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企業知財部で働くことのデメリットとメリット

僕は、とある法律事務所で働く弁理士(ツィッター@mayaaaaasama)🙈

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 僕は、これまでに中小と大手の特許事務所(法律事務所)、大手企業知財部で働いた経歴があります。詳しくはこちらです。このため、この業界に詳しいです。

・中小特許事務所(最初の特許事務所。出願業務を主に担当。)

・中小特許事務所(2か所めの特許事務所。ここで特許明細書の書き方を一通りマスター。)

・大手企業知財部(発明発掘、他社特許分析、先行技術文献調査等)

・大手法律事務所(出願業務を主軸とし、弁護士と協同して鑑定なども担当。今ここ。)

 上記のように、僕は大手企業知財部でも働いた経験があり、知財部の実情にも詳しいです。

 そこで今回は、「企業知財部で働くことのデメリットとメリット」についてお話ししたいと思います。

 今回は、特許業界への転職に興味をもっていて、企業知財部での働き方はどんな感じであるのか悩んでいる方の疑問に答えたいと思います。

目次

「企業知財部で働くことのデメリット」

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 まず、「企業知財部で働くことのデメリット」についてお話しします。

 それは以下の通りです。

(1)単純作業、会議、出張が多く、専門的なスキルが身につきにくい

(2)大手ほど分業化されている傾向にあり、広く業務を学びにくい

(3)別の部門に異動になると今まで積み上げてきたものが終わる

 以下、順番に説明します。

(1)単純作業、会議、出張が多く、専門的なスキルが身につきにくい

 企業知財部は、単純作業、会議、出張が多く、専門的なスキルが身につきにくいです。

 単純作業とは、例えば、代理人へ打合せ資料を送付するなどのメールのやりとり、特許庁提出などの上司への承認を求める手続きなどです。知財部(特にリエゾン)は、発明者と代理人との間にたってやりとりをする作業が多く、そのほとんどが単純作業です。また、会議に半日かかったり、会議のために出張で1日が終わるなど、スキルが身につきにくい環境です。

(2)大手ほど分業化されている傾向にあり、広く業務を学びにくい

 企業知財部というと、とにかく色々な仕事をするイメージを持たれる方も多いと思います。発明発掘、特許明細書、中間処理のサポートだけでなく、他者特許分析、鑑定、係争業務、法務(契約書の作成)など。しかし、知的財産部の規模が大きい「大手」ほど、分業化されており、広く学べないことが多いです。例えば、出願業務をメインに担当する部門、係争部門、法務部などに分かれていることもあります。そして、分業化された上で、実質的な対応は代理人(弁理士又は弁護士)が対応することが多いため、専門的なスキルが身につきにくいことが多いです。

(3)別の部門に異動になったら、今まで積み上げてきたものが終わる

 別の部門に異動することは「普通」にありえます。例えば、「知財部」から「事業部」など。この場合、「弁理士」の資格を取得しても完全に無意味になります。

「企業知財部で働くことのメリット」

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 次に、「企業知財部で働くことのメリット」についてお話しします。

 それは以下のとおりです。

(1)出張が多く、活発で刺激的な働き方ができる

(2)福利厚生が充実、安定した年収

(3)知財だけでなく経営戦略にも参加できる

 以下順番に説明します。

(1)出張が多く、活発で刺激的な働き方ができる

 まず、企業知財部は出張が多いです。発明者や特許事務所と打ち合わせのために出張したり、海外の係争案件のために海外出張することもあります。また、大手の場合には、海外オフィスに駐在することもできます。

 実際、僕も「企業知財部」にいた頃は、週に1~2回は出張がありました。これに対して特許事務所ではほぼ毎日事務所内のデスクワークですので特許事務所と異なり、活発で刺激的な働き方ができます。

 このため、より活発に動き回って働きたいという方にとっては、特許事務所よりも企業知財部の方が向いているかもしれません。

(2)福利厚生が充実、安定した年収

 次に、「福利厚生が充実」しており、「安定した年収」が見込めます。特許事務所の場合は、福利厚生が充実していないところが多いですし、年収も売り上げに応じて変動しやすいです。

 これに対して、企業知財部では、「係長」「課長」などの役職につけば昇給も見込めて年収が安定します。福利厚生が充実していたり、年収が安定しているところも企業知財部で働くことのメリットです。

(3)知財だけでなく経営戦略にも参加できる

 次に、「知財」だけでなく「経営戦略」にも参加できるところが多いです。

 今では、知財情報を駆使して、それを知財だけでなく、経営戦略にも役立てていく「IPランドスケープ」などが主流ですが、このような主流の経営戦略にも携えることができるのも企業知財部の魅力の1つです。

 このため、特許明細書を書くなどの文章ばかり書く仕事よりも経営戦略的な仕事もしていきたいのであれば特許事務所よりも企業知財部の方が向いていると思います。

「企業知財部の転職を考えるなら転職エージェントの利用が重要」

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 企業知財部で働く場合、上述のような「デメリット」と「メリット」があるので、これらを踏まえて向いていると考えている場合には「企業知財部」へ転職をおすすめします。

 企業知財部の転職において、求人の見つけ方には、それぞれの企業HPや、パテントサロンの求人スクエアを通じて見つける方法があります。ただし、この場合、手間がかかったり、求人の数が少なすぎたりします。しかも自分の希望条件に合致したものが見つかりにくいことも多いです。

 そこで、希望条件に合致した企業知財部へ転職するために、「転職エージェント」の利用が必須です。

 ここで、転職エージェントには、大手転職サイトを利用することも考えられます。しかし、企業知財部に特化した求人の数を見つけるという点ではなかなか大手転職サイトを利用しても自分と合致した条件が見つけにくいことが多いです。

 そこで、企業知財部などの法務系を専門的に扱っている転職エージェントの利用がおすすめです。ではそのような転職エージェントしてどこがおすすめなのか。

 その転職エージェントしては、「MS-Japan」がおすすめです。「MS-Japan」は、知的財産部を含む管理部門に特化した転職サイト・エージェントであり、企業知財部の案件がたくさんあります。

 「MS-Japan」に登録して、自分の希望条件に合致している企業知財部を紹介してもらうのが「転職の成功」への近道です。

 また、「MS-Japan」を利用することのメリットとしては以下のものが挙げられます。

(1)年収交渉⇒重要

(2)選考の調整をしてもらえる⇒仕事と転職活動の両立をサポート

(3)職務経歴書の添削、模擬面接⇒内定率アップ

 以下順番に説明します。

(1)年収交渉

 まずは、「MS-Japan」では、企業側と年収交渉をしてくれます。なかなか転職者は、企業と年収の交渉をやりづらいと思いますし、エージェントは「交渉のプロ」ですから、この交渉はとても心強いです。

 これにより、転職で年収アップがより確実に見込めることができます。

(2)選考の調整

 次に、「MS-Japan」では、選考の調整などのスケジュール管理をしてくれます。

 このように、自分で管理しなくてもエージェントが代理してくれるため、仕事と転職活動を両立させることができます。

 まだ、就職先が決まっていないのに今の会社を退社することはとても不安です。一方で、働きながら自分で転職活動をすることは難しい場合もあります。

 そこで、[MS-Japan」を利用して、働きながらバランスよく転職活動を両立させることができます。

(3)添削、模擬面接

 企業知財部の転職は難しいです。募集人数に対する応募枠の数は限られていますし、なかなか内定をとることができません。そこで、職務経歴書はしっかりと書き込んでおき、面接で自分の強みをしっかりと伝えることが重要です。

 このため、職務経歴書は入念に書き込んでおくことが好ましく、面接も事前に対策を練っているのがよいです。

 ただし、自分でこれらを対応することは難しい場合もあります。そこで、「面接」のプロであるエージェントに指導を受けたり添削してもらうことが「内定」への近道です。

 「MS-Japan」の登録方法

 以上のように、企業知財部への転職を考える場合には、「MS-Japan」への登録は必須といえます。もちろん、「無料」でこれらのサービスを受けることができます。

 控えめに言っても、「MS-Japan」を利用しない手はありません。

 では、「MS-Japan」への登録はどのようにしたらよいのか。以下に説明します。

 まずは下記のサイトをクリックします。

【管理部門特化型エージェントNo.1のMS-Japan】

 すると以下のような画面が表示されます。

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 次に、黒い〇で示した「会員登録」をクリックします。

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 後は、氏名・住所・電話番号・生年月日などの身元情報、年収、資格の有無などの必要事項を記入するだけです。ここで注意すべき点は、「ご希望の職種」を「法務」「知的財産」にしておくことです。

 この登録は「3分」程で完了します。そのあとは、「エージェント」から電話またはメールがくるので、「希望条件」をエージェントに伝えましょう。エージェントが、このような希望条件に合った求人を紹介してくれます。

 転職は行動が重要|行動しないと何も始まりません

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 以上のとおり、「MS-Japan」への利用方法はとても簡単ですので、特許事務所への転職を考えているのであれば登録した方がよいです。

 転職を始めるとなると荷が重くなりますが、まずは最初に動いてみることが重要です。動かないと何も始まりません。そして、いきなり企業知財部へ直接応募したりするよりも、軽く準備運動のつもりで動いてみるのがよいです。その準備運動として「MS-Japan」への登録はとてもお気軽で簡単にできます。まずは軽く動きましょう。 

【管理部門特化型エージェントNo.1のMS-Japan】

 以上