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現役弁理士が弁理士試験の論文試験の勉強方法を解説する

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 僕は、とある法律事務所へ働く弁理士🙈

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 今回は、「現役弁理士が弁理士試験の論文試験の勉強方法を徹底解説する」というお話をしたいと思います。

今回は、弁理士試験の論文試験の勉強はどうしたらいいのだろうか・・・と悩んでいる方にご参考になればと思います。

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 弁理士試験の論文試験は独学では難しい

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まず、「弁理士試験の論文試験の勉強方法」に先立ち、弁理士試験の論文試験は独学で難しいことをお話しします。

その理由としては、独学で勉強すると、効率も悪く圧倒的に不利な立場におかれるからです。

これはどういうことか以下に簡単に説明します。たいていの受験生は資格予備校に通い、レジュメ(条文の趣旨のポイントをまとめた資料のようなもの)と講師の指導を通じて論文の書き方を学んでいきます。たいていの受験生がこのような書き方を身につけて試験に臨みます。そうすると、予備校の受験生はたいていポイントをおさえながら構成がしっかりした論文を書いてきます。独学で勉強した受験生は、このような受験生に対して太刀打ちをすることができません。論文試験は「落とす試験」ですので独学で勉強した受験生は容赦なく落とされてしまいます。

このため、弁理士試験の論文試験は独学でなく予備校の弁理士講座を利用した方がよいです。もちろん価格は高いですが、短期で合格したければその価格に目を瞑ったほうが良いです。

 論文試験の勉強方法

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では「論文試験の勉強方法」について以下説明していきます。

「論文試験の勉強ために準備するもの」

「過去問分析」

「論文対策」

の順番で説明していきます。

 弁理士試験の論文試験の勉強のために準備するもの

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以上を踏まえて、弁理士試験の論文試験の勉強のために準備するものを説明します。最低これだけは準備しましょう。

・裏紙

・ボールペン(本番用にシャーペンと消しゴムがあれば尚可)

・マーカ

・教材

・四法対照

  ・青本(工業所有権法逐条解説)。PDFデータはこちらから無料で入手可能

  ・知的財産法判例教室

  ・予備校の通信講座

知的財産法判例教室は、判例の理解を深めるために合ったほうがよいです。この本に登録された判例が出題される可能性はとても高く、おいておくだけでも価値があります。

予備校の通信講座としては、講師陣の質、教材の質、価格(¥253,000。大手資格スクールのほぼ半額)から「資格スクエアの『基礎・短答・論文パック』」がおすすめです。こちらのコースは「こちらのサイト」から申し込みできます。これまでは、大手予備校の資格スクールの講座が一般的でしたが、こちらの通信講座でも十分戦えますし、何より他の教材が不要なほどボリュームも充実しており、しかも低価格です。控えめに言ってもこれ1択といっていいくらいです。

「資格スクエア」が買いである理由についてはこちらのサイトで詳しく解説しています。

>>弁理士試験に資格スクエアは「買い」である理由

 弁理士試験の論文試験のスタート時期

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次に、「弁理士試験の論文試験のスタート時期」についてお話しします。結論から言うと、「今すぐ」に、遅くとも「本番の年の『1月』」から始めた方がよいです。もちろん短答免除の方は、論文だけに集中すればよいですが、短答試験もある人は、5月末から論文試験では正直遅いです。特に文章を書くのに慣れていない方にとっては、文章力が1ヵ月ちょいで上達するのが難しいと思います。半年以上文章を書くのを継続しておくのが論文上達に重要ですので、今すぎ、遅くとも「1月」から始めることをおすすめします。そして、断続的ではなく、毎日書いておくことをおすすめします。最初は写経でも問題がありません。

 弁理士試験の論文試験の過去問を分析しよう

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次に、「弁理士試験の論文試験の過去問」をしっかりと分析することが重要です。

本番までとっておくのでなくすぐにとりかかりましょう。特許庁には過去16年分の過去問が掲載されています。こちらのサイトから入手可能ですので分析しておきましょう。ここで、実際に解いてもよいですし、論点を見たり、予備校の弁理士講座の模範解答を写経しても良いです。そうすると、パターンが決まっていることが分かると思います。そのパターンを知っておくと、勉強もやり易くなります。

実際に、論文試験では、事例問題と趣旨を問う問題の2つのタイプしかないのがわかると思います。そして、事例問題、趣旨を問う問題のいずれにおいても頻出パターンが決まっています。これがわかると重点的に勉強すべき内容とそうでないものとの「濃淡」をつけることができ、勉強がかなり効率的になります。

「弁理士試験の論文試験の過去問」は早めに取り掛かりましょう。最初はできなくても当たり前なので気にしなくてもよいです。

 予備校講師の書き方・解き方を徹底的に真似る

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次に、「予備校講師の書き方を徹底的に真似ること」が重要です。上述のとおり、予備校の弁理士講座は必須といえます。そして、講師の論文の書き方について「素直」に真似ることを心がけましょう。それが合格への近道です。

ここで、論文試験では、論文の書き方だけでなく、問題文を見て内容を的確に分析して問題を解いていく「解き方」も重要となってきます。「書き方」と「解き方」を並行に進めていくことで論文力が高まります。ここで、資格予備校の中には、「書き方」のみに焦点を絞っていることが多いですが、上述の「資格スクエア」では、「書き方」「解き方」がそれぞれ分かれており、それぞれについて講師が丁寧に解説しています。このため、資格スクエアで勉強すると効率よく論文力が身についておすすめです。

講座の中身については過去記事で詳しく解説していますのでこちらもよければご参考ください。

>>弁理士が資格スクエアの弁理士講座を受けてみた感想

「即行動」と「継続力」が重要です

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最後に、弁理士試験の論文対策は「即行動」と「継続力」が重要です。まずは、早めにスタートして毎日論文練習をすることを継続することにより、どんどん力がつくようになります。5月末からというのは遅くて、できる限り早めにするのがよいです。短答式と並行しながらするのは大変かもしれませんが、論文で身につけた知識が担当に役に立つこともあります。

 まとめ

弁理士試験の論文試験の勉強のために準備するもの

・裏紙

・ボールペン(本番用にシャーペンと消しゴムがあれば尚可)

・マーカ

・教材

・四法対照

  ・青本(工業所有権法逐条解説)。PDFデータはこちらから無料で入手可能

  ・知的財産法判例教室

  ・予備校の通信講座(資格スクエアがおすすめ。こちらのサイト」から申し込みできます)

「弁理士試験の論文試験のスタート時期」

⇒「今すぐ」に、遅くとも「本番の年の『1月』」から始めた方がよい

「弁理士試験の論文試験の過去問」

⇒早いうちから目を通しておくとパターンがわかってくるので勉強がやり易い。

「論文対策」

⇒「予備校講師の書き方・解き方を徹底的に真似ること」

以上

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