とある士業の知的な日常

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特許事務所の残業事情と休暇事情についてお話しします

僕は、とある法律事務所で働く弁理士(ツィッター@mayaaaaasama)🙈

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 僕は、これまでに中小と大手の特許事務所(法律事務所)で働いた経験があります。詳しくはこちらです。

・中小特許事務所(最初の特許事務所。出願業務を主に担当。)

・中小特許事務所(2か所めの特許事務所。ここで特許明細書の書き方を一通りマスター。)

・大手法律事務所(出願業務を主軸とし、弁護士と協同して鑑定なども担当。今ここ。)

 特許事務所の事務所経験は7年程ですので、特許事務所の職場環境には詳しいです。

 ここで、特許事務所の転職を考えている方で、特許事務所は忙しすぎて残業が多いのか、過労死するのでないか、休みがとれないのではないかという不安を持たれている方も多いです。

 そこで、今回はこのような質問に答えるために、「特許事務所の残業事情と休暇事情として知っておいた方がよいこと」についてお話しします。

目次です

 特許事務所の残業事情と休暇事情

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 では、特許事務所の残業事情と休暇事情として知っておいた方がよいことをお話しします。それは以下のとおりです。

(1)残業するかどうかはお金を稼ぎたいかどうかで決まる 

(2)特許事務所では「納期」厳守。

(3)大手特許事務所では仕事の案件が多いので忙しくなり易い

(4)休みをまとまってとりにくい。最大で1週間程度

 以下順番に説明します。

(1)残業するかどうかはお金を稼ぎたいかどうかで決まる 

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 異業種の知人から、「特許事務所は忙しすぎて残業が多いのか」という質問を受けることが多いです。これに対して、一概に「YES」とか「NO」とか言えないです。残業して夜12時まで仕事をしている人もいれば、定時退社をしている方もいます。

 残業するかどうかは、お金を稼ぎたいかどうかで決まります。特許事務所は企業と異なり、「売上」によって「年収」が決まります。「売上」を上げるためには、どんどん案件を処理しなければならず、残業してまで仕事をしないといけません。このため、年収を上げたい人は、遅くまで残業することが多いです。一方、年収にこだわりのない人は、そこまで仕事をしなくてもよいので残業しません。このように、特許事務所では、お金を稼ぎたいかどうかで残業するかどうかが決まっています。

 夜遅くまで仕事を毎日バンバンしていれば、この業界では1000万円プレイヤーになりやすいです。また、仕事の要領を覚え、仕事を速く仕上げて定時退社でも売り上げを稼げば高収入を得ることができます。もし、弁理士・特許技術者の年収について気になるのであれば過去記事を書いていますのでそちらもご覧いただければと思います。

www.mayaaaaasama.com

(2)特許事務所では「納期」厳守。 

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 特許事務所では「納期」までにクライアントに納品しないといけません。「納期」は厳守です。このため、納期までに間に合わないような状況であれば、残業をせざるをえません。仕事が遅かったり、仕事の依頼を断れず、仕事の案件をたくさん抱えてしまう場合は残業してしまいがちです。

 このため、特許事務所では「納期」に厳しく、時期的には残業せざるをえない状況があることを知っておいた方がよいです。

 残業しないためには、要領よく仕事をはかせることがコツです。仕事を速く処理して納期に間に合わせれば定時退社できます。最初のうちは要領を覚えることは難しいですが、徐々に慣れてきます。

 あるいは、仕事の依頼を抱え込むと、残業せざるをえない状況をつくってしまいますので、無理なら無理と「断る」ことも重要です。

(3)大手特許事務所では仕事の案件が多いので忙しくなり易い

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 特許事務所の規模によって残業しやすいかどうかも決まってきます。一般的に、大手特許事務所は仕事の案件が多いので忙しくなり易い傾向にあります。このため、大手特許事務所の方が、案件をバンバン処理してお金を稼げます。

 一方で、中小特許事務所では比較的お金を稼げない状況にありますが、残業せずにはたきやすいところが多いです。もし、残業するのが嫌だとか、残業できない事情があるのであれば、大手を選ぶより中小特許事務所を選ぶのがよいです。

 ただ、大手特許事務所でも、仕事の依頼をなるべく断り、要領よく仕事をこなせば定時で退社することは可能です。

(4)休みをまとまってとりにくい。最大で1週間程度

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 次に、特許事務所の休暇事情についてお話しします。特許事務所は、通常、土日祝日が休みで、夏休みは3~5日であり、普通の一般企業と休日は同じです。

 ただし、「納期」の関係で、休みをまとまってとりにくいという実情があります。但し、「1週間程度」であればまとまった休暇をとることはできます。

残業事情と休暇事情のまとめ

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 以上をまとめると、特許事務所ではお金を稼ぎたいかどうかで残業するかしないかを決めることができ、割と自由な働き方ができると思います。このため、特許事務所は忙しすぎて残業が多いのか、過労死するのでないか、休みがとれないということはほとんどありません。但し、「納期」厳守のため、そこは上手く管理する必要があります。

特許事務所への転職

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 最後に、このブログでは特許事務所への転職のやり方を解説しています。特許事務所への転職したいけれど具体的にどうすればいいのかわからない、失敗しない転職をしたいという方におすすめですので是非ご覧いただければと思います。

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 以上