特許

特許事務所の残業事情|残業したくない場合の事務所の選び方

投稿日:

(8/30更新)

 僕は、とある法律事務所で働く弁理士(ツィッター@mayaaaaasama)🙈

f:id:mayaaaaasama:20190622224128p:plain

 僕は、これまでに中小と大手の特許事務所(法律事務所)で働いた経験があります。詳しくはこちらです。

・中小特許事務所(最初の特許事務所。出願業務を主に担当。)

・中小特許事務所(2か所めの特許事務所。ここで特許明細書の書き方を一通りマスター。)

・大手法律事務所(出願業務を主軸とし、弁護士と協同して鑑定なども担当。今ここ。)

 特許事務所の事務所経験は7年程ですので、特許事務所の職場環境には詳しいです。

 今回の記事は、特許事務所へのジョブチェンジを考えている方で、

「特許事務所って激務なのかなあ」

「なるべく残業したくない」

と考えている方にご参考になればと思います。

目次です

スポンサーリンク

 特許事務所の残業事情

f:id:mayaaaaasama:20190519202948j:plain

 まず、特許事務所の残業事情として知っておいた方がよいことをお話しします。

 それは以下のとおりです。

(1)大手特許事務所では仕事の案件が多いので忙しくなり易い

(2)特許事務所では「納期」厳守であること

(3)年度末は繁忙期。8月は比較的緩い。

 

 以下順番に説明します。

(1)大手特許事務所では仕事の案件が多いので忙しくなり易い

f:id:mayaaaaasama:20190405213829j:plain

 特許事務所の規模によって残業しやすいかどうか決まります。一般的に、大手特許事務所は仕事の案件が多いので忙しくなり易い傾向にあります。

 一方で、中小特許事務所では全てではないですが、残業せずに働けるところが多いです。もし、残業するのが嫌だとか、残業できない事情があるのであれば、大手を選ぶより中小特許事務所を選ぶのがよいです。

 ただ、大手特許事務所でも、仕事の依頼をなるべく断り、要領よく仕事をこなせば定時で退社することは可能です。また、育児や産休で早めに退所している女性弁理士の方も多くいます。このあたりは、パートナーと相談したりすれば柔軟に対応してもらえると思います。

 

(2)特許事務所では「納期」厳守であること 

f:id:mayaaaaasama:20190331213634j:plain

 特許事務所では「納期」までにクライアントに納品しないといけません。「納期」は厳守です。このため、納期までに間に合わないような状況であれば、残業をせざるをえません。

 そして、仕事が遅かったり、仕事の依頼を断れず、仕事の案件をたくさん抱えてしまう場合は残業してしまいがちです。

 このため、残業したくないのであれば、自分の仕事のスピードと対応できる案件の数をしっかりと把握しておくのが重要です。大量に仕事の案件を抱え込むと残業してしまい消耗してしまいます。「無理」なら「無理」とはっきりと断ったほうがよいです。仕事を引き受けると、それが間に合わなければ責任まで押し付けられてしまいます。

(3)年度末は繁忙期。8月は比較的緩い

f:id:mayaaaaasama:20190731084246j:plain

 また、特許事務所では仕事の忙しい時期とそうでない時期とで差が激しいことがあります。年度末である「3月」は繁忙期で忙しく、「8月」は比較的緩い傾向にあります。これはクライアントがノルマ等の理由で年度末までにすべての出願をしておきたいという意向があるため2~3月に出願相談が一気に増えるためです。これに対して、8月はクライアント夏休みをとる傾向にあり、比較的仕事の依頼も少なく緩い時期になります。

 大手でも8月は残業せずに定時退社しやすいですが、3月になるとどの事務所でも忙しくなる傾向にあります。このため、3月は中小特許事務所であっても多少の残業が必要になり場合もあります。

 

 

 

 特許事務所で残業したくないならどうすべきか

f:id:mayaaaaasama:20190731084427j:plain

 以上のように、特許事務所の残業事情について説明しました。以上をまとめます。

(1)大手特許事務所では仕事の案件が多いので忙しくなり易い

(2)特許事務所では「納期」厳守であること

(3)年度末は繁忙期。8月は比較的緩い。

 もし、読者の方で、特許事務所のジョブチェンジに興味があるが、なるべく残業しない働き方をしたいというのであれば、以下の方法があります。

・仕事の案件が振られにくい中小特許事務所へ転職する

 中小特許事務所は、大手よりも比較的受注する案件の数が少ない傾向であり、大手に比べると忙しくなりません。また、中小特許事務所の方が、余裕がある分、所長から良質な指導を受けやすい傾向にありますので、専門スキルも伸びやすいです。

 そこで、特許事務所のジョブチェンジに興味があるが、残業しない働き方をしたい方にとっては、「良質な指導を受けることができ」、「振られる案件数も少ない」中小特許事務所へ転職することをおすすめします。

 ただし、ここで注意すべきことがあります。それは、中小特許事務所であれば、必ずしも「良質な指導を受けることができ」、「振られる案件数も少ない」事務所であるとは限らないからです。実際に、指導を放棄して案件をたくさん振ってできなければやめさせるといった事務所も中小の中にはあります。このような事務所へ転職すると、体力が消耗するだけでなく、心身崩壊する虞もあります。

 転職活動において適切な事務所選びが重要です

f:id:mayaaaaasama:20190802081806j:plain

 そこで、転職活動においては、適切な事務所選びが重要です。

 ただし、自分一人で求人サイトを見て転職活動をすると情報量が少ない分失敗することが多いです。実際に僕も最初に特許事務所を自分で選んだところ、指導を放棄して案件をたくさん振ってできなければやめさせるといった事務所に当たってしまいました・・・

 そこで特許事務所選びを失敗しないためには転職エージェントの利用をおすすめします。転職エージェントは、実際に特許事務所に足を運んで取材を行い、特許事務所の内情(指導システム、給与システム、特許技術者の待遇、etc)を把握しています。このため、転職エージェントに登録して、転職エージェントとヒアリングを行うことにより、失敗しない特許事務所選びを実現できます。

 ただし、転職エージェントには、特許事務所に詳しくなかったり、特許事務所に詳しかったとしても自分の都合のよいように求職者を誘導するエージェントもいます。そのため、特許事務所に精通して、誠実かつ信頼できる転職エージェントを利用することが重要です。では、どの転職エージェントを利用すべきか。それは「リーガルジョブボード」です。「リーガルジョブボード」はネットでの評判も良く、実際にエージェントと相談させて頂きましたがとても誠実な印象でした。また、この「リーガルジョブボード」では転職成功者の声で40~50代の特許技術者が多いことがわかると思います。転職エージェントは、なかなか年齢の高い人は受け入れてもらえないことが多いですが、この転職成功者の声を見ているだけでも幅広くサポートしていることがうかがえます。

 また、リーガルジョブボードでは、転職活動をサポートしてくれるだけでなく、特許事務所と年収交渉をしてくれたり、面接に同伴してくれたり、内定が決まると数万円程のお祝い金をもらえたりします。これらのサービスは「無料」です。控えめに言っても利用しない手はないです。

 リーガルジョブボードはこちらのサイトから登録できます。簡単に1分程度で無料登録できますので、転職活動のファーストステップとしては最適かなと思います。転職活動は面倒であり、なかなか動きづらいですが、まずは簡単なステップを踏んでちょっとずつ進んでいけば意外とあっという間であることが多いです。

 成功のために「即行動」は前提条件です。早めに簡単なファーストステップを済ませて今後の人生を豊かなものにしていきましょう。 

以上

 

開業予定の特許事務所です。お仕事の依頼があれば是非!

-特許

Copyright© 弁理士ブログ|とある士業の知的な日常 , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.