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実用書の本のおすすめの読み方|効率的に専門知識を身につける方法

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僕は、とある法律事務所で働く士業男子🙈

僕は、弁理士という職業柄様々な専門外の専門知識をつけるための勉強をしてきました。

そこで、今回は、実用書から効率的に専門知識を身につける方法をご紹介したいと思います。

・この記事を読むメリット

実用書から専門外の専門的知識を効率よく身につける方法を理解できる。 

目次です。

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 実用書から効率的に専門知識を身につける方法

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 それでは、実用書から効率的に専門知識を身につける方法を以下のイメージ図を用いて説明します。

 まず、入門レベルの実用書俯瞰(ざっと全体を目を通すこと)します(①俯瞰(ふかん))。

 次に、俯瞰した実用書の内容と、自分のバックグラウンドを重ね合わせて自分で問題を提起します(②問題提起)。

 そして、自分で提起した問題について別の実用書を用いて検討します(③検討)。

 検討では、提起した問題に対応する部分(上図で黒い線で囲んだところ)について別の実用書を用いて深く読んでいきます。

 この①俯瞰②問題提起③検討を行うことにより、実用書から効率的に専門知識を身につけることができます。

 以下、詳しく説明してきます。

①俯瞰

イメージ図

 「俯瞰」では、入門レべルの実用書を俯瞰します。

 この実用書を丁寧に読む必要はなく、ざっと眺めるような感じで読みます。

 全てを理解する必要はありません。

 専門外の専門知識を身につけるための最初の実用書は、図解付きの平易な本がおすすめです。

 ここで、このような本を購入することに抵抗のある方もいるかもしれません。

 しかし、このような誰にでもわかるように平易に書かれた本は、その専門内容を相当詳しく知っている専門家が作成することが多く、本質を効率よく理解できます。 

 また、図解付きであれば、頭の中で記憶に残りやすいものです。

 そして、図解付きの平易な本の中でも浅く、広範囲に網羅されているものがおすすめです。

②問題提起

イメージ図

 「問題提起」は、俯瞰した実用書の内容と、自分のバックグラウンドを重ね合わせて自分で問題を提起します。

 バックグラウンドは、自分特有のものであればなんでも構いません。

 例えば、自分の仕事、職種、専門分野、趣味、特技、性格、これまでに体験したこと等が挙げられます。

 実用書に記載された内容の中で、このようなバックグラウンドと結びつけて、何らかの問題を自分で提起します。

 後述の具体例でも説明しますが、例えば、実用書をAIに関する実用書としたときに、自分の職種と結びつけて、自分の職種がAIに置き換えられるのかという問題を提起することが挙げられます。

③検討

イメージ図

 「検討」は、自分で提起した問題について別の実用書(初学者以上向けの実用書)を用いて検討します。

 「②問題提起」により問題を提起すると、実用書を読むための目的意識が明確となります。

 通常、本を読むときには、能動的に読むことが効率的です。

 目的意識がなく、本を1から最後まで読んでも、頭の中に本の内容が定着しにくいと思いますし、時間もかかります。

 このような受け身的な読み方ではなく、目的意識を明確にして、(目的意識に対応した)重要な部分をしっかり読むほうが頭の中に内容を定着させることができます。

 目的意識に対応した重要な部分は、上図の黒い線で囲んだ部分に相当します。

 このように、本を読むためには目的意識を明確にすることが重要です。

 本記事で紹介する方法の狙いは、まず平易な入門書向けの実用書を通じて問題提起(目的意識)を作り上げることです。

 ある程度のレベルのある実用書の場合には、敷居が高いものであり問題提起すら出てこないことが多いです。

 これに対し、平易な入門書をざっと目に通すだけである程度全体の流れを把握できますし、平易に書かれているため問題提起をしやすいです。

 しかし、このような入門書向けの実用書だけでは専門知識を深く身につけることはできません。

 そこで、さらに一歩進んだレベルの実用書を読んでいきます。

 このようにして①~③を行うことにより、実用書から効率的に専門知識を身につけることができます。

速読トレーニングはほぼ不可能

 この方法では、問題提起を作り上げるために、図解の本などの入門レベルの本を使用して、よりレベルの高い実用書で更に一歩踏み込みます。

 これが効率的に読書をする方法であると思います。

 一方、速読トレーニングで目を鍛えたりして速読する方法も考えられますが、この方法では、速く読めても内容を理解することはほぼ無理です。

 速く読めて読んだ気になりますが、内容はほとんど記憶に定着していません。

 これはやるだけ無駄だと思いますので避けた方がいいです。

具体例:実用書がAIに関する本である場合

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 以上、①~③については詳しく説明しましたが、以下では具体例を用いてより詳細に説明します。

 ここでは、AIの勉強をするためにAIに関する実用書を読むとします。例えば、下記のような図解入りの実用書です。

図解 人工知能大全 AIの基本と重要事項がまとめて全部わかる

図解 人工知能大全 AIの基本と重要事項がまとめて全部わかる

  この実用書は、AIの入門レベルの本であり、「機械学習」「ディープラーニング」「ビッグデータ」「アルゴリズム」「ニューラルネットワーク」「量子コンピュータ」「loT」「データマイニング」「シンギュラリティ」等のAIの各項目について説明しています。

 まずは、この本を眺めるような感じで全体に目を通します(①俯瞰)。

 次に、俯瞰した実用書の内容と、自分のバックグラウンドを重ね合わせます。

 そうすると、自分の仕事(バックグラウンド)がAIに置き換えられるのだろうかという問題が提起されます(②問題提起)。

 提起された問題について検討するためには、「機械学習」「ディープラーニング」の項目について深く知識を身につければよいので、この2つのキーワードを抽出します。

 抽出した2つのキーワードが、上の図で示す黒い線で囲まれた、実用書(入門レベル)とバックグラウンドの重複部分に相当します。

 この重複部分について、より詳しく説明された別の実用書を用いて検討していきます(③検討)。

 このように進めていくと、問題を検討するという、実用書を読むための目的意識が明確となります。

 この目的意識の下で、「機械学習」「ディープラーニング」の各項目の内容について知識を深めていくことができます。

 このような目的意識がなく、単に上記の内容について読み進めても頭にすっきり入ってこないと思います。

 まずは自分で問題を提起して目的意識を明確にして、実用書を読み進めていくことが重要です。

 そして、②問題提起について、別の観点から問題を提起して③検討を進めていけば「機械学習」「ディープラーニング」以外の項目について理解を深めることができます。

 ②⇒③を繰り返していくことも重要です。

 また、検討した内容をアウトプットすれば、専門知識が身についているか確認できておすすめです。

 例えば、検討結果が、自分の仕事(バックグラウンド)がAIに置き換えられかどうかについて、その内容をブログなどで記事にすることもよいと思います。

 

まとめ 

①俯瞰:入門レベルの実用書俯瞰(ざっと全体を目を通すこと)

②問題提起:俯瞰した実用書の内容と、自分のバックグラウンドを重ね合わせて自分で問題を提起

③検討:自分で提起した問題について別の実用書を用いて検討

 検討では、提起した問題に対応する部分について別の実用書を用いて深く読む。

 この①俯瞰②問題提起③検討を行うことにより、実用書から効率的に専門知識を身につけることができる。 

以上

開業予定の特許事務所です。お仕事の依頼があれば是非!

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