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特許事務所で働くのはどんな感じなのか|その働き方は独特です【特許事務所への転職】

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 僕は、とある法律事務所で働く弁理士🙈

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 今回は、「特許事務所で働くのはどんな感じなのか|その働き方は独特です」というタイトルにてお話ししたいと思います。

 なお、以下は、職種が特許技術者・弁理士であることを前提として話をしています。但し、特許事務を希望している方も参考になる部分があるかと思います。

目次です

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 特許事務所の実態は分からない!?

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 特許事務所というのは一般的によく知られていない職場であると思います。以前に、技術者、エンジニアに特許事務所への転職をおすすめする理由について記事を書きましたが、実際の特許事務所で働くのはどんな感じなのかよくわからない方も多いと思います。そこで、特許事務所のイメージがわくように記事を書くことにしました。 

特許事務所での働き方は独特です

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 僕は、これまでに4つの職場を経験しています。

零細特許事務所A

・零細特許事務所B

・大手メーカー(知財部)

・大手事務所

 特許事務所と大手メーカーのそれぞれの職場環境を経験しており、これらを比較した場合、特許事務所の働き方は、通常の企業の働き方とは異なり、独特であると思います。特許事務所のそれぞれを深く掘り下げていくと、特許事務所で異なるところはありますが、共通した独特性をもっているように思います。

 そこで、以下では、その独特性を、「職場環境」「仕事」「人間関係」の3つに分けてお話ししていきたいと思います。

 特許事務所の職場環境

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 特許事務所の職場環境の独特なところは以下のとおりです。

(1)オフィスが綺麗

(2)静まり返った環境

(3)新人でも広いスペースで働ける

(4)住んでもよい

 (1)について、特許事務所のほとんどは、オフィスが綺麗です。特許事務所では、立派なビルの一室を借りていることが多く、綺麗なオフィスで仕事をすることができます。オフィスが綺麗な理由は、クライアントが来訪したときに見栄えのいい印象を与えるためであると思います。オフィスは、1日の大半を過ごす場所ですから、きれいなオフィスで働けるというのは特許事務所で働くメリットの1つであると思います。

 (1)についてはそれほど独特といえるものではないかもしれませんが、(2)についてはとても独特です。特許事務所は、綺麗なオフィスであり、とても静まりかえっています。話し声も聞こえません。どれほど静かかというと、他人が叩くキーボードの音しか聞こえないくらいの静けさです。それほど静まり返っています。最初はこの異質な環境になじめないかもしれませんが、徐々に慣れてくると思います。とても静まり返っている環境なので、集中して仕事をすることができます。また、社交性のなく、人と関わらず、仕事だけして帰りたいという内向的な方にとっては最高の環境かと思います。

 また、(3)新人でも広いスペース(作業スペース)で働けるところも独特です。1人1人の作業スペースが広く、ブースもつけているところもあります。最初の特許事務所は、零細の特許事務所ですが、ブース付きで広々としたスペースで仕事をしていました。ブース付きなので人目を気にせずに仕事に集中できますし、小部屋のようで食事もとることができます。大手メーカーの知財部にいましたが、零細の特許事務所の方が作業スペースは広かったです。

 そして、最後に(4)住んでもよいというところも独特かと思います。これはどういうことかというと、作業デスクで一晩過ごしてもよく帰らなくてもよいということです。これがよいかどうかは分かりませんが、実際に最初の特許事務所では帰らずにあたかも住んでいる方もいました。仕事が好きで帰りたくない方はこういう特約も用意されています。また、この日は帰れないんだよなあという特別な事情をもっていたりすると便利かと思います。

 特許事務所の仕事

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 次に、特許事務所の仕事についてお話しします。特許事務所の仕事(特許技術者・弁理士の仕事)が独特であるところは以下のとおりです。

(1)ほとんど文章を書く仕事

(2)単純作業がほぼなし

 (1)について、特許技術者・弁理士の仕事の主なものは、特許明細書と呼ばれる法律文書を書く仕事です。これは、大体新人であれば1~2週間かかるもので、慣れてくると2~3日で書くことができます。特許事務所に入ると、たいていの仕事は、この法律文書を書く仕事であると思います。このため、文章を書くのが好きな方、新しい技術に興味がある方であれば、特許事務所に向いているように思います。

 特許技術者・弁理士は、この特許明細書を書く仕事がほとんどであり、単純作業(雑務など)はほぼありません。特許明細書を書くことは、専門性が高いスキルといえるので、専門性の高いスキルを磨くために、労働時間のほとんどを使うことができるためとても効率がよいと思います。特許明細書が書けるようになれば、十分稼ぐことができます。

 ただし、一部の特許事務所では、特許明細書を書かせてもらえず、英訳チェック、中間処理などの仕事ばかりやらさせるところもあります。詳しくは過去記事で書きましたが、このような特許事務所では成長することができないため、特許事務所選びは重要です。

 特許事務所の人間関係

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 特許事務所の人間関係は、「良くも悪くも希薄」です。この点も、企業とは異なる独特なところと思います。より具体的には、上司部下の関係、すなわち縦の関係はほとんどありません。これは、特許事務所では、個人で仕事をするものであり、チームで仕事をするということがほとんどないことが多いからであると思います。もちろん、指導をしてくれる上司がいたりして、その上司に仕事のチェックをしてもらうことはあります。しかし、それくらいの人間関係しかなく、1日を誰とも会話しないということも多かったりします。

 この点について、良いととるか、悪いととるかは人それぞれかと思います。ただ、飲みが苦手だったり、先輩に気を使ったりするのが面倒な人にとっては、特許事務所は向いているかと思います。

 特許事務所でいい働き方をするために、特許事務所選びが重要

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 以上のように特許事務所の働き方は企業にない働き方があり、独特であると思います。そして、特許事務所では、専門的なスキル(特許明細書を書くスキルなど)を伸ばすためには、静かさや広い作業スペースなど仕事だけに集中できる環境であるため、その意味では最高の環境かと思います。しかし、上述したポイントを満たしえない特許事務所もいくつかありますので、その点も踏まえて、転職活動の段階で特許事務所選びは重要であると思います。この場合、それぞれの特許事務所の情報を転職活動の段階でしっかりと入手しておくことが重要です。

 なお、特許事務所への転職のやり方について過去記事で詳しく書いていますのでこちらの記事もご覧いただければと思います。

www.mayaaaaasama.com

 

特許事務所の情報は転職エージェントを使うのが重要

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 上述のように、いい環境で働くためには、転職活動の段階で様々な特許事務所の情報を入手しておくことが重要です。ここで、特許事務所の情報を入手するにはどうすべきでしょうか。

 ここで、おすすめなのが特許専門の転職エージェントを利用することです。

 特許専門の転職エージェントのサイトに登録して、転職エージェントと無料で相談できます。これにより、自分に合った環境の特許事務所を選びやすくなります。また、内定までのサポートをしてもらえるので、仕事と転職をバランスよく両立できます。

 ここで、特許専門の転職エージェントとしておすすめなのが、「リーガルジョブボード」です。なぜなら、特許専門のエージェントから、具体的な特許事務所の内情を聞けたり、特許事務所との面接にも立ち会ってもらい年収交渉をしてくれたりもしますし、更にお祝い金ももらえたりするためです。

 「リーガルジョブボード」は、こちらのサイト」から無料で簡単に会員登録できます。まず、ここで会員登録して、その後特許専門のエージェントと相談して転職活動をすすめるのがよいと思います。

 最後に|もしご相談があれば…

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 最後になりましたが、特許事務所の転職などについて筆者に聞きたいことがあればご遠慮なくご連絡を頂ければと思います。答えられる範囲のことは答えます。

 メールアドレスはyamatenisan@gmail.comです。ツィッターのDMでも構いません。

以上

開業予定の特許事務所です。お仕事の依頼があれば是非!

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