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弁理士試験の難易度はぶっちゃけ気にしなくてもよい理由

更新日:

「弁理士の難易度は高そうだから頑張っても受からないだろうな。」
弁理士に興味をもっても、資格の難易度の高さにためらっていませんか。
筆者は、数年前に弁理士試験を受験して一発合格(短答・論文必須・口述)しており、実際のところそれほど難しくはありません。
正しい努力の方向で勉強すれば、1~2年で合格できる試験といえます
なぜ、難易度はそれほど高くないのか。そして、どのような勉強法で勉強すればよいのか。
本内容を読めば、弁理士の難易度が高くない理由と最短で合格できる勉強法を理解できるでしょう。

弁理士試験の難易度ってどれくらい!?偏差値は!?他の資格との比較

弁理士 公認会計士 司法書士 税理士 司法試験予備
偏差値 75 77 76 75 75
受験資格 なし なし なし あり なし

まずは弁理士試験の難易度のランキングを見てみましょう(参考:資格の取り方)
他の資格として、難関資格と言われるものを並べました。
一見すると他の資格と大差なく、弁理士の資格も難関に思われます。
ただし、弁護士の場合には、司法試験予備試験にくわえて、さらに2回試験があったり、税理士の場合には、受験資格があったりするためこれらの資格と比べると弁理士の資格をとることの敷居は低いといえます。
とはいうものの、弁理士の難易度のランキングが高いことに変わりありません。
では、合格率はどうでしょうか。

弁理士試験の合格率はどれくらい?


弁理士試験の合格率はどれくらいでしょうか。
年度別に見てみると上の図のようになります(参考:特許庁HP)。
上の図のとおり、2013年と2014年度では合格率が極端に下がっています。
これは2013年度から、短答試験と論文必須試験の難易度が上がったためです。
一方で、口述試験の難易度は大幅に下がりました。
この傾向は現在まで続き、今は合格率が7~8%くらいが現状です。
そうすると、弁理士の試験はやはり難しいのではないかと思われるかもしれません。
しかし、弁理士試験の難易度は気にしなくてもよいです。
理由を以下にお話しします。

弁理士試験の難易度はぶっちゃけ気にしなくてもよい理由


弁理士試験の難易度は気にしなくてOKです。
筆者は難関大出身でもなく、ふつうに短答・論文必須・口述に1発で合格できました。
おそらく難関大出身でなくても1~2年あれば合格できます。
ではなぜ難易度を気にする必要はないのか。
理由は以下のとおりです。
1.受験生の年齢層が高すぎて他の試験と比較できないから
2.受験生のほとんどが働きながら勉強をしているから
3.勉強のための努力の方向が明確過ぎるから

順番に解説します。

受験生の年齢層が高すぎる

弁理士 公認会計士
合格者の平均年齢 37.6歳 25.2歳

弁理士試験の受験生の平均年齢は42.1歳であり、合格者の平均年齢は37.6歳です(平成30年度弁理士試験志願者統計)。
これは他の士業の試験の受験生と比べると、相当高いです。
例えば、公認会計士の平均年齢は、25.2歳であり受験生の平均年齢は20代半ばであると予想されます。
この年齢の高さは相当高いといえるでしょう。
そして、ある程度年齢を積んでいくと、記憶力などが劣る傾向にあります。
このため、30~40代ではなかなか試験勉強をやろうとしても合格できないのが実情です
そうすると、弁理士試験の難しさは、試験自体の難しさよりも年齢が高いことが大きな要因と言えるでしょう。
そして、このような年齢の高い弁理士試験と他の士業の資格とを比較して難易度を図ることはできません。
このように、他の士業と同じ基準で弁理士の難易度をはかることはナンセンスであり、難易度ランキングは気にしなくてもよいでしょう。

20代の若い方にとっては特に気にしなくてOKです。

弁理士試験では受験生のほとんどが働きながら勉強をしている

弁理士試験の受験生のほとんどは社会人です。
統計でみると、平成30年度弁理士試験の受験生3977人のうち、約8割が社会人です。
つまり、受験生のほとんどが働きながら試験勉強をしているのでなかなか受からないのは当然です。
これに対し、公認会計士などの他の士業は、受験生が学生であることが多く、学生の間に勉強をして受かることが多いです。
そうすると、社会人の割合が圧倒的な弁理士試験と、学生の割合が圧倒的な他の士業の試験とを単純比較できません
もしあなたが特許事務所や企業知財部で働いている場合、定時に帰れるような職場に勤めることができれば、圧倒的に他の受験生と差別化できます。
弁理士試験のために職場を変えるのは十分やる価値はあります。

なお、これは言い換えると、30代でも受験生が多いということは、30代からとっても資格として意味があることの裏付けともいえます。

弁理士試験では勉強のための努力の方向が明確過ぎる

弁理士試験は、勉強のための努力の方向が明確過ぎです。
本当に難易度が高いようなものは、努力の方向がわからないようなものであり、それが「実務」です。
弁理士試験は、試験範囲の量が多いですが、勉強の型を知っていれば、短期間で合格できます。
論述についても通信講座を利用すれば、問題の読み方・解き方・書き方を一通り学べます。
弁理士試験に必要な教材を最低限揃え、かつ勉強の型を身につければ1~2年で合格は可能です。
重要なことは難易度を気にせず、正しい方向で勉強を継続していくことです。
では次に、筆者が実践してきた勉強のやり方を解説します。

弁理士試験に最短に合格する勉強法

勉強法は以下のとおりです。
1.通信講座の入門・基礎動画をひととおり全部見る
2.次に、一単元ごとに知識を定着して、定着した知識を確認するために過去問を解く
3.最後に、過去問で解けなかったところをしらみつぶしにつぶすために何度も解いていく
4.2と3を繰り返す

この勉強法は、僕が弁理士試験で1発合格したときに使った勉強法であり、誰にでも役に立つものと自信をもって言えます。
詳しい勉強法はこちらの記事で徹底解説しています。

この勉強法は無駄を徹底的に排除して、短期間で合格するための最短の勉強法です。
ただし、この勉強法を使うときには、テキストを使うよりも、オンライン動画のある通信講座を使うことをおすすめします。
おすすめの予備校の通信講座はこちらで紹介しています。

弁理士の難易度についてのまとめ

 以上をまとめます。

弁理士 公認会計士 司法書士 税理士 司法試験予備
偏差値 75 77 76 75 75
受験資格 なし なし なし あり なし

難易度を気にしなくてよい理由
1.受験生の年齢層が高すぎて他の試験と比較できないから
2.受験生のほとんどが働きながら勉強をしているから
3.勉強のための努力の方向が明確過ぎるから
最短で合格するための勉強法

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