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特許事務所に入るためにはどうすればよいのか【結論:まずは入りましょう】

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 僕は、とある法律事務所で働く弁理士(ツィッター@mayaaaaasama)🙈

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 僕は、「7年」ほど特許事務所の業界で働いています。詳しくはこちらです。

 なお、他にも職歴はありますが、今回の記事とは異なるものなので外しておきます。

・中小特許事務所(最初の特許事務所。出願業務を主に担当。)

・中小特許事務所(2か所めの特許事務所。ここで特許明細書の書き方を一通りマスター。)

・大手法律事務所(出願業務を主軸とし、弁護士と協同して鑑定なども担当。今ここ。)

 このように、僕は、特許業界に長いこといるので特許業界について詳しいです。

 僕は、ツィッターのDM(ツィッター@mayaaaaasama)やメール(yamatenisan@gmail.com)で転職相談を受け付けています。転職相談の中には、こういう質問がよくあります。

・特許事務所はどうすれば入れるでしょうか?

・弁理士資格を取得するのが必須でしょうか。

・学士だと技術的に難しいでしょうか。大学院に入り直して修士をとるべきでしょうか。

・英語力を身につけてから入るべきでしょうか。

 そこで、今回はこのような疑問に答えるべく、「特許事務所に入るためにはどうすればよいのか」というタイトルにてお話ししたいと思います。

 なお、この記事は、特許技術者を想定しており、特許事務は想定していないのでその点ご承知ください。

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特許事務所に入るためにはどうすればよいのか⇒【答え】

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 上記のとおり、特許事務所に入りたいと考えている方の中には、以下の悩みを抱えている方が多いと思います。

「自分は特許事務所に入れるのだろうか?」

「仮に入ったとしてやっていけるのだろうか?」

 そして、これらの悩みに対して、特許事務所に入る前に、下準備をしておいた方がよいのではないかと考えることが多いと思います。具体的には以下のとおりです。

・「弁理士資格」をまずはとるべき

・「技術」が理解できるように大学院に行くべき。あるいはしばらく企業で開発経験を続けるべき

・「英語力」をもっと身につけるべき

 このような悩みに対する結論とその理由は以下のとおりです。 

【結論】

 まず下準備せずに入りましょう

【理由】

 (1)いずれも入ってから身につけることが可能であるため

 (2)下準備が長すぎると専門スキルを身につけることができないため

 (3)理系の学士卒であれば特許事務所は入るのが簡単であるため

 悩んで行動しないのでなく、「即行動」して特許事務所に入ってみるのが重要です。

 以下に上記(1)~(3)の理由を詳しくお話しします。

(1)いずれも入ってから身につけることが可能であるため

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 まず、「弁理士資格」「技術」「英語」のいずれにおいても入ってから身につけることができます。

 「弁理士資格」については働きながら資格勉強すればよいです。仕事と資格勉強の両立は不可能ではありません。実際に仕事と資格勉強をうまく両立して短期間(1~2年)で合格した人はたくさんいます。

 「技術」については特許明細書や中間処理といった特許実務を積むことで学んでいけばよいです。実際僕は有機化学以外の技術の知識はありませんでしたが、特許実務の経験を積みながら、「高分子材料」「半導体技術」「二次電池」といった新しい技術を習得してきました。「発明」は意外と単純なものが多く、その原理メカニズムは調べれば理解しやすいことが多いです。

 技術不足だからと言って、大学院に行ってからとか、企業で開発経験をしてからとか考えるのは意味がないです。時間を消耗するだけです。

 「英語」についても特許実務を積むことで学べばよいです。特許業界における英語は、一般的に用いられる「英語」と違って特殊です。独特の表現を使うことが多く、その表現はパターンが決まっていてそれを覚えていればなんとかなることが多いです。

 これについては予め準備するよりも、特許実務の中で身に着けていく方がはるかに効率的です。

 また、英語の苦手な方もいると思いますが安心してください。特許技術者は、英語が必ずしも必須ではなく、できなくても大丈夫です。英語が苦手な特許技術者もたくさんいます。

(2)下準備が長すぎると専門スキルを身につけることができないため

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 第2の理由としては、「下準備が長すぎると専門スキルを身につけることができないため」というのが理由に挙げられます。

 特許事務所で成功するためには専門スキルを早く身につけることが重要です。ここで、専門スキルというのは主として「特許明細書を書くこと」です。

 もし、下準備が長すぎて、例えば、弁理士に合格してからといって試験勉強を優先していると、この専門スキルを身につけるスタート時期が遅くなってしまいます。そうするといつまでたってもスタートラインにたつことができません。スタートラインは早ければ早いほどよいです。

 ここで、試験勉強と特許実務は必ずしも結び付きません。すなわち、弁理士試験を勉強したからといって、特許明細書が書けるわけではありません。このため、弁理士試験を優先するととてもスタートラインにいつまでもたてずに非効率です。

 早めに専門スキルを身に着けるのが特許事務所で成功する秘訣ですので、下準備をすることなく即行動して特許事務所に入るべきです。

(3)理系の学士卒であれば特許事務所は入るのが簡単であるため

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 第3の理由としては、「理系の学士卒であれば特許事務所は入るのが簡単であるため」というのが理由に挙げられます。

 特許事務所に入るのは正直言って「簡単」です。これは特許事務所のほとんどが人材不足に陥っていることが主な原因です。また、特許事務所では、30代後半までなら未経験者でもOKであり、年齢的にも縛りが緩いです。

 また、特許事務所で働くには院卒レベルの専門的な技術が必要でないの?と考える方もいると思いますが学士卒レベルで十分すぎます。

 このため、特許事務所に入るのは難しそうだなあと考えている必要はなく、即行動して特許事務所に入って短期間で専門スキルを身に着けることが重要です。

後悔しない特許事務所の選び方

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 以上のように、特許事務所で早く専門スキルを身に着けて成功したいなら即行動して特許事務所に入りましょう。特許事務所に入るのは「簡単」です。

 ただし、特許事務所で定着することは「難しい」です。入るのは簡単ですが、定着が難しいです。その理由は、入ってからのミスマッチングが多いことが原因に挙げられます。

 そこで、後悔しないために、特許事務所は「慎重」に選ぶべきです。事前に特許事務所の情報をサーチしておいて自分に合ったところかを見極めるのが重要です。特に、給与システム(評価システム)、事務所の雰囲気、所長又はパートナの人柄、スキルの指導などについてはしっかりと事前に把握すべきです。

 ただし、求人サイトの求人情報や特許事務所のホームページだけではこのような情報は把握できません。また、特許事務所の情報量は少なく、ネットでの転職サイトからも評判などを把握できないのが実情です。

 そこで、後悔しないためには「転職エージェント」を利用するのが必須です。

 転職エージェントは、実際に特許事務所に取材してこのような内情を把握しているので、転職エージェントとヒアリングしてミスマッチを防ぐことができます。ミスマッチを防ぐためには転職エージェントの利用は欠かせません。

 ここで、転職エージェントの選び方ですが、特許事務所に特化しており、信頼できかつ誠実な評判の転職エージェントを選びましょう。そのような転職エージェントとしては、「リーガルジョブボード」がおすすめです。「リーガルジョブボード」ではネットでも評判が高く、実際に僕もお世話になっています。

 また、「リーガルジョブボード」は、特許事務所と年収交渉をしてくれたり、面接に同伴してくれたり、最大7万円の内定祝いを貰えたりできます。そして、これらのサービスは「無料」で対応してくれるのです。

 控えめに言っても「リーガルジョブボード」は利用しない手はないです。

 「リーガルジョブボード」は、こちらのサイト」から無料で1分ほどで簡単に会員登録できます。

 特許事務所で成功するためには適切な事務所に「早く」入ることです。そのためのまず一歩としてリーガルジョブボードに無料登録して早めに準備を始めましょう。

 なお、「リーガルジョブボード」をおすすめする理由はこちらの記事で詳しく書いていますのでよければご覧ください。

www.mayaaaaasama.com 

以上

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