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大手特許事務所をさっさと辞めている人が増えている理由|その理由はたった1つです

僕は、とある法律事務所で働く弁理士(ツィッター@mayaaaaasama)🙈

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 僕は、これまでに中小と大手の特許事務所(法律事務所)で働いた経歴があります。詳しくはこちらです。

・中小特許事務所(最初の特許事務所。出願業務を主に担当。)

・中小特許事務所(2か所めの特許事務所。ここで特許明細書の書き方を一通りマスター。)

・大手法律事務所(出願業務を主軸とし、弁護士と協同して鑑定なども担当。今ここ。)

 この経歴のように、僕は大手も中小も両方経験しています。また、それぞれの事務所にいる知人からも事務所内の情報を聞いたりしています。

 このため、特許事務所の内情に詳しいです。

 今回は、大手特許事務所をさっさと辞めている人が増えている理由についてお話ししたいと思います。

 今回は、大手特許事務所で働いているんだけど、待遇に不満があって転職を考えているか悩んでいる方に参考になればと思います。

大手特許事務所をさっさと辞めている人が増えている

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 大手特許事務所をさっさと辞めている人が増えています。

 僕が勤めている事務所でも特定の分野の弁理士の方々が結構辞めていっていますし、それ以外の大手の事務所でもやめていっている人が多いです。具体的に僕が聞いている話では以下の事例があります。

事例1:ごっそり抜けた例

 ある大手特許事務所では、分野ごとにチームに分かれていて、特定のチームメンバーがごっそり抜けてしまったそうです。その抜けたメンバーの世代が働き盛りの中堅世代だったそうで、そのしわ寄せが若手にきて、知人の若手は仕事を振られ過ぎて弁理士試験に合格できなかったそうです。

事例2:エースが抜けた例

 ある大手特許事務所では、大手企業への出向経験があるエース級の若手が抜けたそうです。これから事務所に戻って、その大手企業とのつながりを強化する矢先の出来事だったそうです。彼は別の事務所へ移ったそうです。

 ここで共通することが1つあります。それは、いずれにおいても辞める人の年齢層は、若手~中堅世代(30~40代前半)のバリバリ働く世代であるということです。

 つまり、仕事ができないから辞めるとか向いていないから辞めるといった理由ではないことが特徴です。

大手特許事務所を辞める人が増える理由

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 以上のように、事務所の中核を担う若手~中堅世代が続々と辞めていく傾向があります。その理由はたった1つです。

 それは「仕事をしても割に合わなくなったから」です。

 大手特許事務所で何年も働いていると、相当のスキルが身につきます。ある程度のことは自分でできるようになったり、また出向経験や海外オフィスへ駐在できる経験を積むことができます。しかし、その一方で、仕事をどれだけ頑張って売り上げを稼いでも、年収が頭打ちになったりすることがあります。自分はもっと年収をもらってしかるべきだと思うようになります。これは、仕事をバリバリやって、事務所に貢献している人ほどその気持ちが強いです。そうすると、不満が次第に募ってきます。

 その一方で、自分よりも売り上げを稼いでいないベテラン弁理士やパートナーは自分よりもはるかに上の年収をもらえたりします。ここで、大手であれば、パートナーに就任できる道もありますが、勤務年数10年以上が条件など、はるかに先の条件が課せられていることが多く、なかなかすぐには慣れません。

 そうであれば、より待遇のよい事務所へ移ろうかという気持ちになって、別の事務所へ移るわけです。実際に事例2の若手は、大手事務所では600万程の年収だったそうですが、転職エージェントに紹介された優良事務所へ転職して相当の年収が上がったそうです。

 ただし、全ての事務所が年収が頭打ちになるということではないようです。青天井で稼げる大手事務所はたくさんありますし、30歳で大手事務所2年目で200万以上年俸が上がって今は700万円以上稼いでいる友人も知っています。

結論:大手特許事務所はキャリアアップに重要だが長居する必要なし

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 大手特許事務所で不満があるなら、長居する必要はありません。

 大手特許事務所という職歴があり、更に出向経験や海外オフィス駐在経験があればどこの事務所も引く手あまたです。更に年収アップが見込めるのは確実ですから、今の事務所に長居する理由はありません。

 こういう場合は、事務所に働きながら、「転職活動」をしてより待遇のいい事務所を見つけるのが賢い選択です。パートナーになるには10年もかかるならそれを待つよりもいい事務所を見つけて転々と移ったほうが賢いです。

 ここで事務所への転職をためらう方も多いと思います。しかし、この業界に入った以上、1つの事務所に定着するという発想は持たない方がよいと思います。この業界の売りは簡単に転職できることですし、他の事務所へ移っても仕事内容は同じです。環境を変えるだけでやることは同じですし、それに加えて年収もアップするのであれば出ていくのが賢明です。その事務所に残って年収交渉も考えられますが、ほとんどかなえられないと思います。かなえられないから、みなこうして出ていくのです。

 思い立った今すぐ行動です。サクッと辞めて別の事務所で稼ぎましょう。

転職にはエージェントを利用しよう

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 ここで転職活動をやるには、「転職エージェント」の利用をおすすめします。理由は以下のとおりです。

・仕事と転職活動の両立をしやすいため

・隠れ優良事務所を紹介してもらえる⇒重要

・エージェントが年収交渉してくれる⇒重要

・内定が決まると数万円ほどのお祝金

 重要なのは、「隠れ優良事務所を紹介してくれる」ことと「年収交渉」です。

 求人サイトにはない隠れ優良事務所を紹介してくれます。特定の事務所では、求人サイトに募集すると、希望条件に合致しない人からも募集がくるので選別が大変という理由でエージェントのみに求人を依頼するところがあります。そういうところは、有名な求人サイトには掲載されません。実際に、事例2のケースでもエージェントから優良事務所を紹介されて、高い年収を提示されたそうです。年収だけでなくその他にもいい待遇を提示されたそうです。

 また、エージェントを利用すると、自分に代わってエージェントが年収交渉をしてくれます。特許事務所では、他の士業の事務所や企業と異なり、年収の交渉によって最初の提示額から大幅にアップが見込めることが多いです。ただし、自分だと上手く交渉できないと思いますのでそこは「交渉のプロ」に頼みましょう。

 このように転職に失敗しないためには、エージェントを利用するのが重要です。ではどこのエージェントを利用すべきでしょうか。

 ここで注意をすべき点があります。それは、転職エージェントの中には、自分の利益にかなうように変な事務所へ誘導させるエージェントもいたり、特許事務所の情報そのものに詳しくない事務所もいることです。

 そのため、特許事務所に精通しており、信頼できる誠実なエージェントを選ぶべきです。ではそのエージェントとはどこか。

 それは、「リーガルジョブボード」です。実際に僕も相談してもらい誠実な対応でお世話になりました。また、リーガルジョブボードはネットでの評判もよく信頼できることがうかがえます。

 特許事務所の転職で失敗しないためにやるべき転職は以下の通りです。

(1)「リーガルジョブボード」に無料登録する。

(2)「リーガルジョブボード」に待遇のよい特許事務所を紹介してもらう

 「リーガルジョブボード」への登録は、こちらのサイトからできます。5分で簡単に無料で登録できます。登録後は、転職エージェントから連絡がきますので、希望の条件を伝えて適切な特許事務所を紹介してもらいましょう。

 控えめに言っても「リーガルジョブボード」は「おすすめ」です。登録して特許事務所の転職を上手くすすめましょう。

転職はまず小さな行動の積み重ね

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 転職はまず小さなステップを一つずつ積み上げることが重要です。まずはこちらのサイトに無料で登録するのが転職活動の第1のステップです。この後、一つずつステップを積み上げて正しい事務所選びをしましょう。

 まずは「行動」です。行動しないと何も始まりません。

 なお、リーガルジョブボードがお勧めの理由について詳しく過去記事で書いています。こちらもご覧いただければと思います。

www.mayaaaaasama.com

 

以上