弁理士

弁理士の年収って実は〇〇万円くらいである話を弁理士が解説

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弁理士の年収っていくらなんだろう・・・弁理士って難しい仕事をしているから年収高いのかな・・・

士業男子やま
今回はこうした疑問に現役弁理士が答えます!

 この記事は、中小規模の特許事務所・大手法律事務所・大手企業の知財部に勤めた経験のある弁理士によって書いています。

 この記事を読めば、弁理士の最新(2020年)の年収情報を知ることができます。

 目次です

 弁理士の年収は約650万円が平均です

 弁理士の平均年収はインターネットによれば、500万円だとか700万円とか800万円とか言われていますが、その根拠となるデータがないことが多いです。

 これに対して、求人企業である「indeed」によれば、過去3年間にindeed上で掲載された求人広告、従業員、ユーザーから提供された情報をもとに推定された平均給与を公開しています(https://jp.indeed.com/給与/弁理士。)。

 その平均給与というのは、なんと647万円です!

う~ん。。あんだけ難しい資格をパスして大体年収650万円なのか。

どや弁
国税庁が昨月発表した調査結果によれば民間企業で働く人の平均年収は441万円だそうですよ。それにくらべると高くもらっているんじゃないですかね。

弁理士の年収の中央値は600万円です

 「indeed」による推定値は平均年収に相当します。

 「indeed」によるデータは、独立開業をしている弁理士は含まれないと思うので、平均年収だけでなく、年収の中央値に近いかなと思います。

 実際に、株式会社ビズリーチが運営する検索エンジン「スタンバイ」による「正社員職種別年収ランキング2018」のデータによれば、弁理士の年収中央値は600万円でした。

 つまり、弁理士になれば600万円あたりの年収は期待できるといえます。

特許事務所の年収はどれくらいなのか!?

以上のデータをまとめます。

〇弁理士の平均年収:647万円

〇弁理士の年収の中央値:600万円

 このデータは、特許事務所に勤めている弁理士・企業に勤めている弁理士の双方を含みます。

 では特許事務所に勤めている弁理士の年収はどれくらいでしょうか。

 これについては正確なデータがないので何ともいえませんが、求人サイトの募集が参考になると思います。

大手特許事務所のほうが弁理士の年収は高いのか!?

 特許事務所には、大手特許事務所(100人以上の規模)と中小特許事務所(100人未満の規模)に分かれます。

 大手と中小ではどちらのほうが弁理士の平均年収は高いでしょうか。

 これは、まちまちで絶対にこちらとはいえないです。

 正直言って、大手特許事務所といえども、企業レベルでは中小の部類です(オフィスは豪華ですが・・・)。

 どちらも企業レベルからいうと中小の規模であり、大手のほうが平均年収が高いとかそういう話はあまり意味がないと思います。 

 重要なのは、弁理士がどういうふうにして年収が決まっていくのかを知ることです。

 これは大手や中小にかかわらずあてはまります。

特許事務所の弁理士の年収の決まり方

 弁理士の多くは、特許事務所に勤めますが、特許事務所のほとんどは、年収は売上によって決まります。

 これは、特許技術者の場合も同じです。

 そして、弁理士・特許技術者の主な仕事は、特許明細書を書く仕事です。

 このため、特許明細書を書ける人は、仕事をすればするほど稼げるようになり、弁理士の資格をもっても特許明細書を書けない人は、仕事をどれほどしても稼げるようになりません。

 特許明細書を書けなくても、クライアントを連れて来れるような弁理士であれば話は別と思いますが、そういう人はごく稀ですあると思います。

 年収は、特許明細書を書けるかどうかが大きく影響しています。

弁理士の年収は売上の1/3が相場

 この業界では、年収は売上の1/3といわれます。

 この1/3が、「3割」だったり、「4割」だったりすることはありますが、ほとんどの特許事務所で当てはまると思います。

 また、特許事務所によっては、資格をもたなくても、弁理士と同じ基準で年収が決められるところもあります。

 例えば、1年の売上が2400万円(1月あたり200万円)だとすると、年収は800万円です。

 1月あたり200万円の売上を稼ぐというのは、どれだけの仕事量をこなすべきでしょうか。

 特許明細書の単価は代替20~30万円ですので、間をとって25万円とすると、25×6件(=150万円)、中間処理(単価が約10万円5件(=50万円)やれば、大体年収800万円に到達します。

 これは、経験年数が3年くらいあって、十分対応できる仕事量であると思います。

 ただし、正しい方向で経験を積んでいればの話です。正しい方向で経験を積んでいれば、20代でも800万円どころか1000万円を稼ぐことも十分可能と思います。

弁理士が年収1000万円以上を目指すのは難しくないが2000万円クラスは難しい

 売り上げ次第では年収1000万円を稼ぐことは可能です。

 資格と実務を積んで、さらに割のいい特許事務所に行けば、年収1000万円を稼ぐことは難しくはないと思います。

 実際に、知り合いの30代前半の弁理士も年収1000万円以上を稼いでいます。

 1000万円以上を稼ぐ方法はこちらの記事で書いています。

 ただし、年収2000万円クラスを稼ぐのはなかなか難しいです。

 というのも、売り上げを稼ぐだけではだめで、何らかの役職につく必要があるからです。

 たとえば、パートナーになれば2000万円以上を稼ぐことは可能ですが、勤務年収10年以上といった縛りがあったりしてなかなかすぐには稼げません。

 もし2000万円をすぐに稼ぎたいのであれば独立開業をおすすめします。

弁理士の年収は独立すれば一気に上がる

弁理士の働き方は主に3つタイプがあります。

・特許事務所で働く弁理士

・企業で働く企業内弁理士

・独立開業して働く弁理士

 ほとんどの弁理士は、企業か特許事務所で働いています。

 ここで、上のデータによれば、正社員(正所員)で働いた場合の弁理士の最大年収は3,900万円です。

 この最大の額は知っておいた方がよいです。

 雇われの形態で働いた場合には、これ以上を稼ぐのは難しいということになります。

 しかし、独立開業をすれば、青天井で稼ぐことができますし、年商5000万円以上を稼いでいる弁理士も知っています(年収は教えてくれませんでした・・・)。

 独立開業がうまくいけば、年収は5000万円以上を稼ぐことも可能です。

 弁理士資格をもつことの最大の利点は独立開業できる点です。

 独立開業して成功すれば、年収1000万円どころか5000万円以上の年収を稼げることも可能です。

弁理士の資格は年収にあうものか!?

 以上のとおり、弁理士資格を取得して、必要なスキルを身につければ普通のサラリーマンの200万円以上は稼げると思いますし、独立開業して軌道に乗れば5000万円以上の年収も夢ではありません。

 このため、弁理士資格はなかなか割にあう仕事かなと思います。

 ただ、弁理士資格だけ持っていても意味がないということは念頭においたほうがいいです。

 弁理士資格とスキルの組み合わせが最強なのです。

 スキルというのは、特許明細書が書けたり、英語案件をこなせることです。

弁理士試験を受けてみようかなあ。。

 このブログでは弁理士試験のおすすめの勉強方法についても記事を書いていますのでこちらをご参考頂ければと思います。

年収を上げるなら特許事務所へ転職をすることをおすすめします

 もし、これを読んで特許事務所へ転職を考えているならすぐに動くことをおすすめです。

 というのも今は特許事務所はどこも人材不足で入りやすいからです。

 求人探しは転職サイト・エージェントに無料登録をすることをおすすめします。

以上

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