所員の年収は日本の年収よりも高い傾向にあります。

年収だけではなく、対人関係も希薄であり、専門性の高い仕事なので、知財のスペシャリストを目指すのであればおすすめしたいところです。

特許事務所は無資格でも入れますが、はやいうちに資格はとっておきましょう。

一生特許技術者だと高年収は見込めないです。

特許技術者どまりだと損しかない話【もう気づくべき】

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このブログでは弁理士試験に一発合格するための勉強法を解説しています。

実際に僕も一発合格しましたので参考になると思います。

勉強法はこちらです。

弁理士試験におすすめの勉強法|この勉強法で1発合格しました

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