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現役弁理士が弁理士試験に受かる勉強方法のコツを「2つ」ご紹介します

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 僕は、とある法律事務所へ働く弁理士🙈

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 僕は、過去に弁理士試験を受験して、「1年弱」の勉強量で以下の試験に1発合格して弁理士試験に合格しました。

 短答試験:1発合格

 論文(必須)試験:1発合格

 (意匠と商標は「A」の評価でした。模擬試験は受けていません。)

 口述試験:1発合格

 僕は東大京大のような難関大学出身ではなく、普通の国公立大学出身であり、すごい記憶力の持ち主とかそういうものでありません。ただ勉強法の効率がよかっただけです。

 そこで、今回は自分の経験を踏まえて「現役弁理士が弁理士試験に受かる勉強法のコツを『2つ』ご紹介します」というタイトルにてお話ししたいと思います。

 今回は以下のような悩みをもっている方にご参考になればと思います。

・弁理士試験をはじめようと思うのだが効率のよい勉強法を知りたい方

・弁理士試験を受けているがなかなか合格にいたらず勉強法を見直そうとしている方

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  弁理士試験に受かる勉強方法の2つのコツ

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 では「弁理士試験に受かる勉強方法のコツ」を2つご紹介します。それは以下のとおりです。

・最初は試験範囲の全てを流し見すること⇒全体像を把握

・四法対照をノート代わりにすること⇒位置情報を把握

 弁理士試験は、数学のようなひらめきとか発想力は要求されません。「知識量」が全てです。いかに条文を1語1句頭の中に記憶させるかが重要です。つまり「記憶の定着化」がとても重要です。そして、その「記憶の定着化」を助けるために、最初に「全体像」を把握すること、「教材の位置情報」を把握することがとても重要になります。

 上記の2点について、以下に詳しく説明していきます。

(1)最初は試験範囲の全てを流し見すること

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 まず最初は試験範囲の全てを流し見することが重要です。全てを流し見して全体像を把握します。これは筋トレでいう「準備運動」のような位置づけです。まずは筋トレでは、いきなりハードなトレーニングをすると体を壊したりしたり、身体が受けつかない場合があります。まずは軽くウォーミングアップして体を動かしてから、トレーニングを積むことでバランスよく体を鍛えることができます。「流し見」はこれに似たようなものです。流し見をして全体像を把握してから1つ1つ順番に細かく勉強していくことで、ある項目と他の項目との関連性もよくわかり効率よく知識の記憶を定着できます。

 ただし、ここで流し見するものとして、「条文」「青本(工業所有権法逐条解説)はおすすめしません。条文を1つずつ読んだり、青本(工業所有権法逐条解説)を最初から読んでも、頭の中に何も入ってこないと思います。また、読むという作業はとても時間がかかり非効率です。そこで、おすすめなのが「予備校が提供するオンライン動画」です。

 「予備校が提供するオンライン動画」には、「特許」「実用新案」「意匠」「商標」「条約」「著作権法」「不正競争法」のいずれの基礎を解説した動画があります。この動画をそれぞれ流し見すればOKです。ただ、予備校が提供するものの中でも個人的には、「資格スクエアの『基礎・短答・論文パック』」をおすすめします。なぜかというと、コストパフォーマンスに優れるとともに(大手予備校のほぼ半分以下の¥248,000)、青本解説講座もついているからです。この青本解説講座とは、講師が青本(条文の趣旨の解説書)を丁寧に解説した動画であり、これはとても便利です。僕が受験生時代だったころは、このような講座はなく自分で青本を読みながら勉強していましたが、こういう解説動画があればこのような非効率な作業もしなくてよかったと思います。この点から、資格予備校が数ある中で、「資格スクエアの『基礎・短答・論文パック』がおすすめかなと思います。資格スクエアの『基礎・短答・論文パック』は「こちらのサイト」から申し込みできます。

(2)四法対照をノート代わりにすること

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 次に四法対照をノート代わりにすることが重要です。これをノート代わりにして繰り返し読んでおくことで、どこに何が書いてあったかという位置情報まで把握することができ、知識の記憶をとても効率よくできます。

 四法対照とは、正式には「四法対照法文集」であり、「特許法」「実用新案法」「意匠法」「商標法」が比較しやすいように配置した法文集です。これら4法以外に「著作権法」「不正競争法」「条約」も収録されています。この法文集は余白が結構ありますので、自分で書きこんでノート代わりにすることができます。趣旨を書きこんだり、問題でわからなかったところを書き込んだりして自分の「オリジナルノート」を作ることができます。

 実際に僕が使用したものを公開しておきます。

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引用元:(第17版)産業財産権四法対照40~41頁

 この写真で注目しておきたいのが、以下の4点です

・マーカーの使い分け

・趣旨の書き込み(色ペンで使い分け)

・過去問のフィードバック

・イラスト挿入(おまけ程度ですw)

 まずマーカーで色分けをしているのがわかると思います。色分けにより、カラフルな画像が頭の中に定着して長い条文を記憶させやすくなります。

 基本的にはピンクを使い、()書きはオレンジ色や緑いろマーカを使ったり、但し書きは青色(もしくは紫色)のマーカを使って色分けしています。

 また、写真のとおり、意匠法について趣旨を書きこんでいます。このように条文と趣旨とがセットになるようにして記憶を定着させます。

 また、過去問で解答できなかった問題について、図解とともに書き込んでいるのがわかると思います。過去問で解答できなかった問題についても条文に書き込むことで、自分が苦手なところを落とさないようにすることができます。

 さらに「蟹のイラスト」を挿入していますがこれは半分趣味ですwこのように息抜きでイラストを描いていると、蟹を書いたところには「29条の2」が書いてあったなあと記憶のフックにもなりますし、自分のイラストを見たさにまた繰り返し条文を見てみようという気持ちも働きます。イラストはそれ自体に意味はありませんが、このような間接的な効果をもたらすのでおすすめです。

  このようにして、繰り返し読むものをこれ1冊にしておけば、記憶の定着化がとても効率よくできます。というのも、繰り返し読んでおけば、何がどこに書いてあったかという所まで把握しやすくなります。

 まとめ

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 以上のように、弁理士試験に受かる勉強方法のコツを「2つ」紹介しました。以下にまとめます。

・最初は試験範囲の全てを流し見すること⇒全体像を把握

・四法対照をノート代わりにすること⇒位置情報を把握

 「全体像を把握すること」「位置情報を把握すること」により知識の記憶を定着化させる。弁理士試験は知識量が全て。

 以下、試験勉強にこれだけは必要なものもまとめておきます。

・四法対照

産業財産権 四法対照

産業財産権 四法対照

 

・青本(工業所有権法逐条解説)

工業所有権法(産業財産権法)逐条解説 第20版

工業所有権法(産業財産権法)逐条解説 第20版

 

  PDFでもよければ こちらのサイト(特許庁サイト)から無料ダウンロード可能

・資格スクールの予備校講座(資格スクエアの『基礎・短答・論文パック』がおすすめ)。

www.mayaaaaasama.com

 もし弁理士試験で相談などありましたらyamatenisan@gmail.comかツィッターのDMまでご連絡を頂ければと思います。 

以上

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