とある士業の知的な日常

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被雇用者が仕事をし過ぎると損をします。その理由と、社畜にならないために意識すべきことをお話しします。

僕はとある法律事務所で働く士業男子🙈

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 僕は、弁理士の仕事をしています。弁理士としてのスキルを身に着けるために、数々の特許事務所で仕事をし過ぎました。一時期は平日夜11時まで仕事をして、祝日も普通に休日出勤していました。このおかげスキルは身につけましたが、あまりにも時間を費やしすぎて損をした感は否定できません。そこで、僕は、このような仕事のスタイルを見直し、今では普通に定時退社して読書したり勉強したりとプライベートの時間を大事にしています。

 また、知人にも会社のために仕事をしている人がいますと聞く話では本当に仕事をし過ぎると損をするなあと感じます。

 そこで、今回は仕事をし過ぎると損をする理由と、社畜にならないために意識すべきことをお話します。

 

この記事を読むメリット

仕事をし過ぎると損をする理由がわかる。

社畜にならないための仕事の捉え方を理解できる。

 

目次です。

仕事をし過ぎると損をする理由

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 それではまず仕事をし過ぎると損をする理由を説明します。 その理由は、主に以下の点です。

・仕事をし過ぎることにより失うものが大きい

・仕事をし過ぎるとそれだけしかやらなくなる

・仕事をしてもその成果は「利用する側」の取り分

 仕事をし過ぎることにより失うものが大きい

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 まず、仕事しすぎることにより失うものが大きいことが理由に挙げられます。当たり前の話ですが、仕事をしすぎると、まず自分の「時間」を失います。「時間」がつぶれることによってプライベーる時間、プログラミングなどの勉強にあてる時間、読書の時間なども奪われてしまいます。仕事をし過ぎることでこのような将来に向けての知的な「時間」も奪われてしまいます。また、失うものは「時間」だけではありません。仕事のしすぎは「健康」にも影響を及ぼします。30代になると、その影響が徐々に現れます。オーバーワークは確実に体を壊します。例えば、オーバーワークにより目を酷使したり、夕食を食べる時間が遅れたり、運動不足になったりすることで生活習慣に乱れが生じてきます。これを何年も続けていくと高齢化に連れて、オーバーワークが原因の病気が生じたりします。このように「健康」も失われます。

 一方、仕事をし過ぎることにより得られるものはどのようなものでしょうか。それは「お金」です。通常、オーバーワークにより残業代が発生しますし、売上高により給与が支払われる場合もあります。しかし、その「お金」は仕事のし過ぎの対価として十分なものでしょうか。ひょっとすると定時退社して副業したほうがもっと「お金」を稼げる場合もあります。そうすると、仕事をし過ぎることにより、定時退社して副業で稼げてお金が失われる場合もあります。このように「お金」も失われることもあります。

 また、仕事をし過ぎると確かに実務スキルが向上します。しかし残業してまでその実務スキルを向上させる必要があるか甚だ疑問です。後述しますが、仕事は、自分が身につけたいスキルを向上させるためのものです。そして、単純作業などのような仕事をやらず、1日の労働時間の全てを、その身につけたい自分のスキルにあてればオーバーワークなんてすることなく効率よく向上できます。このように、残業してまで働いてスキルを身につけることは間違っていると思います。

 以上のように仕事をしすぎると失うものが多いです。

仕事をし過ぎるとそれしかやらなくなる

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 別の理由として「仕事をし過ぎるとそれしかやらなくなる」ことも挙げられます。1日の大半を仕事ばかり費やしていると、せっかくの休日も何か新しいことをやろうという気持ちが薄れます。これはその仕事をする生活に慣れてしまって、新しいことをやることができなくなるのです。これは年齢がたてばたつほど顕著になる傾向と思います。そして、1日が、「仕事」「食事」「お風呂」「寝る」で終わらせてしまいます。このような人生は幸せでしょうか。明らかに人生を損をしていると思います。

仕事をしてもその成果は「利用する側」の取り分

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 別の理由として「仕事をしてもその成果は『利用する側』の取り分」になることも挙げられます。経営者であれば仕事をすることによる取り分は自分のものとなりますが、被雇用者はそうはなりません。

 僕は、この点について以前にツィッターで以下のように呟きました。

 この呟きのように会社には「対等」という関係は存在しません。「利用する側」と「利用される側」の2つの立場だけです。そして、「利用される側」はいつまでたっても「利用する側」に搾取され続けます。そして、それに気づかず、オーバーワークすることは「利用する側」の恰好の餌食です。「利用される側」は仕事すればするほど損をします。 

仕事をし過ぎて損をした例

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 ここで仕事をし過ぎて損をした例を紹介します。僕は以前ツィッターでこのように呟きました。この話は実際にあった話です。以下、仕事をし過ぎた特許技術者を「特許技術者A」とします。

 この話には更に続きがあります。実はこの大手特許事務所は、パートナーである上司の指導がほとんどなく、若手の特許技術者は放任状態です。そして、指導もされない若手の特許技術者が専門性の高い仕事をこなせるわけがなく、パートナーは、仕事のできる特許技術者Aに仕事を回しました。一方、指導されない若手の特許技術者は、すべき仕事がほとんどないため、定時に退社し、資格の勉強をしました。そして、彼らは資格に合格し、仕事をし過ぎた特許技術者Aは、オーバーワークのために資格の勉強が十分でなく、資格試験に合格できませんでした。そして、この大手特許事務所は、年功序列制のため売上高に考慮して給与が支給されず、特許技術者Aは昨年3000万以上の売り上げを稼いだにも関わらず、年収は600万弱だったそうです。また、彼のボーナスは、入って数年の若手特許事務員のボーナスとほとんど変わらなかったそうです。

 更に今年になって、若手の弁理士から年功序列制に不満がでた結果、給与体制の見直しがあったそうです。その結果、見直されたのは弁理士手当が5万円から10万円になったそうです。それだけです。資格に合格した若手の特許技術者は、仕事をしなかったおかげでむしろ得をした制度でした。一方、仕事をし過ぎた特許技術者Aにとっては納得いかない見直しでした。結局彼は仕事をし過ぎて損をしていまいました。

 この場合、利用する側は、パートナーであり、利用される側は、特許技術者Aです。特許技術者Aのような利用される側がいかに損をするかお分かりかと思います。

 社畜にならないために意識すべきこと

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 以上のように仕事をし過ぎると損をします。仕事をし過ぎる社畜にならないように仕事に対して以下の点を意識すべきことが重要であると思います。

 それは、仕事は自分のスキルを向上させるためのものという意識です。

僕は、以前ツィッターでこのように呟きました。

 仕事は決して会社のためにするものでありません。自分のスキルを高めるためです。そして、そのスキルとは、自分の将来の目的を叶えるためのスキルです。このように意識をしておけば、日々の労働時間の7時間をこのスキルを高めるための仕事に割り当てればよく、オーバーワークする必要がないと思います。単純作業のような仕事を避けて、極力このスキルにあてます。もし、それがかなわれなければ早めに退社して別の勉強をしたりすればよいと思います。

 仕事をし過ぎて損をしないように、「仕事」に対してこのような意識をしておくことが重要と思います。

まとめ

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 いかがでしたか。被雇用者が仕事をし過ぎると損をします。社畜にならないために「仕事とは自分のスキルを向上させるためのもの」という意識で取り組むのがよいと思います。

以上