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特許事務所で働くメリットは、転勤がないことと在宅OKなところです【リモートワーク可能】

僕は、とある法律事務所で働く弁理士🙈

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今回は、「特許事務所で働くメリットは、転職がないことと在宅OKなところです」というタイトルにてお話ししたいと思います。

目次です

この記事を書いたいきさつ|カネカの転勤指令

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  今回この記事を書いたきっかけは、パタニティ・ハラスメントのツィートです。大手化学メーカーであるカネカに勤める夫が育休所得後に関西転勤の指令を受けたことがツィートされました。ツィートされたのは奥さんのようで、子供2人は入園でき、新居ができたばかりだそうです。このような状態で転勤指令が出るとはゾッとしますし、驚きです。僕は、特許事務所に勤める身であり、転勤について意識はしたことはありませんでしたが、転勤指令がくることは、この事例のようにその時の状況によってはとても恐ろしいものになるということを感じました。

 企業に勤めると、転勤指令が来る場合があります。この時、特別な事情がないと断れないことが多く、家族とともに移動するか、あるいは単身赴任するかですがいずれにおいてもデメリットが大きいです。そうすると、転勤というのは、企業に勤めることのデメリットともいえます。

 その一方で、特許事務所では転勤がないため、特許事務所への転職を考えている方にご参考になればと思い、記事を書きました。

特許事務所に転職すると、転勤はありません

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 特許事務所で働くと転勤はありません。特許事務所における職種は、弁理士、特許技術者、特許事務員で構成されていますが、いずれの職種においても転職はありません。

 ほとんどの特許事務所は、企業のように部署が日本各地に複数存在しているわけではありませんので転勤はありません。また、ブランチが複数存在している特許事務所であっても、強制的に転勤指令がくることはありえません。この場合、転職における面接で合意した事項に基づいて配属先が決定し、そこから別の配属へ異動することはありません。このため、特許事務所で働く場合には、ずっと同じ場所で働くことになります。

 このため、転勤に伴う以下のようなデメリットは発生しません。

・面倒な作業(住所変更の手続き等)

・環境のリセット(子供がいる場合転校しないといけない等)

・単身赴任

・マイホームを購入した直後に転勤の指令がくるケース(今回のカネカの事例)

 ちなみにこれは特許事務所に限定されず、法律事務所においても当てはまるものと思います。僕は、今は法律事務所にて勤務していますが、転勤指令はありません。

大手特許事務所では在宅OKなところが多いです

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 また、大手特許事務所では、職種が弁理士、特許技術者であれば在宅OKなところが多いです。もちろん、クライアントとの打ち合わせがある場合には、特許事務所に出社する必要がありますが、基本的に特別なことがない限り、在宅OKなところが多いです。但し、全ての特許事務所が在宅OKというわけではありません。在宅が可能な場合は、通常ノートPCが貸与され、そのノートPCを使って、事務所内のネットワークにアクセスする必要があります。そして、ネットワークにアクセスすることでメールの閲覧が可能になります。このように、ノートPCを所員に貸与でき、事務所内のネットワークのセキュリティが完備されていることが重要なので、在宅OKな特許事務所は、大手特許事務所であることが多いです。

大手特許事務所のほとんどが在宅OKである理由

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 大手特許事務所のほとんどが在宅OKである理由としては以下のものが考えられます。

・弁理士、特許技術者の仕事のほとんどは、特許明細書、中間対応(意見書)の作成であり、自宅でも対応可能であるため

 弁理士、特許技術者の仕事の詳細は過去記事でも紹介したのでここでは説明を省きますが、ほとんどの仕事は自宅で対応できるような文書作成の仕事です。このため、特許事務所のネットワークにアクセス可能なノートPCさえあれば、必ずしも特許事務所に出社する必要はありませんので在宅できます。

 なお、弁理士、特許技術者の仕事を紹介した過去記事はこちらです。

www.mayaaaaasama.com

 


在宅の実例

 僕もまた定期的に在宅ワークをしていますので、僕の実体験に基づいて特許事務所の在宅ワークがどういうものかイメージできるように話せる範囲でお話ししていきます。 まず、特許事務所からノートPCと、特許事務所のネットワークへアクセスするためのルータが貸与されます。そして、このルータを介してネットワークへアクセスし、メールチェックを行います。必要な書類などは全て電子化されており、専用のフォルダ内に格納されていますので、ほぼ書類ベースで作業をすることはありません。全て、ノートPC内で作業をします。コピー機も不要です。そして、1日のコアタイムである朝10時から夜4時までは基本的に電話やメールに対応できるように仕事をします。自宅で作業するため、ノートPCさえあればほとんどの仕事は可能であり、在宅ワークにあたり特別なものは準備していません。

在宅のメリット

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 このように、大手特許事務所では在宅OKなところが多いので、在宅のメリットを受けることができます。ここで、在宅のメリットについても触れておきます。在宅のメリットとしては以下のようなものが挙げられます。

(1)通勤を省くことができる

(2)不要な人間関係に悩まされずにすむ

(3)育児や介護と仕事を両立できる

(4)仕事の処理効率が高まる

 以下順番に説明します。

(1)通勤を省くことができる

 まずは通勤を省くことができることが挙げられます。苦痛の満員電車に乗らなくて済むのは本当にありがたいです。また、通勤時間はとても無駄な時間ですから、これを省略できる分、仕事の生産効率もぐっと高まります。また、交通費の削減という観点からも大きいです。例えば、特許事務所が東京にあり、住まいが郊外である場合には、交通費を削減できるとともに、比較的物価の安い郊外で暮らせるのでとてもコストパフォーマンスに優れています。

(2)不要な人間関係に悩まされずにすむ

 次に、不要な人間関係に悩まされずにすむことが挙げられます。職場では1人は会いたくない人がいるものです。そして、そのたった1人のために精神的に悩んだりすることはとても無駄なことです。これに対し、在宅OKであれば、そのような職場の嫌な同僚に会わずに済みますので、そういうことで精神的に悩む必要がありません。このようなストレスをため込まないためことも在宅のメリットの1つとして考えられます。

(3)育児や介護と仕事を両立できる

 次に、育児や介護と仕事を両立できることが挙げられます。今回のカネカのケースでは育児休暇を取得しなければなりませんでしたが、そのような休暇を取得しなくても、育児をしながら仕事をすることもできます。また、育児だけでなく介護においても同様です。このため、仕事とプライベートをバランスよく両立させることができます。

(4)仕事の処理効率が高まる

  最後に、仕事の処理効率が高まることが挙げられます。例えば、上司の過度な干渉などもなくなり、集中して仕事に取り組むことができるため処理効率が高まります。また、例えば、通勤時間がなくなりますので、その分の時間を仕事にあてることができ、仕事の処理効率も高まります。また、補足しておくと、基本的に朝に集中力が高まったり、脳が活性化する傾向にあり、その時間を通勤に費やすのはとても効率が悪いです。

 このように仕事の処理効率を高めることも在宅ワークのメリットの1つです。

特許事務所での働き方

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 以上のように、特許事務所では、転勤がないことと在宅OKなところがメリットとして挙げられます。特許事務所に転職する際はこちらの記事が参考になると思いますのでぜひご覧いただければと思います。

www.mayaaaaasama.com

以上