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弁理士の年収の現実と高収入を目指す稼ぎ方【有料級】

更新日:

悩み太郎

 弁理士の年収の現実が知りたい。弁理士に興味あって資格をとろうか迷っているんだが、儲かるのか!?

 あとは稼ぎ方も知りたい。

 こうした疑問に答えます。

ちまたでは弁理士は稼げない・難関資格の割には稼げないという声も聞こえますが実際はどうなのか。

本記事では現役弁理士が独自の経験とまわりからの情報をもとに年収の現実と稼ぎ方をこっそりと教えます。

本記事は稼ぎ方も含めて解説しているのでぶっちゃけ有料級ですが、これから弁理士を目指そうと思う方もいらっしゃると思うので入り口は広くすれば弁理士業界にも貢献できると思うので今のところ無料としています。

ただし、今後有料化も検討していますのでお早めにご覧ください。

ちなみにここで稼ぎ方の紹介をしていますので「そういうあなたは稼いでいるのかよ。」と思われるかもしれません。

あまり年収を公開したくないのですが、現在毎月100万円以上はコンスタンスに稼いでいますのでこの点ご安心ください。

ただし弁理士としての稼ぎはまだまだですので年収2,000万円の方であれば参考にならないと思います。

一方でこれから年収1,000万円以上を稼ぎたいという方には参考になるでしょう。

弁理士やま

本記事を書いている人。

  • ①弁理士試験(短答・論文必須・口述)1発合格
  • 特許事務所を独立開業し、独立開業から1年目で商標公報事務所ランキング第13位(京都第1位)。特許事務所サイトはこちら
  • ③開業資金30万円ほどで開業して2年目で毎月月収100万円超。投資を少なく、利益を多くする稼ぎ方を発信中。
  • ④士業の資格勉強法を発信。資格スクエアのYoutubeチャンネルにて勉強法を発信。

読書小僧

本記事を読むメリット

  • 弁理士の年収の現実がわかる。
  • 弁理士で高収入を目指す稼ぎ方がわかる。

1.弁理士の年収・給与の現実は700~750万円

弁理士の年収は、700~750万円と言われています。(参考:https://media.legal-job-board.com/patent-average-annual-income)

弁理士なら経験年数にもよりますが5年くらいやっていれば独立・勤務いずれにせよ普通に年収800万円は行くと思うので「妥当の平均年収」と思います。

 

この平均年収を多いと見るか。いや低いと見るか。

人それぞれですが、30代後半の平均年収が448万円(男性528万円、女性314万円)であり、そう考えると30代でその2倍近くの年収を得ることができるので資格を取る意味は十分にあると思います。

なお、弁理士の場合、男女の性別で優位はつかないと思うので平均年収の上記の低さから男性よりもむしろ女性の方が有利と思えます。

ちなみに余談ですが弁理士のおいしいところは勤務形態(特許事務所勤務)でも高収入が得られやすいことです。

これは他の士業(行政書士・司法書士・税理士)では考えられません。これらの士業は雇われの場合は安いと聞きます。

つまり、弁理士になれば独立というリスクを冒さなくても特許事務所勤務の形態でも十分に高収入は得られます。

ちなみに弁理士経験の年数が5年以上であっても年収が800万円に届かない場合は以下の3つのケースが考えられます。

  • 実力不足のケース。ここでいう実力不足とは特許明細書が自分で書けないこと。大手特許事務所で上司から何度も特許明細書のチェックを受けている間は厳しいです。今の職場で実力がつかないなら転職しましょう。
  • 実力はあるが事務所に搾取されすぎのケース。特許明細書ノーチェックで月4件以上の明細書を書ける力があるなら年収1,000万円を稼ぐ素質があります。すぐに転職しましょう。
  • 商標弁理士。独立開業するか勤務弁理士なら特許明細書を書けるようにしましょう。

弁理士で稼ぐなら早めに転職しておくことは重要です。理由は稼ぎ方でも後述します。

ただし成功するには転職活動にあまり時間はかけないのが得策です。そこで特許事務所への転職で失敗したくなければリーガルジョブボードにお願いしておきましょう!数分で完了します。

ただし本気で稼ぎたいと考えている方のみ登録をおすすめします。

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本ブログをご覧いただいて未経験や年齢が高めの方が弁理士業界に転職に成功された方もいます。

  • ①45歳女性。業界未経験の方が大手特許事務所へ転職。
  • ②28歳男性。業界未経験の方が大手特許事務所へ転職。
  • ※本ブログから転職エージェント「リーガルジョブボード」へ登録された方。
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つづいて年代別の弁理士の年収を比較します。

弁理士の年収の年代別の比較

弁理士の年代別の平均年収

 次に弁理士の年代別の平均年収を見ていきます。

20代後半の弁理士の平均年収は500万円

 20代で弁理士に登録している数の割合はとても少なく、希少価値があります。

 年収は500万円であり、一般的なサラリーマンよりも高いといえます。

20代の場合はまだまだ経験年数が少ない人が多いと思うので妥当ではないでしょうか。

ただし学生のころに弁理士を取得してそのあとストレートに特許事務所へ転職して5年以上たっていれば年収は800~1000万円近くには到達できるでしょう。

一般企業勤務で20代で1000万円はありえないですが、特許事務所の場合は実力主義が強い傾向にありますから。

30代の弁理士の平均年収は615万円

 20代後半と比べると、変動の幅が小さいように思えます。

 これは30代から弁理士を始めた人が多くいるからと考えられます。

 まだまだ経験年数5年をたっていない人が大半です。

 35歳未満の割合は全体の4.1%しかありません。

引用:https://www.jpaa.or.jp/cms/wp-content/uploads/2020/08/dstribution-202006.pdf(赤字は筆者が追記。)

 このデータから、30代で未経験者は多くいることがわかります(20代がほぼいないため)。

 その中で平均年収が615万円なら高いといえます。

ただし先ほどのとおり経験年数5年以上であれば800万円はいくでしょう。

おまけに経験者で1,000万円以上を稼いでいる人もこのあたりから結構出てきます。

40代以降の弁理士の平均年収は955万円

 40代以降になるとほぼ経験者です。経験年数5年以上たっている人が大半です。

 経験を積んでいくと年収は一気に上がることがわかると思います。

 一流企業の課長クラスの年収はもらえるでしょう。

弁理士の年収データで注意すべきこと

 以上を見ると、弁理士の年収は高いといえるでしょう。

 ただし、ここからが注意ポイントです。

弁理士になっても働き方のタイプ次第では必ず稼げるわけではないからです。

 ブラック特許事務所や薄給の特許事務所で消耗するとせっかく弁理士の資格をとってもいつまでたっても稼げません。

 安価の仕事を請け負い、どれだけ処理しても稼げないという無限ループです。

「弁理士儲からない」「弁理士なんてやめとけ」という断末魔の雄たけびのほとんどはここから聞こえてきます。

そこで、特許事務所で稼ぐ仕組みを知っておくことが重要です。

以下に解説します。

2.弁理士の年収を稼ぐ仕組み

 特許事務所の場合、弁理士の年収が決まる仕組みは以下のとおりです。

ポイント

年収=年間売り上げ×配分率

年間売り上げ∝単価×処理件数

※ただし、成果主義をとる特許事務所の場合です。特許事務所には年功序列制のところもあることにご留意ください。

 例えば、年間の売り上げが2,000万円で配分率が0.4の場合には年収は800万円となります。

 配分率は特許事務所によってまちまちですが、通常0.3~0.45です。

 

 また、年間売り上げは案件の単価と処理件数で決まります。

 案件は、特許出願の代行業務と商標出願の代行業務の2つがありますが、これらの単価は全然違います。

特許出願の代行業務

※1件あたり20~50万円

商標出願の代行業務

※1件あたり約5~10万円

さらに、国内の特許出願を外国へ出願する場合もあります。

この場合、売上額は3~4倍ほどに跳ね上がります。

つまり、外国へ出願するクライアントを多く担当すればするほど売り上げは大きくなり、その結果年収も大きくなります。

 

このため、高収入を得るためには、外国出願が多い特許事務所へ転職することがおすすめです。

ただし、このような特許事務所は離職率が低く、なかなか求人を出しません。

また仮に求人を募集するとしても、未経験者を募集するよりも実績のある経験者を募集する傾向にあります。

そこで、まずは「きちんと指導をする」特許事務所へ転職し、そこで特許明細書の作成スキルを磨いてから外国出願が多い特許事務所へ転職することをおすすめします。

 

3.弁理士が年収1000万円ぐらいまで増やす方法

 弁理士が年収1000万円ほどの稼ぎを増やす方法は以下のとおりです。

ポイント

①単価の高い案件(あるいは国内の出願の単価は安いけど多くの外国へ出願する案件)をを担当すること

②案件の処理速度を高めること

③配分率の高い特許事務所に行くこと

 ①~③を実践すれば、20~30代前半の方でも稼げますし、年収1,000万円を越えるでしょう。

 ここで、案件とは特許出願の申請業務、つまり特許明細書を書くことです。

 

 特許明細書でも、分野やお客さんの違いによって、単価の高い案件から低い案件まで様々ありますので、高い案件を担当できるようにしましょう。

 特に特許出願が外国出願する予定の案件は移行料金が発生して稼ぎやすくおすすめです。

 

 特許明細書は、2~3日で1件くらいのペースで書けるようになれば、高収入が見込めます。

 これくらいのスピードを目指せば稼げます。

 

 未経験者の場合には、まず熟練者から丁寧に教えてもらうことで「質」を学び、基本が身についたら「スピード」重視に移行しましょう。

 このやり方が効率的です。

 

特許出願業務(特許明細書と中間処理)だけで年収1000万円は超えることができます。

4.弁理士が年収2000万円ぐらいまで増やす方法

弁理士が年収2000万円を目指すのであれば以下の方法が考えられます。

  • ⓵パートナーなど特別な役職に就く
  • ②独立開業する
  • ③知財コンサルの副業を始める

⓵~③のどれかでないと難しいと思います。

⓵の場合勤務10年以上とか縛りがあるので、40代以上でないと厳しいと思います。

もし年収2000万円を目指すのであれば独立開業がおすすめです。

ちなみに独立開業を今やるんだったら内内より外内がおすすめですね。

あとは中小企業を顧客とするより内外案件もありそうな大学・ベンチャーが良いと思います。

 

一般的に一人事務所でも仕事があれば年収1500万くらいは行くと思います。しかし、それ以上となると、1人で対応できず、年収2000万円の壁をこえることは難しいと言われています。

そこでもし1人で年収2000万円をめざすなら、プログラミングで自動化・効率の悪い仕事は断る(たとえば、相談だけで依頼をしないお客の対応など)、などで効率化をはかるのがよいと思います。

 

5.弁理士の年収のまとめ

 弁理士は成果主義の世界ですので、やればやるほど稼げます。

ただし、最初の数年間は、実務を積むのに苦労すると思います。そこは覚悟してください。

 しかし、独占業務である特許明細書の作成は、単価も高めであり、他のサラリーマンや士業よりも比較的稼げやすいといえます。

ただし、未経験者の場合、最初の特許事務所の選び方が重要です。

本記事は無料で発信していますが、これは少しでも弁理士を目指す方に参考になればという思いからです。

ですのでもしあなたが本記事が参考になったと思ったら、TwitterやFacebookなどでRTや拡散していただければと幸いです。

 

 もしあなたがすでに弁理士の資格をとっているのなら、選び方についてついでにこちらの記事も見ておくとよいです。

>>特許事務所の転職に失敗・後悔しないための特許事務所の選び方|未経験者向け

 まずは資格からとるのもありです。

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気にしなくてOKです。参考:「弁理士試験の難易度はぶっちゃけ気にしなくてもよい理由

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参考:「【2020年最新】弁理士試験の予備校・通信講座を合格者が比較【格安あり】

本年度も、リーガルジョブボードさんは弁理士資格者向けの合格祝賀会を実施されるとのことです。 興味があれば行ってみてはいかがでしょうか。
https://media.legal-job-board.com/patent-celebration-2021

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