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特許事務所では「とりあえず3年」勤めるのはやめたほうがいい話|心身崩壊して詰みますよ

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 僕は、とある法律事務所で働く弁理士(ツィッター@mayaaaaasama)🙈

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 僕は、「7年」ほど特許事務所の業界で働いています。詳しくはこちらです。

 なお、他にも職歴はありますが、今回の記事とは異なるものなので外しておきます。

・中小特許事務所(最初の特許事務所。出願業務を主に担当。)

・中小特許事務所(2か所めの特許事務所。ここで特許明細書の書き方を一通りマスター。)

・大手法律事務所(出願業務を主軸とし、弁護士と協同して鑑定なども担当。今ここ。)

 このように、僕は、特許業界に長いこといるので特許業界に詳しいです。

 そこで今回は、「特許事務所では『とりあえず3年』勤めるのはやめたほうがいい話|心身崩壊して詰みますよ」というタイトルにてお話ししたいと思います。

 今回の記事は、以下のような方にご参考になればと思います。

・特許事務所へのジョブチェンジに興味のある方

・特許事務所へ勤めており、職場に不満がある方

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「とりあえず3年」は頑張れと言うけれど・・・

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 社会人であれば「入社したらまず3年は頑張れ」という言葉を一度は耳にした方も多いと思います。その理由としては以下のようなものが挙げられます。

・「仕事を覚えて一人前になるには少なくとも3年は必要」

・「根性を鍛えるためには3年は続けるべき」

・「3年以内で辞めると転職に不利」

 このような言葉を先輩や年配者から言われて、嫌な職場だがとりあえず「3年」は頑張ろうと思う方も多いと思います。実際僕もそうであり、最初の特許事務所では「3年」頑張りました。

  しかし、今の時代、終身雇用が守られず、転職が今後一層活発になる時代ですし、「とりあえず3年」という考え自体もう「死語」かもしれません。

 特許事務所に限らず、それ以外の業種においても「とりあえず3年」続けるのは辞めた方がよいと思いますが、特に特許事務所ではやめたほうがよいです。特許事務所においては、「とりあえず3年」という気持ちで続けると、一人前になるどころかかえって「失敗」します。最悪、心身崩壊して人生が詰んでしまうこともあります。

 なぜ特許事務所では「とりあえず3年」という考えで勤めるのはやめたほうがよいのか。その理由を以下に詳しく説明していきます。 

特許事務所で「とりあえず3年」勤めるのはやめたほうがいい理由

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 では「特許事務所で『とりあえず3年』勤めるのはやめた方がいい理由」についてお話しします。その理由は以下のとおりです。

・特許事務所は実力主義。何年いようが意味がない。

・仕事を教えてくれない特許事務所に何年いようが何も身につかない。

・特許事務所では転職回数が多くても転職可能

 以下順番に説明します。

 特許事務所は実力主義。

 特許事務所は実力主義です。年功序列制をとるところはほとんどありません。年功序列制であれば、会社にい続けることに多少は意味がありますが、特許事務所では何年たとうがい続けることに意味はありません。

 特許事務所では、専門スキルで売り上げを稼ぐことが重要です。これにより年収アップが見込めて成功します。専門スキルも身に付かず、また年収アップも見込めないところに何年もいても意味はないのです。むしろ無駄に体力を消耗して損をしてしまいます。しかも「3年」という何ら根拠のない数字にとらわれると貴重な時間が奪われてしまい人生が消耗してしまいます。絶対に避けるべきです。

 仕事を教えてくれない特許事務所に何年いようが何も身につかない

 上述の理由と被りますが、仕事を教えてくれない特許事務所に何年いようが何も身に付かず意味がありません。仕事を教えてくれない事務所にいるのであれば、「秒速」で転職して良質な指導を受けてもらえる事務所へ移るべきです。

 以下、僕の経験談です。

 実際、僕は最初の特許事務所に3年間いましたがほぼ無駄でした。途中で仕事を引き取られるので、どこが悪いのかさえも分かりませんでした。それでいて仕事をふってきて、徹夜とか普通にありました。今思い返すだけでも最悪の事務所でしたが、僕はとりあえず「3年」はいようと我慢しました。しかし、そこに3年いて別の事務所に転職して所長に指導を受けてもらえた結果、3年でできなかった特許明細書を書くスキルが1年ちょいで身に着けることができました。早めにうつるべきだったと後悔しています。

 このように、仕事を教えてくれない事務所にいつまでもいても意味がなく、すぐに転職すべきです。

 特許事務所では転職回数が多くても転職可能

 ここで、勤務年数が短いと履歴書がけがれるとかそういうことを懸念する方もいると思います。しかし、特許事務所へ転職するならばそのようなことは気にしなくてもよいです。特許事務所では転職回数が多くても「普通」に転職できます。実際に僕は転職回数が「3回」ほどありましたが笑大手法律事務所へ転職できました。通常企業知財部は転職回数が3回以上あるとアウトとかそういう縛りがあるみたいですが、特許事務所ではそういう縛りはないです。

 また、ここで補足ですが、独立開業する場合には、転職回数が多い方が有利です。実際に、開業している方のプロフィールを見てみればわかると思います。これは、職歴が多ければクライアントとしては経験豊富な印象がもたれるからだそうで、1つの特許事務所にずっといるよりも、事務所を転々としている方が様々な経験を積んでいるように思われるそうです。

特許事務所では1つの事務所にいるより複数の事務所を転々とすることが重要

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 特許事務所へジョブチェンジして成功したいなら「1つの事務所」で頑張るよりも、「複数の事務所」を転々とすることが重要です。その事務所にいる意味がないと感じたら即行動して転職すべきです。事務所を出るタイミングの具体例としては以下のとおりです。

・特許明細書が書けるようになった。しかし、案件をもっと処理して年収を稼ぎたい。

⇒仕事のたくさんある「大手」特許事務所へ転職

・売り上げをかなり稼げるようになった。しかし、稼ぎに対して年収が安すぎる。

⇒高い年収を見込める特許事務所へ転職

 事務所を出るタイミングとしては、何かができるようになったこと、そして、それに伴って事務所へ不満が高まった時がベストなタイミングといえます。このように、年数は関係ありません。何かを身につけることができ、それに伴って不満が出た時が事務所を出るタイミングです。

 このように、特許事務所を転々とした方が「スキルアップ」と「年収アップ」は早いです。逆に1つの特許事務所にとどまると、いずれにおいても伸びは遅くなります。

 実際、僕の身の回りで30代で年収を1000万円以上稼いでいる人は複数の事務所を転々としています。

 このように、「とりあえず3年」とか「〇〇年は頑張ろう」とか年数で考えるのでなく、何かを身につけてそれに伴う不満が出た時に事務所を出るのが成功するためのコツです。

「転職」にあたり「適切な事務所選び」が重要

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 ただし、無駄に特許事務所を転々としていてはいつまでたってもスキルアップも年収アップも見込めません。どうせ向いていなかったらまた転職すればいいやという気持ちで事務所を選ぶのでなく、自分の希望条件に合った事務所選びを慎重にしましょう。

 ここで、未経験者やこの業界に浅い方は、特許事務所の情報量が少なく、事務所選びに失敗しがちです。実際に僕も自分で求人サイトに募集してブラック特許事務所で入ってしまい、「3年」を無駄にしました・・・

 このようなことがないようにするためには、転職活動において、「転職エージェント」を利用することがとても重要です。まずはそこからスタートです。

 「転職エージェント」から特許事務所の内情を聞きだして、自分に合った事務所を選ぶことが重要です。ただし、特許事務所に特化したエージェントであっても、自分の都合のよいように変な事務所に誘導させるエージェントもいることは事実です。そのようなエージェントを回避できるように、誠実かつ信頼できる転職エージェントを選びましょう。では、そのような誠実かつ信頼できる転職エージェントとはどれかというそれは、「リーガルジョブボード」です。

 実際に僕も相談してもらい誠実な対応でお世話になりました。また、リーガルジョブボードはネットでの評判もよく信頼できることがうかがえます。

 また、「リーガルジョボード」では、面接の席にエージェントが同席してくれたり、エージェントが特許事務所と年収交渉をしてくれたり、内定が決まると「お祝い金」をもらえたりといった制度があります。控えめに言っても特許事務所へ転職するなら「リーガルジョブボード」を使わない手はありません。

 「リーガルジョブボード」への登録は、こちらのサイトからできます。5分で簡単に無料で登録できます。登録後は、転職エージェントから連絡がきますので、後述するように、希望条件を伝えて適切な特許事務所を紹介してもらいましょう。 

 

 ここで、未経験者であれば希望条件として以下の点を伝えるのがよいです。

・特許明細書の書き方を熟練者から丁寧に指導を受けられるところ

・最低限前職の年収をキープできるところ

・職場環境が悪くないところ

 これらに加えて自分の希望する条件を+α(例えば、育児に専念したいので残業時間が少ないところなど)をあわせて伝えればよいです。

 経験者であれば、特許業界における自分の市場価値を教えてもらり、それに基づいて希望年収を伝えるのがよいです。そして、紹介を受けた事務所について給与システム(年収評価システム)についてしっかりと聞きだすのが重要です。

まとめ

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 以上をまとめます。

 

 「特許事務所で『とりあえず3年』勤めるのはやめた方がいい」

 ⇒理由

・特許事務所は実力主義。何年いようが意味がない。

・仕事を教えてくれない特許事務所に何年いようが何も身につかない。

・特許事務所でのスキルアップに「根性論」は役に立たない

・特許事務所では転職回数が多くても転職可能

 ※ただし、やみくもに転職活動を繰り返せばよいというものでなく、慎重な事務所選びが重要

 ⇒慎重な事務所選びのためには転職エージェントの利用が重要

 ⇒転職エージェントとしては「リーガルジョブボード」1択。こちらのサイトからたった5分くらいで簡単に無料登録できる。無料登録して希望条件をエージェントに伝えて求人案件を紹介してもらうのがベスト。

以上

開業予定の特許事務所です。お仕事の依頼があれば是非!

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