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知らないと損をする特許事務所での稼ぎ方|転職前に知っておくべきこと

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 僕は、とある法律事務所で働く弁理士(ツィッター@mayaaaaasama)🙈

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 僕は、「7年」ほど特許事務所の業界で働いています。詳しくはこちらです。

 なお、他にも職歴はありますが、今回の記事とは異なるものなので外しておきます。

・中小特許事務所(最初の特許事務所。出願業務を主に担当。)

・中小特許事務所(2か所めの特許事務所。ここで特許明細書の書き方を一通りマスター。)

・大手法律事務所(出願業務を主軸とし、弁護士と協同して鑑定なども担当。今ここ。)

 このように、僕は、特許業界に長いこといるので特許業界について詳しいです。

 今回は「知らないと損をする特許事務所での稼ぎ方|転職前に知っておくべきこと」というタイトルにてお話ししたいと思います。

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特許事務所と企業の稼ぎ方の違い

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 まず「特許事務所での稼ぎ方」に先立ち、「特許事務所と企業の稼ぎ方は大きく違う」ことをお話しします。企業での稼ぎ方は以下のような感じと思います。

・会社のための実務(スキル)を身につけていく

・役職に就いて年収アップ

 まず、企業の場合には、会社で必要な実務(スキル)を身につけていきます。これは言い換えると、よそで通用しにくいスキルであることが多いです。

 また、企業では係長、課長、部長といった役職につくことで昇給がアップして年収を上げていくことになると思います。

 このように企業で稼ぐためには、会社のための実務を覚えていき、1つの会社の中で高い役職に昇進していく必要があります。

 一方、特許事務所ではこのようなやり方と「根本的」に異なります。特許事務所には役職はありませんし、勤めている特許事務所でしか通用しない実務を身に着けても意味がありません。このため、企業から特許事務所へジョブチェンジをした場合に、同じ感覚でやっていこうとすると「失敗」する可能性が高いです。

 このような「失敗」がないように以下では「特許事務所での稼ぎ方」について詳しく説明していきます。

知らないと損をする特許事務所での稼ぎ方

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 では、「特許事務所での稼ぎ方」についてお話しします。それは以下のとおりです。

 (1)最初は「中小特許事務所」「年功序列制の大手特許事務所」でお金になるスキルを磨く

 (2)(1)で身につけたスキルを活かして「成果主義の大手」で売り上げを稼ぐ

 (3)更に年収アップの見込める特許事務所へ転職する 

 まずはお金になるスキルを身につけて、次にそのスキルで売り上げを稼ぎます。売り上げを稼ぐと年収もその分上がりますので高い年収が見込めます。そして、そういう売り上げをバンバン稼げる人材を事務所はどこも欲しがるのでより高い年収を提示してくれる事務所へ転職します。このようにして、年収を稼いでいきます。

 この点について、僕はツィッターでツィートしたところ、弁理士の先生からも以下のコメントを頂いています。

 

 特許事務所では役職がないので1つの事務所にいてもあまり意味はありません。もちろん大手だとパートナーになることも考えられますが、勤務年数が考慮されたりする場合もありますのでそれならば転職してより高い年収を提示してくれる事務所に移ったほうがよいです。

ここでいうスキルとは特許明細書が書けること

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 ここでいうスキルとは、特許明細書が書けることです。これが書けないといつまでたっても年収を稼げません。ただし、特許明細書が書けるようになるためには独学では無理で熟練者から指導を受ける必要があります。このため、未経験者はまず「良質な指導」を受けられるような事務所に行くべきです。そうすると、なかなか成果主義の大手特許事務所に未経験者が行くのは難しく、まずは中小の特許事務所、年功序列制の特許事務所へ行って良質な指導を受けてもらうのが一番です。おすすめは「中小の特許事務所」です。

職歴に箔をつけることも重要

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 また、職歴に箔をつけることも重要です。大手特許事務所出身というだけでも転職でステップアップしやすいです。また、大手特許事務所で「企業への出向経験」「海外オフィス駐在経験」「海外研修経験」などがあれば更に年収アップが見込めます。もし大手にいてこのようなシステムがあれば積極的にやってみるのがよいです。

特許事務所では転職を繰り返すジョブホッピングが重要

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 特許事務所で稼ぐためには、転職を繰り返すジョブホッピングが重要です。成果主義の特許事務所へ転職して案件処理をバンバンこなせれば売り上げは上がります。ただし、案件の単価が低かったり、報酬(売り上げの何割が年収となるのか)が安ければ、どれだけ頑張っても売り上げを高めにくく、年収も上がりにくいです。そこで、より単価の高く、報酬の高い事務所へ転職して年収アップをはかります。

 大手特許事務所で売り上げをバンバン稼いでいるのであれば市場価値はとても高く、より高い年収の見込める事務所へ行くことができます。もし、特許事務所で売り上げをバンバン稼いでいるが待遇に不満がある方は自分の市場価値だけでも知るのがよいでしょう。

 特許業界での自分の市場価値を知るには「リーガルジョブボード」に登録するのがおすすめです。求職者はリーガルジョブボードに登録すると、その登録情報に基づいて、公開求人を出している特許事務所からスカウトメールがきます。そのスカウトしてきた特許事務所の提示する年収などを見て自分の市場価値を知ることができます。

 「リーガルジョブボード」では、特許事務所での求人案件の数が豊富にあるため、市場価値を把握しやすいです。登録も簡単でスマホからでもできますし、無料でできるので、今は転職する気がなくても登録して市場価値だけでも知るのがよいです。

 「リーガルジョブボード」こちらのサイトから簡単に無料登録できます。

慎重な事務所選びが成功のカギを握ります

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 特許事務所での稼ぎ方をまとめます。

 (1)最初は「中小特許事務所」「年功序列制の大手特許事務所」でお金になるスキルを磨く

 (2)(1)で身につけたスキルを活かして「成果主義の大手」で売り上げを稼ぐ

 (3)更に年収アップの見込める特許事務所へ転職する

 以上のように、(1)、(2)、(3)のステップをたどるのが重要なのですが、ここで注意すべき点があります。

 それは特許事務所での選び方です。各ステップでそれぞれベストな特許事務所を選ぶことが重要です。この選び方を誤ると、いつまでたってもスキルが身に付かなかったり、稼げなかったりします。

 (1)の場合なら「良質な指導を受けてもらえる事務所」であり、これにより高速でスキルを伸ばすことができます。

 (2)、(3)の場合なら単価が高い案件を回してくれたり、報酬の高い事務所を選ぶことが重要です。

 ただし、いずれの場合においても特許事務所の情報量は少なく、自分一人で求人サイトを見て転職しようとすると「ハズレ」を引いてしまうことがとても多いです。僕も未経験のときに特許事務所を自分で見つけましたが「ハズレ」を引いてしまいました。そして、3年間をほとんど無駄にしました。

 このようなことがないように適切な「当たり」の事務所を選ぶのが重要です。ではどうすればよいでしょうか。

 それは「転職エージェント」を利用することです。転職エージェントに希望条件を伝えて、希望条件に合致した特許事務所を紹介してもらうのがよいです。失敗しない特許事務所選びをしたいのであればこちらがおすすめです。転職エージェントが実際に事務所を取材しているため事務所の内情を細かいところまで聞くことができます。内情とは、例えば、給与システム、事務所の雰囲気、所長・パートナーの人柄などです。

 このため、慎重に特許事務所を選ぶことができハズレをひくようなことはありません。

 ここで転職エージェントとして「リーガルジョブボード」がおすすめです。大手転職エージェントの場合には、特許事務所に特化したエージェントがいないことがあり、利用する意味があまりないことが多いです。一方それ以外の特許事務所に特化したエージェントもありますが、求人案件の豊富さ・信頼性・誠実性を考慮すると「リーガルジョブボード」1択です。

 また、「リーガルジョブボード」の転職エージェントを利用すると、以下のようなメリットもあります。

・履歴書などのコンサルを受けてもらえる

・面接のスケジューリングなど面倒な作業を代わりにしてもらえる

・面接に同席してもらえる

・特許事務所と年収交渉をしてもらえる

・内定でお祝い金をもらえる

 特に重要なのが、「年収交渉」です。転職エージェントは「交渉のプロ」ですから、年収交渉で希望以上の年収を上げることができます。

 「リーガルジョブボード」こちらのサイトから「無料」で簡単に登録できます。

 

 その後は、エージェントから電話がくるので、「希望年収」をエージェントに伝えましょう。エージェントが、このような希望条件に合った求人を紹介してくれます。

 まとめ

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「知らないと損をする特許事務所での稼ぎ方」

 (1)最初は「中小特許事務所」「年功序列制の大手特許事務所」でお金になるスキルを磨く

 (2)(1)で身につけたスキルを活かして「成果主義の大手」で売り上げを稼ぐ

 (3)更に年収アップの見込める特許事務所へ転職する 

(1)~(3)のいずれにおいても「特許事務所の選び方」がカギを握る。

 特許事務所の選び方で失敗しないためには「リーガルジョブボード」を利用することが重要。こちらのサイトから「無料」で簡単に登録できる。

以上

 

開業予定の特許事務所です。お仕事の依頼があれば是非!

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