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現役弁理士が資格スクエアの有料講座を受けてみた話|中身の徹底解説と感想

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 僕は、とある法律事務所へ働く弁理士🙈

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 実は最近「資格スクエア」さんのご好意により弁理士講座(「基礎・短答・論文パック)」)を受講させてもらいました!この講座は「こちらのサイト」から入手できます。

 そこで今回は「現役弁理士が資格スクエアの有料講座を受けてみた感想」というタイトルにてお話ししたいと思います。

 今回の記事は、弁理士試験を受けようと思っている方、弁理士試験を受けている方にご参考になればと思います。

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現役弁理士が資格スクエアの有料講座を受けてみた

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 前回の記事で僕は、「資格スクエア」の弁理士講座は「買い」であるという記事を書きました。詳しくはこちらです。 

www.mayaaaaasama.com

  この記事では、資格スクエアの弁理士講座は、講師の質と教材の質がよく、それでいて大手資格スクールの約半額以下で購入できるためおすすめであると紹介しました。

 ただ、読者の方で、この講座の詳細についてもっと知りたいと考えている方も多いと思います。そこで、今回、現役弁理士である僕が「資格スクエア」さんのご厚意により、弁理士試験の有料講座(「基礎・短答・論文パック)」を受けさせてもらいましたので、その中身の説明と感想をお話ししたいと思います。

 資格スクエアの基礎・短答・論文パックの中身

 この「基礎・短答・論文パック」には以下の講座が含まれています。

(1)ウェブ問題集

(2)2019年基礎講座

(3)2019短答対策講座

(4)論文書き方講座

(5)論文解き方講座

(6)2019論文対策講座 実践編

 今回、これらの講座の詳細と感想について以下にそれぞれお話ししたいと思います。 

(1)ウェブ問題集

 これは一問一答式のオンラインでの問題集です。問題集は、以下のようにカテゴリーが分かれています。

・特許・実用新案(問題数1399問)

・意匠(問題数608問)

・商標(問題数687問)

・著作(問題数308問)

・不正競争(問題数274問)

・条約(問題数617問)

 ウェブ問題集では、以下のような感じで出題されます(下の図は社労士講座ですが、弁理士講座も同様のシステムです)。

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資格スクエアHP(https://www.shikaku-square.com/lp/syaroshi01)より引用

 このウェブ問題集の大きな特徴は以下の2つです。

・問題数が半端ない

・解答形式が独特

 まず上記のとおり「問題数が半端ない」です。受験生にはきついかもしれませんが、これだけ問題数が豊富であれば、むしろこれだけをしっかりとやれば短答式に合格しやすいともいえます。むしろ問題数が多すぎるからこそ、これだけやっていればよいという安心感もあります。また、解説が丁寧であることも好印象です。

 そして、次に特徴的なのが解答形式です。選択肢は、「もちろん〇」「たぶん〇」「たぶん×」「もちろん×」の4つです。これは、自信のあるもので正解だったものと自信がなくて正解だったものとを区別できるので、復習するときにとても有効です。つまり、このシステムであれば、自信がないものを優先に復習することができます。ちなみに、このシステムは特許取得済みということなので、資格スクエア独自のシステムのようです。

(2)2019年基礎講座

 「2019年基礎講座」は以下の講座で構成されています。

・基礎講座ガイダンス(2講座。全2.5時間)

・基礎講座・特許法・実用新案法(31講座。全46.4時間)

・基礎講座・意匠法・商標法(28講座。全39.0時間)

・基礎講座・著作権法(10講座。全9.3時間)

・基礎講座・不正競争防止法(6講座。全4.5時間)

・基礎講座・条約(10講座。全12.0時間)

※基礎講座は、菊池徹弁理士がご担当。

・青本講座・特許法(10講座。全15.9時間)

・青本講座・意匠法(4講座。全6.4時間)

・青本講座・商標法(7講座。全11.1時間)

※青本講座は、林哲彦弁理士がご担当。

 弁理士試験受験生は、独学で、条文と青本(工業所有権法逐条解説)を勉強するのは厳しいと思います。そこで、条文と青本について丁寧に解説した講座がこの「基礎講座」と「青本講座」です。

 基礎講座では、菊池徹弁理士が担当されています。菊池徹先生は、大手受験機関でゼミ等を担当して多数の短期合格者を輩出した実績のあるベテラン講師です。基礎講座を受けさせてもらいましたが、とても声が聴き取り易く、倍速にしても聴き取り易いです。また、授業では、「暗記」でなく考えて解答を導き出せるようなやり方であり、なるほどと考えさせられます。このため、飽きない授業であり、繰り返し聞いていけば単なる暗記ではなく「考え方」が身につきます。

 また、資格スクエアの弁理士講座の特徴は、「青本講座」があることです。これは受験生にとってはとても「魅力的」かと思います。僕は大手資格スクールの通信講座を受けていましたが、このような講座はついておらず、青本を丁寧に読みながら勉強していました。それはそれで力はつきましたが、青本の解説動画があればもっと効率よく勉強できたのにと思ってました。

 青本講座は、林哲彦先生が担当しています。林先生は菊池先生の弟子であり、どのように勉強すれば効率的かを試行錯誤をして弁理士試験に短期合格されたそうです。見た目若いですが、声もハキハキとして聴き取り易く板書も丁寧でしかも図解が豊富で頭の中に定着しやすいです。青本講座では条文の趣旨を林先生がポイントをおさえながら解説しており、これを繰り返しやれば効率よく条文の趣旨を身に着けられると思います。

(3)短答対策講座

 短答対策講座は以下の講座で構成されています。

・ガイダンス(2講座。全2.3時間)

・特許・実用新案(30講座。全43.0時間)

・著作・不正競争・条約(19講座。全28.0時間)

・意匠法・商標法(14講座。全22.4時間)

※いずれも短答式過去問集と解答つき(PDFデータ)

 短答対策講座は菊池徹弁理士がご担当されています。オンライン動画は、通勤講座を録画したものであり、実際に菊池先生の授業を受けているかのような感じで勉強することができます。

 オンライン動画では、各分野について菊池先生がポイントを解説しています。短答式は条文の細かいところまで問われるので、その細かいところで受験生が見落としがちなところを丁寧に指摘しています。

 この動画を見た後に、短答式過去問をやっていくというスタイルのようです。具体的には以下のような感じです。

第01回特実 前半・後半(総則)

オンライン動画を視聴

⇒その後総則に関する短答式過去問を解く

⇒解説を見て復習

・・・

 このやり方であれば、無駄がなくとても効率よく短答式対策ができそうに思いました。

(4)論文書き方講座

 論文書き方講座は以下の講座で構成されています。

・ガイダンス(2講座。全1.1時間)

・特許法(6講座。全8.8時間)

・意匠法(3講座。全4.0時間)

・商標法(4講座。全5.5時間)

※問題と構成と答案つき(いずれもPDF)

 論文書き方講座は林先生が担当されています。林先生は上述のとおり、論文試験というどうすれば得点が上がるのかわかりづらい試験についてかなり研究されており、効率のよい論文の書き方を解説しています。 

 オンライン動画とともに、動画でとり上げる問題と、その問題で答案を書くための構成と、答案がそれぞれPDFデータでついています。

 論文試験は、問題を読んでいきなり答案に書くのでなく、まず構成を考えてから、それに基づいて答案に書いていくのが基本です。すなわち、問題を読む⇒問題を解析する⇒構成を考える⇒構成に基づいて答案に書くという4つのステップで進めるのが基本です。

 ただし、受験生にとっては論文の構成を考えることがとても難しそうです。そして、これは講師の教え方次第ではなかなか身に付かないこともあります。

 これに対して、林先生の動画を見た印象では、構成の書き方を丁寧に解説している印象であり、このやり方なら真似しやすいと思いました。

 論述試験では、いかにして短時間で効率よく論点が書けるかが重要であり、それは構成の書き方によって決まります。この講座では、その構成について丁寧に解説しているため、これを真似れば論文を書く力を効率よく身に着けられると思います。

(5)論文解き方講座

 論文解き方講座は、以下の講座で構成されています。

・特許法(8講座。全12.0時間)

・意匠法(4講座。全6.4時間)

・商標法(4講座。全6.2時間)

 事例問題、構成、資料、解答つき(PDFデータ)

 (4)論文書き方講座で論文の書き方を学んだあとは具体的に個別の事例問題を解いていきます。

 例えば、特許法の場合には、以下のような感じです。

 事例問題1:自他の拒絶理由に対する措置

 事例問題2:自他の拒絶理由に対する措置

 事例問題3:特許を受ける権利

 事例問題4:拒絶査定に対する措置

 事例問題5:侵害問題①:特許権を直接侵害する場合

 事例問題6:侵害問題②:特許権を直接侵害しない場合

 事例問題7:手続問題①:審判の帰趨

 事例問題8:手続問題②:国内移行と早期権利化

 これについては、上述の書き方講座における書き方に基づいて実際に問題を解くやり方を解説しており、これを繰り返しやっていけば論文を書く力を効率よく身に着けられると思いました。

(6)2019論文対策講座 実践編

 2019論文対策講座は以下の講座で構成されています。

・特許法(16講座。全20.8時間)

・意匠法(8講座。全10.3時間)

・商標法(8講座。全10.6時間)

 書き方講座と解き方講座で論文の書き方と解き方を学んだあとの実践編です。書き方講座と論文講座で十分な印象を受けたのですが、さらに実践編もあり、しかも講座数も膨大です。論文対策はこれさえあれば十分すぎるといってもいいと思います。

資格スクエアの弁理士講座の「売り」は3つ

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 以上、資格スクエアの弁理士講座を受けてみて、中身の解説と感想についてお話ししました。全体を通して、資格スクエアの弁理士講座の「売り」は3つあると思います。 

1.他の教材に手を出す必要がない

2.自分で最初に手を出す必要がない

3.論文対策は真似ればOK

 まず、資格スクエアの弁理士講座のボリュームが大きすぎて、他の教材に手を出さなくてもいいです。青本と四法対照の基本書さえ揃えていればよいです。短答式過去問も豊富にありますので過去問集も買わなくていいです。ただでさえ弁理士講座のコストパフォーマンスがいいのにボリュームも大きいので他の教材を買わなくてもよいところはとても魅力的に思います。

 次に、ほとんどのことは菊池先生と林先生の動画を見ていればよいので、自分で「手」を出さなくてよいです。例えば、林先生の青本講座があり、自分で最初に青本を丁寧に読む必要がありません。林先生の青本講座を見て、それから気になったところを青本で見ていけばよいです。このように動画でほぼすべてを網羅しているので、自分で最初に手を出す必要がなくとても効率的です。

 そして論文対策はとても丁寧に解説されており、林先生のやり方を真似すればOKです論文の書き方の細かいところまで解説されており、とても真似しやすく動画を繰り返し見ることで効率よく身に付くと思います。

「資格スクエア」の申し込み方法

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 以上のように弁理士試験で最短で合格を目指すのであれば、「資格スクエア」の「2021年向け『基礎・短答・論文パック』」は「買い」です。

 「2021年向け『基礎・短答・論文パック』」のコースは「こちらのサイト」から申し込みできます。

 上記のサイトをクリックすると以下の画面が表示されます。

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 次に、赤字の「【2021年向け】基礎・短答・論文パック」を選択して「カートに追加」して、「決済へ進む」を選択します。後は、決済情報などを入力して終わりです。

 ここで「2021年」に違和感を感じる方もいると思いますが、これは「2020年向け」の講座で学習を始めて、2021年向けにアップデートにて追加で視聴できるものです。

 つまり、来年合格できなかったとしても再来年も分までしっかりとカバーされています。

 資格スクエアの弁理士講座では「資料請求」も可能です

 弁理士講座を受けてみたいけれど慎重に検討したいという方には「資料請求」をするのも有効です。資料請求は、こちらのサイトから請求可能です。

 上記のサイトをクリックすると下の画面が出ます。

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 ここで氏名など必要な情報を入力して、送信します。これで「終わり」です。たったこれだけです。

 するとメールでPDF資料が届きますのでこちらを読んで参考にするのもよいと思います。 

まとめ|試験勉強のタイミングは早いことが1番です

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 最後に、試験勉強のタイミングは早いことに越したことはありません。ぐずぐずしているとあっという間に12月になり試験勉強のための時間がなくなってしまいます。まずは試験勉強のための教材を揃えることから準備を始めた方がよいです。

 値段は張りますが、大手資格スクールと異なりコスパに優れるので是非購入してみるのがよいと思います。「2021年向け『基礎・短答・論文パック』」のコースは「こちらのサイト」から申し込みできます。

以上

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