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30代が特許事務所へジョブチェンジすることのメリットとデメリット

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 僕はとある法律事務所で働く弁理士(ツィッター@mayaaaaasama)🙈

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 僕は、これまでに中小と大手の特許事務所(法律事務所)と、大手メーカー知財部で働いた経験があります。詳しくはこちらです。

・中小特許事務所

・中小特許事務所

・大手メーカー知財部

・大手法律事務所

 僕は、このように特許業界で職場を転々としており、転職に詳しいです。この経験と知人からの情報などを踏まえて、このブログでは、特許事務所の転職情報について記事を書いています。

 今回は、「30代が特許事務所へジョブチェンジすることのメリットとデメリット」についてお話ししたいと思います。

 30代が特許事務所へジョブチェンジすることのメリットとデメリット

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では30代が特許事務所へジョブチェンジすることのメリットとデメリット」についてお話しします。メリットとデメリットはそれぞれ以下のとおりです。

 「メリット」

・特許事務所への転職は簡単

・身につけるべきスキルが明確

・高収入が見込める

・企業にはない自由な働き方を実現できる 

「デメリット」

・新しい技術、法律を勉強しなければいけない

・文章を書くのが苦手な人はスキルの習得に時間がかかる

・ほとんどの事務所が成果主義

・ブラック特許事務所に行くと消耗するだけに終わる

以下、「メリット」と「デメリット」について詳しく説明します。

30代が特許事務所へジョブチェンジすることのメリット

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まず、30代が特許事務所へジョブチェンジすることのメリットについてお話しします。このメリットは以下のとおりです。

・特許事務所への転職は簡単

・身につけるべきスキルが明確

・高収入が見込める

・企業にはない自由な働き方を実現できる 

まず、特許事務所への転職は、理系のバックグラウンド(理系学部の大卒以上)があれば未経験の30代でも十分可能です。特許事務所は今はどこもかしこも人材不足であり、未経験者でも転職は難しくありません。また、特許事務所では、弁理士・特許技術者の平均年齢が高いためか、30代前半で若手扱いであり、30代後半であっても転職しやすいです。この点は、メーカへの転職と異なる点です。

次に、30代が特許事務所へジョブチェンジすることのメリットとして身につけるべきスキルが明確であることが挙げられます。より具体的には、そのスキルとは特許明細書を書くことであり、特許明細書とは、クライアントである出願人が特許を取得するために特許庁へ提出するもので、発明を説明した書類です。

そして、この特許明細書が書けるようになり、案件の処理数を上げることにより、売り上げを稼ぐことができ、年収アップが見込めます。これが、30代が特許事務所へジョブチェンジすることのメリットとして挙げられます。特許事務所で稼ぐためには、特許明細書が書けること、早く仕上げることが重要です。

更に、特許事務所では企業にはなかなかない自由な働き方を実現できます。具体的には、会議・出張がほとんどなく、自分の好きな時間に自分の好きな仕事をできますし、出社時刻をずらしたりすることもできます。また、弁理士の資格を取得すると、在宅での仕事も可能となっていきます。

30代が特許事務所へジョブチェンジすることのデメリット

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次に、30代が特許事務所へジョブチェンジすることのデメリットについてお話しします。このデメリットは以下のとおりです。

・新しい技術、法律を勉強しなければいけない

・文章を書くのが苦手な人はスキルの習得に時間がかかる

・ほとんどの事務所が成果主義

・ブラック特許事務所に行くと消耗するだけに終わる

まず、「新しい技術、法律を勉強しなければいけない」ことがデメリットの1つに挙げられます。ただし、新しいことに積極的に勉強するのが好きであれば、これはデメリットといえないと思います。特許事務所で働くと、様々な分野の技術に関する発明の特許を取るために特許明細書を書いていきます。ここで、特許明細書を書くためには技術の理解と特許法の知識が重要です。これを実務をこなす過程で勉強して身に着ける必要があります。

次に、「文章を書くのが苦手な人はスキルの習得に時間がかかる」ことがデメリットの1つに挙げられます。特許事務所での仕事のほとんどは文書を書く仕事です。このため、文章を書くのに慣れていない人や文章を書くのが苦手な人にとっては実務(スキル)の習得に時間がかかるかもしれません。ただし、これはセンスとか向き不向きがあるわけではないので努力によってカバーできると思います。

次に、「ほとんどの事務所が成果主義であること」がデメリットの1つに挙げられます。このため、企業と同じ感覚で働いていると苦痛を感じる方もでてくると思います。ただし、成果主義はある意味でフェアな評価システムですのでこのようにとらえるとデメリットというよりもメリットといえるかもしれません。特許事務所の一部では、売り上げが悪いと、年収が下がる場合もありますし、逆に売り上げがよいと、年収アップする場合もあります。

次に、「ブラック特許事務所に行くと無駄に消耗して終わる」ことがデメリットの1つに挙げられます。ブラック特許事務所のブラックの定義に個人差があると思いますが、ここでは「定収入」「指導なし」「裁量権なし」の3つの条件を満たしているところをいいます。このような特許事務所に行っても、実務(スキル)が向上しないだけでなく、いつまでたっても年収も上がりませんし、パートナーや所長に無駄にやり直しを食らったりしてストレスもたまります。このような特許事務所は絶対に行くべきではありません。

 失敗しない特許事務所への転職のやり方

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以上のとおり、「30代が特許事務所へジョブチェンジすることのメリットとデメリット」について説明しました。ここで、「メリット」と「デメリット」を踏まえて、もし特許事務所へジョブチェンジを考えるならば、適切なやり方で進めることが重要です。

特に、特許事務所での転職において、ブラック特許事務所を回避することが重要です。しかし、なかなかネットなどの情報だけではうまくいきません。自分で求人サイトを見て募集すると失敗する可能性が高まります(最初の僕がそうでした・・・)。特に裏ボスの存在などを知ることは自分で調べるだけでは不可能です。

そこで転職して失敗しないためには<strong>「特許事務所の選び方」が重要</strong>です。

このブログでは、失敗しないための特許事務所への転職活動のやり方の記事を書いていますのでこちらが参考になると思います。

是非ご覧ください。

失敗しない特許事務所への転職のやり方の記事はコチラ

以上

開業予定の特許事務所です。お仕事の依頼があれば是非!

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