特許 特許-弁理士試験

独学で弁理士試験に合格することができるのか【現役弁理士が回答します】

更新日:

僕は、とある法律事務所で働く弁理士🙈

f:id:mayaaaaasama:20190622224128p:plain

資格スクールの講座費用高いよなあ。。独学で弁理士試験に合格できないのかな?

 こうした疑問に答えます。

 僕の実績を以下に公開します。

 短答試験:1発合格

 論文(必須)試験:1発合格

 口述試験:1発合格

 勉強時間:1年弱

 この記事を読めば、弁理士試験が独学で合格できるのかどうかが分かります。

 また、弁理士試験の効率のよい勉強方法がわかります。

目次です

スポンサーリンク

独学で弁理士試験に合格できる!?

そもそも弁理士試験ってどういう形式の問題が出題されるの?

 弁理士試験には「短答試験」「論文試験」「口述試験」の3つの試験があります。

「短答試験」は独学でも合格できます

 

 ※毎年5月下旬に行われます。

 ※マーク式の試験で5つの選択肢から正解を1つ選びます。

 ※出題分野は「特許実用新案法」「意匠法」「商標法」「条約」「不正競争防止法」「著作権法」の6つです。

 ※合格ラインとして最低6割の正答率が必要です。

 ※合格すると2年間免除されます。

※合格率は約20%と低めであり最初の難関です。

 短答式の問題は、各法律の条文を一言一句理解し、かつその趣旨も理解しておくことが重要です。

 これに加えて、更に過去問で演習してわからないところをしらみつぶしでつぶしていけば独学でも合格は可能です。

「論文試験」は独学で合格することは難しいです

 

 ※論文試験は必須科目と選択科目の2つがあります。必須科目は7月上旬に、選択科目は7月下旬に行われます。

 ※必須科目は特許実用新案法、意匠法、商標法の3つに分かれています。

 ※これらのそれぞれの合格基準点を満たさないと合格できません。

 ※必須科目では主に、条文の趣旨を論述させるか、あるいは事例問題を解くかの2つのパターンです。

 ※この論文試験(必須)の合格率は約10~20%であり、合格が難しいです。

 ※選択科目は以下の選択肢の中から1科目選択して受験します。

 ※論述というよりも記述試験といった感じです。大学受験の2次試験のようなイメージです。

 1.理工I(機械・応用力学) 

 2.理工II(数学・物理)

 3.理工III(化学)

 4.理工IV(生物)

 5.理工V(情報)

 6.法律(民法)

 ※修士以上の方は選択科目試験の免除を受けることができます。

 ※必須試験も選択試験も合格すると2年間免除されます。

 論文試験の選択科目は独学でも合格可能ですが、必須科目は独学では難しいです。

 理由は、論文試験というのは、問題の解き方・答案の書き方に独特のテクニックがありこれを知っていないとかなり不利になるからです。

 実は論文試験は問題文を見たら頭の中で答えはイメージがつきやすいです。

 問題自体はそれほど難しいものではありません。

 しかし、答えがわかっていても、採点側が答案に書いてほしい論点が書いていないことがあります。

 論文試験は、論点を落としていはいけない試験です。

 論文試験が難しい理由は、答えがわかっていても論点を知らず知らず落として減点対象となってしまい合格できないためです。

 このようなことがないように、受験生は資格スクールで論文対策講座を受講して講師から論文の答案テクニックを学びます。

 受験生のほとんどが圧倒的に資格スクールを受講する中で、独学で立ち向かうのは無謀と言ってもいいかなと思います。

 もちろん、めちゃくちゃ頭が切れる方なら独学でも合格はできると思います。

 ただそのような方でも「3年」はかかると思います。

 実際に、僕の身近に頭が切れる人がいて、メルカリかどこかで予備校のレジュメを入手して独学でたちむかった猛者がいます。

 その人でも3年はかかったそうで、通信講座を受講しておけばよかったwと言っていました。

 もし1~2年の短期間で合格したいのなら資格スクールの通信講座を受講した方がよいです。

「口述試験」は独学でも合格できます。

 ※毎年10月中旬あたりに行われます。

 ※「特許実用新案法」「意匠法」「商標法」の3つについてそれぞれ試験官による口頭試問を受けます。

 ※条文集が手元に用意されているのでかりに忘れても安心してください(時間のロスにはなりますが・・・)

 ※時間通りに全ての口頭試問に答えられれば合格であり、3つのうち2つ以上合格であれば、OKです。

 ※合格率は100%に近くほぼ合格できる試験です。

口述試験は独学でも合格できます。

口述試験の過去問をしっかりとやっておけば受かる試験です。多少答えがあやふやでも今は試験官も緩いそうで助け舟を出してくれたりして合格しやすいようにしてくれます。

独学で弁理士試験に合格するためには何年かかる!?

 独学で合格できないことはありません。

 独学が難しい論文対策は資格スクールのレジュメをメルカリで入手したり、合格した友人に譲ってもらったりして勉強すれば合格することは可能です。

 ただし、合格するのに相当な時間がかかることは意識した方がよいです。

 3年以上は覚悟したほうがよいです。

 もし、1~2年で合格したいのであれば独学よりも通信講座を受講することをおすすめします。

独学よりも通信講座の受講をおすすめします

そもそも独学をしたい理由は何でしょうか。

・費用を抑えたい

・自分のペースで勉強したい

・自分のスペックを試したい

確かに資格スクールの教材は高いですが、独学の場合にも費用はかかりますし、時間がかかります。

資格スクールの教材の価格よりもむしろ時間の方が重要です。

というのも、この業界に入ったら資格をとっただけではだめでスキルをしっかりと磨かないといけないからです。

資格はちゃっちゃととって、スキルアップのために時間をかけた方が効率的です。

費用については、資格をとれば1年くらいで回収できますのでここは目をつぶったほうが賢いかなと思います。

また、通信講座でも自分のペースで勉強することができます。

今ではオンライン動画でスマホがあればどこでも見ながら勉強できます。

通学講座と違い、途中でやる気がなかなったら終了してまたあとで見直したりすることもできます。

通信講座はどちらかといえば独学にちかい勉強のやり方です。

自分のスペックを試したいから独学を始めようとする方、やめましょう。

おすすめの通信講座

f:id:mayaaaaasama:20190530233041j:plain

通信講座のおすすめを知りたいな

通信講座としては代表的なものは「LEC」「資格スクエア」「スタディング」の3つがあります。

 「LEC」・・・王道。色んなコースがあるが、「ベーシックコース」1択。¥426,000

 「資格スクエア」・・・コスパ最高。合格最年少者輩出。今はこちらが主流。¥253,000

 「スタディング」・・・破格の安さ。ただしボリュームに難と合格実績が不透明。¥74,000

これらの中で僕がおすすめするのは資格スクエアの「基礎・短答・論文パック」です。

僕はLECのベーシックコースを利用しましたが、今弁理士資格をやるのであれば、資格スクエアの弁理士講座を利用します。
実際に、資格スクエアの弁理士講座を利用させてもらう機会がありましたが、この講座だけで自己完結します。

試験勉強の作業効率がめちゃくちゃいいです。

例えば、資格スクエアには青本講座という動画解説があります。
これを利用すれば、自分で青本を丁寧に読むという作業を省略できます。

資格スクエアの弁理士講座は以下の3つの講座で構成されています。

・基礎講座(※青本講座含む):約150時間

・短答対策講座:約80時間

・論文対策講座(書き方/解き方/実践):約80時間

 基礎講座に短答過去問が含まれているので、改めて過去問を購入する必要はありません。

 講座の種類が3つしかありませんが、配信時間のボリュームを考えると、中身が濃いといえますのでLEC通信講座と同様の質とボリュームを確保しているようです。むしろシンプルな構成となっているので初学者がとっつきやすいかと思います。

 そして、この講座を担当されている講師が大手予備校で講師の経験のあるベテランの菊池先生と林先生ということでとても信頼できると思いますし、実際に受講生の評判も高いようです。

 このように、LEC通信講座と比較してボリュームなどに大差ないように思いますが、この値段の安さは異質といえます。

 これは、おそらく合格に不要な校舎などをカットしており価格を抑えつつ質の高いサービスを提供しているからだと思います。

 資格スクエアの弁理士講座を用いて弁理士試験に合格できるかどうかは過去記事でも書いています。

 >>資格スクエアの弁理士講座を用いて短期間で合格は可能か|現役弁理士が答えます

 資格スクエアの弁理士講座はこちらのサイトから申し込みできます。

 なお、資格スクエアの弁理士講座はこちらのサイトから資料請求も可能です。

しかし資格スクールの弁理士講座はどれも高いよなあ

 確かに高いですw僕も弁理士講座を受けた時高すぎて独学でできないか考えたこともあります。

 しかし、資格スクエアなら25万円払って1~2年で合格できれば、大手特許事務所なら月2.5~3万円くらいの資格手当を出すところもありますし、そのような事務所へ転職すれば1年で十分回収できます。

 また、弁理士試験の資格をとれば、自由な働き方を実現できますし、転職でも有利にすすめることができます。さらに独立開業という道も開けます。

 この道に進めえるなら弁理士資格は早めにとったほうが良いと思うので、ここは購入を検討した方がいいと思います。

ご質問などあればぜひご相談を

f:id:mayaaaaasama:20190623184519p:plain

 最後になりましたが、弁理士試験の勉強についてご相談などあればご遠慮なくご連絡を頂ければと思います。

 おすすめの特許事務所やおすすめしない特許事務所など。いつ転職すべきかなど。知っている範囲で教えられます。

 メールアドレスはyamatenisan@gmail.comです。ツィッターのDMでも構いません。

 以上

短期間で合格するための弁理士試験の勉強方法の記事はコチラです。

>>弁理士試験のおすすめの勉強方法を紹介します。この方法で1年弱の勉強量で合格しました。

短答試験勉強の攻略方法の記事はコチラです。

>>弁理士試験の短答試験攻略方法|現役弁理士がやったこと全部公開します

論文試験勉強の攻略方法の記事はコチラです。

>>弁理士試験の論文試験は考え方をたった1つ変えるだけで合格できる試験です

通信講座の比較記事はコチラです。

>>弁理士試験の予備校を比較してみた【結論:資格スクエアがベストです】

開業予定の特許事務所です。お仕事の依頼があれば是非!

弁理士試験の勉強方法のおすすめ記事

弁理士試験の勉強方法のおすすめ記事はコチラ

弁理士試験の勉強方法のおすすめ記事

特許事務所への転職のおすすめ記事

-特許, 特許-弁理士試験

Copyright© 弁理士ブログ|とある士業の知的な日常 , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.