とある士業の知的な日常

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ビジネス書の大半は読んでも意味がありません。本当に役立つビジネス書の選び方を紹介します。

僕は、とある法律事務所で働く士業男子🙈

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 仕事や副業のスキルアップや自己啓発のために「ビジネス書」を読む方が多いと思います。かくいう僕も結構な数の「ビジネス書」を読んできました。

 しかし、「ビジネス書」の大半は読んでも意味がありません。なぜ、「ビジネス書」の大半は読んでも意味がないのか。そして、本当に役立つ「ビジネス書」はどのようにして選べばいいのか。

 今回は、このような点を踏まえて、「ビジネス書」についてお話しします。

目次です

ビジネス書(ビジネス本)を読む意味

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 まずは、「ビジネス書(ビジネス本)を読む意味」について上図を用いて説明します。ここでいう「ビジネス書」とは、仕事などの指南書、メンタルを鍛えるなどの自己啓発書も含みます。いわば「ビジネス書」はスキルアップのため指南書です。

 上図の通り、本を読む目的は、「知識を習得するため(知識)」「スキルを磨くため(スキル)」の2つに大きく分けることができます。前者の場合は、教養書、専門書等が相当し、後者の場合は、「ビジネス書」が相当します。ここで、教養書、専門書ビジネス書のいずれにおいても「インプット」は、「読書」により知識を習得することです。これに対し、教養書、専門書の場合は、知識を習得することそのものが目的ですが、「ビジネス書」は、知識そのものを習得することが目的というよりも、その習得した知識を生かして行動し、スキルを向上させることが目的です。例えば、自己啓発書を読んで、読んだ内容を理解して終わったままでは何ら自己啓発をしていません。読んだ内容を実践しない(行動しない)と意味がありません。このように、教養書、専門書とビジネス書は目的が異なるものです。そうすると、上図の通り、「ビジネス書」でのアウトプットは、習得した知識を活かして、実践し(行動し)、スキルを向上させることにあります。 まとめると以下のようになります。

(教養書、専門書)

目的:「知識を習得するため」

インプット:「読書」

アウトプット:「読んだ内容を自分の文章などでまとめて(※1)頭の中に知識を定着させる」

(ビジネス書)

目的:「スキルを磨くため」

インプット:「読書」

アウトプット:「読んだ内容を活かして実践してスキルを向上させる」

(※1)

 教養書、専門書の知識のアウトプットは書評が有効です。書評の書き方について過去記事で紹介していますのでよければご覧ください。

www.mayaaaaasama.com

 

ビジネス書の大半は読んでも意味がない理由

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 上記の通り、ビジネス書は、

「習得した知識を活かして、実践し(行動し)、スキルを向上させる」ものです。ただ読んでその内容を理解したままでは意味がありません。

 そうすると、ビジネス書は、読者が実践できるような内容が書いてある必要があります。しかし、ほとんどのビジネス書は、そのような内容となっていません。あるいは、仮に実践できても何らスキルを向上できないことが多いものもあります。

 このように、「ビジネス書の大半が読んでも意味がない理由」は、(1)、(2)のいずれかであるビジネス書が大半を占めているからです。

(1)再現性がない

(2)再現できても効果がない

 以下、(1)、(2)について詳細に説明します。

(1)再現性がない

 「再現性がない」ビジネス書は読んでも意味がありません。

 「再現性」とは「実践できるかどうか」です。ビジネス書の中には、漠然としたことしか書いておらず、具体的なことが何ら書いていないものが多いです。ここで、実践できるかどうかは、具体的なことが書いていないと実践できません。理念や、漠然としたこと、抽象的なことしか書いていないビジネス書は、役に立たないです。なんとなく説得力があるように書かれており、「なるほど」と思っても実際に実践できなければ読む意味はありません。

 また、仮に具体的なことが書いていたとしても、その具体的なことがあまりにも日常、現実とかけ離れていたものであったりする場合があります。このような場合もまた、実践するには役に立ちません。 

(2)再現できても効果がない

 また、「再現できても効果がない」ビジネス書も読んでも意味がありません。すなわち、具体的なことが書かれており、それに基づいて実践しようにもスキルの向上に何ら貢献しないビジネス書もまた読んでも意味がありません。

本当に役立つビジネス書の選び方

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  では、本当に役立つビジネス書はどのようにして選べばよいのでしょうか。以下、「本当に役立つビジネス書の選び方」について上図を用いて説明します。

 その選び方とは、まず、「著者の実績、肩書を確認し」「図解、具体例があるかどうか確認し」、その後、「効果があるかどうか判断する」というものです。ビジネス書は、「実践できるかどうか」を前提として選ぶことが重要です。例えば、本屋に行って、気になる本について上図の3つのステップを簡単に確認するのがよいと思います。

 このようなやり方で選ぶことにより、自分に合ったビジネス書を、簡単に手っ取り速く選ぶことができます。以下、それぞれのステップについて詳しく説明します。

(著者の実績、肩書の確認)

 まず初めに「著者」の実績や肩書を確認することが重要です。実績とは、その分野でどのような実績をあげているのかであり、肩書とは、その分野で専門家であるかどうかです。ビジネス書の中には、その分野で何も実績を上げていない素人が書いた本も多いです。そのような本は、書いている内容が、漠然としたものか、あるいはネットや他の本で書かれている内容とあまり大差がないようなものであるため、役に立たないです。まず、「著者」の実績や肩書を確認し、何も実績を上げていない素人が書いたものであればその時点で選ぶのをやめます。一方、その分野で一定の実績をあげていたり、専門家である場合には次のステップへ進みます。

(図解、具体例があるかどうか確認)

 次に図解、具体例があるかどうか確認することが重要です。文章のみの場合では、なかなか頭の中でその内容を実践することが難しいことが多いです。実践するためには、頭の中で内容を整理するのが効率的であり、その整理を助けるのが図解です。また、実践するには、抽象的なことしか書かれていなければ、実践できません。図解とともに、具体的なことが書いているかどうか確認します。

 ここで、図解や具体例が書いていないものは、実践が難しいと思いますので、その時点で選ぶのをやめたほうがいいです。

(効果があるかどうか判断)

 最後に、その図解と、具体例に基づいて、効果があるかどうか判断します。頭の中でイメージして効果があるだろうと思えば、そのビジネス書を選び、効果がなさそうに思えばそのビジネス書を選ぶのをやめます。この判断は、実際にやってみないと難しいと思いますが、効果がありそうとおもうのであれば、とりあえず選んでみるのがよいと思います。

 以上のように、まず、「著者の実績、肩書を確認し」「図解、具体例があるかどうか確認し」、その後、「効果があるかどうか判断する」というステップでビジネス書を選ぶのが有効です。

まとめ

「ビジネス書(ビジネス本)を読む意味」

習得した知識を活かして、実践し(行動し)、スキルを向上させるため

「ビジネス書の大半が読んでも意味がない理由」

(1)再現性がない

(2)再現できても効果がない

「本当に役立つビジネス書の選び方」

「著者の実績、肩書を確認し」

「図解、具体例があるかどうか確認し」

「効果があるかどうか判断する」というステップでビジネス書を選ぶ

以上