弁理士ブログ|とある士業の知的な日常

弁理士ブロガーです。勉強法、文章術、英語、特許、美容、資格、読書を主に紹介するブログです。何かあればyamatenisan@gmail.comまでお願いします。

未経験者が特許事務所へ転職して貧乏にならないためにやるべきこと

 僕は、とある法律事務所で働く弁理士(ツィッター@mayaaaaasama)🙈

f:id:mayaaaaasama:20190622224128p:plain

 僕は、「7年」ほど特許事務所の業界で働いています。詳しくはこちらです。

 なお、他にも職歴はありますが、今回の記事とは異なるものなので外しておきます。

・中小特許事務所(最初の特許事務所。出願業務を主に担当。)

・中小特許事務所(2か所めの特許事務所。ここで特許明細書の書き方を一通りマスター。)

・大手法律事務所(出願業務を主軸とし、弁護士と協同して鑑定なども担当。今ここ。)

 このように、僕は、特許業界に長いこといるので特許業界に詳しいです。

 そこで今回は、「未経験者が特許事務所へ転職して貧乏にならないためにやるべきこと」というタイトルにてお話ししたいと思います。

 今回の記事は、未経験で特許事務所への転職を考えていて、失敗したくない人にご参考になればと思います。

未経験者が特許事務所へ転職して貧乏になるメカニズム

f:id:mayaaaaasama:20190814080021j:plain
 まずは、「未経験者が特許事務所へ転職して貧乏にならないためにやるべきこと」をお話しする前に、「未経験者が特許事務所へ転職して貧乏になるメカニズム」についてお話しします。

 未経験者が特許事務所へ転職して、前職の年収よりも下がり、何年たってももとの年収に戻らないことがあります。

 これでは何のために特許事務所へジョブチェンジしたのかわかりません。

 そして、弁理士の資格を取得したのに、前職の年収より下がることもあります。苦労して勉強して弁理士の資格をとったのにさらに貧乏になるというのはとてもおかしな話です。

 では、なぜ未経験者が特許事務所へ転職して貧乏になるのでしょうか。そのメカニズムは以下のとおりです。

(1)最初の特許事務所で前職の年収よりも低い年収でスタートする

(2)専門スキルが身につかず、いつまでも売り上げを上げることができない

(3)売り上げが上がらず、年収がさらに低くなる。

 たいていの場合は、(1)~(3)にあてはまります。最初の特許事務所が劣悪なブラック特許事務所である場合には、貧乏になりやすいです。

 この(1)~(3)にあてはまる例を知人の経験談をもとに説明します。知人は、実は僕の最初の特許事務所の同僚でした。その知人はこういうケースです。

 前職:公務員。年収500万円台。公務員の頃に弁理士の資格を取得。

 特許事務所へ転職:年収400万円後半。

 特許事務所2年目以降:売り上げが悪いため年収が更に減り400万円程に。

 今は、その知人は別の特許事務所に転職して公務員時代の年収よりも多く稼いでいるみたいです。しかし、知人は、この特許事務所で3年間働いていましたが、専門スキルが身に付かず、前職の年収よりも安い年収で働かされました。専門スキルが身に付かなかったのは、その知人が向いていなかったというわけではありません。その理由は、この特許事務所ではその知人に実務の指導をしなかったからです。

 この業界では、指導がなければいつまでたっても専門スキルは身につきません。専門スキルの主なものとしては、特許明細書が書けるかどうかですが、これは独学では無理です。熟練者から良質な指導を受けて身につけることができるものです。ぶっちゃけ東大・京大を出ても独学は無理です。そして、良質な指導がないといつまでたっても専門スキルが身に付きません。

 さらに、特許事務所は成果主義のため、売上に応じて年収が決まります。ここで、いつまでも売り上げが上がらなければ年収が下がっていき貧乏になります。これが貧乏になるメカニズムです。

未経験者が特許事務所へ転職して貧乏にならないためにやるべきこと

f:id:mayaaaaasama:20190814075837j:plain

 以上のように、未経験者が特許事務所へ転職して貧乏になるメカニズムを説明しました。

(1)最初の特許事務所で前職の年収よりも低い年収でスタートする

(2)専門スキルが身につかず、いつまでも売り上げを上げることができない

(3)売り上げが上がらず、年収がさらに低くなる。

 では、「未経験者が特許事務所へ転職して貧乏にならないためにやるべきこと」は何でしょうか。それは、上記の(1)~(3)と「逆」のことをやればよいのです。具体的には以下のとおりです。

(A)最初の特許事務所で前職の年収を維持あるいはそれ以上でスタートする

(B)熟練者から良質な指導を受けて、専門スキルを身につける

(C)売り上げを上げていき、年収をさらに上げていく

 未経験者が特許事務所へ転職して「最速」で年収を上げるには上記(A)~(C)の方法を実践します。実際に、30代で年収1000万円以上を稼いでいる方はこのようなケースが多いです。ここで(C)のケースにおいて、売上を稼いでもなかなか特許事務所で年収が上がらなくなれば別の事務所へ転職して年収アップすればよいのです。特許事務所ではジョブホッピングでどんどん年収アップしていきやすいところです。

 (A)~(C)のやり方を意識しておけば、未経験者は特許事務所の転職で失敗することはないと言えます。最初の特許事務所では、「前職の年収以上」と「良質な指導」を希望条件として転職活動をすればよいのです。

 ただし、ここで注意すべき点があります。それは、未経験者が自分一人で転職活動をしてしまうと情報量が少なすぎて失敗しやすいことです。特許事務所は、企業と異なり、ニッチな業界のため情報量が少なすぎます。そして、求人サイトを見て応募して、すぐ内定が決まったので行ってみると指導も放漫なブラック事務所というパターンがあります。この場合、最悪心身崩壊してしまうだけでなく、人生がくるってしまいます。

 このようなことになるのは是が非でも避けるべきです。ではどうやって避ければよいのか。それは、「転職エージェント」を利用することです。

 失敗しない特許事務所の転職には「転職エージェント」の利用が不可欠です

f:id:mayaaaaasama:20190813080042j:plain

 「転職エージェント」を利用すれば、面倒なところはエージェントに負担してもらえるので慎重に特許事務所を選ぶことができますし、転職エージェントは特許事務所の内情を細かいところまで把握しているので希望の事務所とマッチングしやすくなります。

 ただし、転職エージェントの中には、特許事務所に精通していなかったり、自分の都合のよいように変な事務所に誘導させるエージェントがいることも「事実」ですので、特許事務所に特化して、誠実かつ信頼できるエージェントを選ぶことにしましょう。

 そのようなエージェントとしておすすめなのが、「リーガルジョブボード」です。「リーガルジョブボード」は特許事務所に特化したエージェントがいます。実際に僕もこのエージェントにお世話になりましたが、とても誠実で信頼できる方でした。また、ネットでの評判も良好であり、信頼できるエージェントであることがわかります。

 しかもリーガルジョブボードでは、面接に同伴してくれたり、「交渉のプロ」であるエージェントが特許事務所と年収交渉してくれたり、内定が決まると数万円の「お祝い金」を貰えます。これらは、「無料」で対応してくれるのです。

 控えめに言ってもリーガルジョブボードは「使わないと損」です。

 そこで、失敗しない転職をするために、「リーガルジョブボード」に登録してみましょう。「リーガルジョブボード」の利用方法はとても簡単です。

 まずはこちらのサイトから「無料」で簡単に登録できます。

f:id:mayaaaaasama:20190712161825p:plain

 こちらのサイトをクリックすると、上図の画面が表示されるので「会員登録」をクリックします。

f:id:mayaaaaasama:20190712162021p:plain

 次に、上図の画面が表示されるので、「氏名」「性別」「生年月日」「住所」「電話番号」「メールアドレス」「パスワード」「職種」の情報を入植して、「利用規約とプライバシーポリシーに同意」にチェックを入れるだけです。たったこれだけで「登録完了」です。

 その後は、エージェントから電話がくるので、エージェントに希望条件を伝えて求人案件を紹介してもらいましょう。 

 

まとめ

 以上をまとめます。

 「未経験者が特許事務所へ転職して貧乏になるメカニズム」

(1)最初の特許事務所で前職の年収よりも低い年収でスタートする

(2)専門スキルが身につかず、いつまでも売り上げを上げることができない

(3)売り上げが上がらず、年収がさらに低くなる。

 「未経験者が特許事務所へ転職して貧乏にならないためにやるべきこと」

(A)最初の特許事務所で前職の年収を維持あるいはそれ以上でスタートする

(B)熟練者から良質な指導を受けて、専門スキルを身につける

(C)売り上げを上げていき、年収をさらに上げていく

⇒未経験者は最初の特許事務所の選び方が重要。希望条件は「前職の年収を維持あるいはそれ以上」と「良質な指導」

⇒転職活動に転職エージェントは必須。転職エージェントは「リーガルジョブボード」1択。こちらのサイトから無料登録。

 

 また、特許事務所へ入所してから、弁理士試験を合格することも重要です。このブログでは弁理士試験のやり方についても解説しているのでご覧ください。

www.mayaaaaasama.com

以上