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独立した複数の弁理士と独立開業について対談した話|独立開業のポイントをまとめてみた

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僕は、とある法律事務所で働く弁理士(ツィッター@mayaaaaasama)🙈

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 先日、共同で独立をしようかと考えている友人と2人で「独立弁理士系の集い」に行ってきました。この話については、過去記事で書いています。詳しくはこちらです。

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 その後、独立開業に向けて準備を始めることにしました。

 そして、過去記事では弁理士ブログの先駆者である梅澤先生と弁理士ユーチューバーである瀬戸先生とも対談させていただきました。詳しくはこちら。

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  更にここ1週間で独立開業について、独立した複数の弁理士の方がと対談させていただく機会がありました。実は昨日も電話にて独立した大ベテランの先生とお話をさせて頂きました。

 そこで、今回は、「独立した複数の弁理士と独立開業について対談した話|独立開業のポイントをまとめてみた」というタイトルにてお話しししたいと思います。

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・3人の独立した弁理士の先生と対談してきた

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 先週から昨日までに「3人の独立した弁理士の先生」と対談させて頂きました。

 その先生方は以下のとおりです。

・年商5000万円を達成できそうな勢いの30代弁理士

・大手クライアントを多数抱えるIT系弁理士

・海外を拠点に特許ビジネスを展開する大ベテラン弁理士

 30代弁理士の先生以外の先生はツィッター・ブログを通じて知り合いました。おそらくツィッター・ブログをやっていなかったらこれほど知りえることはなかったでしょう・・・

 人脈作りにツィッターとブログの威力は絶大であることを痛感しました(´・ω・`)

 3人に先生から独立開業について色々と聞いてきたので一方的な話ということはないように思います。

・最初の半年間は仕事が来ない話

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 まず独立してから最初の1年間についての話です。

 まず独立開業してから半年間は仕事がないのがほとんどらしいです。そのため、仕事が無くてもやっていけるように、副業やアルバイトをしておくこと、予め貯金をためておくことが重要です。

 弁理士の独立開業の利点は初期投資費用があまりかからないことです。ただし、弁理士登録料やオフィス代にお金もかかりますし、また、クライアントを獲得しても最初は特許庁手数料(出願手数料や審査請求料)をクライアントに代わって先払いする必要がありますので貯金をしておくことが重要です。

 ではその貯金はいくらぐらいなのがいいかというと300~400万円くらいはあったほうがよいということです。30代弁理士の先生は400万円くらいの蓄えはあったそうで何とか切り抜けたそうです。

 ただし、実家暮らしに戻るのであれば生活費がだいぶ抑えられるので貯金200万円くらいあってもいけそうです。

 僕は、現在東京暮らしで、自分の自宅をオフィス代わりにすれば何とかなると安易に考えていましたが、この話を聞いて東京を脱出しようかと考えました(´・ω・`) 

・最初の1年間は年商400~500万で御の字

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 更に悲報が続きます。

 最初の1年間は上記のとおりなかなかお金を稼ぐことができないので年商400~500万円でもいい方のようです。1年目から1000万円を稼ごうと友達と話していましたが甘すぎました。独立を舐めてました・・・

 ただし、特許事務所にいたときに担当していた大手クライアントを連れてこれば、年商はもっと稼げます。このため、特許事務所にいて独立を将来考えている場合には、後々独立した時に連れていけるクライアントを1つだけでも見つけるのがいいと思います。大手志向でないクライアント(1人事務所でもOKのクライアント)から指名されるほどのレベルにまで達していけば可能性はあると思います。

・いかにして集客するか|集客のポイントは3つ

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 では、クライアントなしで特許事務所を開業した場合にどのようして集客すべきでしょうか。集客のポイントは3つあります。

・異業種の士業からの紹介(弁理士からは期待できない)

・飲み友

・Web(ブログ>ホームページ)

 まず異業種の士業からの紹介です。異業種の士業としては、税理士、弁護士、司法書士、社労士がおすすめのようです。一方で、弁理士同士のつながりを強化しても紹介は期待できません。これは競合相手なので当たり前と言えば当たり前ですが。

 このため、異業種の士業の交流会などに積極的に足を運んでつながりを強化しておくのがよいです。また、士業に限らず経営者の交流会に足を運ぶのもよいみたいです。

 次に飲み友を増やすことです。飲み友から仕事を依頼されることもあります。実際に、飲み友を通じて月に数件の特許出願の案件がきたそうです。飲むのが好きな先生は、地方に出張していた時に飲み屋で飲んでいた時に全くつながりのない飲み屋の客と意気投合したそうです。そして、その日に連絡先を交換していたそうですが、それから会ったりはしていなかったそうです。それから1年くらい経ってその飲み屋の客から連絡がきて特許相談をもちかけられたそうです。後で話を聞くと飲み屋の客は転職したそうで、その転職先が特許出願を強化するということで、その先生に打診があったそうです。

 頻繁に飲み会に行って飲み友を作ればこのようなビッグチャンスはあるようです。ただし、飲みに行く時間と飲み代を考えるとこれはどうかなあとも思ったりもします。

 この点については独立開業されている松本先生もおっしゃっています。

  そこでおすすめなのがWeb集客です。特にブログはおすすめのようです。

 実際に、ブログで専門的な分野の特許の話ばかり書いていたところ、大手企業の知財部の目にとまりそこからクライアントとしてコンスタントに依頼をもらったという話も聞きました。また、下記の過去記事でも書いている通り、ブログを通じて仕事の依頼がくることが多いみたいです。

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 このため、独立開業をするのであればブログをやるのは必須といえます。

・最初は「商標」

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 上記のとおり集客をして仕事にたどりつけた場合、最初の仕事は「商標」であることが多いそうです。これは、特許出願の手数料が数十万円であるのに対し、商標の場合だと数万円であり、敷居の低さからまあそうだなあと思います。

 ただし、特許明細書ばかり書いている人にとっては商標の実務をやっていない人がほとんどかと思います。このため、いきなり商標の依頼がきても躊躇するかもしれません。

 しかし、商標の実務で重要なのは先行調査であり、この点をしっかりとしておけば対応できるようです。先行調査のやり方は知り合いの商標弁理士に教えてもらうのがよいです。このため、独立を目指すなら商標弁理士と仲良くなった方が絶対によいです。

 ・商標だけでは稼げない!?

 ただし、商標だけやってもなかなか稼げません。商標の依頼をくるお客さんに信頼されて、じゃあ特許出願もお願いするかというくらいにならないと上手く稼げないようです。

・仕事の依頼がくるようになれば事務が必要になる

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 仕事の依頼がきて最初の集客の問題をクリアすると、今度の問題は事務の確保が重要のようです。ただし1人事務所に事務を募集してもなかなか来ないことが多いそうで、事務所で事務と仲良くなっておくことも重要です。連れてくるのが難しくても事務のやり方などを教えてくれるくらいに仲良くなっておくことが重要みたいです。

・今後の特許ビジネス

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 今回対談させて頂いた3人の弁理士の方はいずれも成功した先生ですが、うまくいっていない弁理士の方もいるようです。5年独立して年商500万円ほどの弁理士もいるようです(ただ、やとわれの形態でなく自由に働けるので年収は低くても働き方を優先したければこれでもいいと思いますが。)。

 今は薄利多売で儲けようとしている事務所もいてそういう価格競争に対する新たな付加価値が求められています。そういう点も踏まえて、新たな付加価値を出せるビジネスを考えておくのが重要のようで考えさせられました。

 こういうことを開業までに考えておきたいと思います!

 というわけで、もし士業などの方で対談してやってもいいよという方も是非ご連絡いただければと思います!また特許相談などありましたらご連絡を頂ければと思います。ご連絡は下記メールかツィッターのDMまで頂ければ幸いです!

 yamatenisan@gmail.com

 最後に、このブログでは、「特許明細書の書き方」「特許事務所への転職」「弁理士試験の勉強法」といった特許業界に関する記事を書いていますのでもしよければご覧ください。

(特許明細書の書き方)

www.mayaaaaasama.com

 

(特許事務所への転職)

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(弁理士試験の勉強法)

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以上

開業予定の特許事務所です。お仕事の依頼があれば是非!

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