弁理士試験

弁理士試験のおすすめの勉強方法を紹介します。この方法で1年弱の勉強量で合格しました。

更新日:

 僕は、とある法律事務所で働く弁理士🙈

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弁理士試験に必要な教材を知りたいな

短期間で弁理士試験に合格するためのコツを知りたいな

 こうした疑問を解決したいと思います。

 僕は、過去に弁理士試験を受験して、「1年弱」の勉強量で以下の試験に1発合格して弁理士試験に合格しました。

 短答試験:1発合格

 論文(必須)試験:1発合格

 口述試験:1発合格

 僕は東大京大のような難関大学出身ではなく、普通の国公立大学出身であり、すごい記憶力の持ち主とかそういうものでありません。

 ただ勉強法の効率がよかっただけです。

 この記事を読めば弁理士試験に必要な教材、短期間で弁理士試験に合格するコツがわかります。

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弁理士試験の概要

そもそも弁理士試験ってどういう形式の問題が出題されるの?

 弁理士試験には「短答試験」「論文試験」「口述試験」の3つの試験があります。

「短答試験」難易度☆☆☆☆

 ※毎年5月下旬に行われます。

 ※マーク式の試験で5つの選択肢から正解を1つ選びます。

 ※出題分野は「特許実用新案法」「意匠法」「商標法」「条約」「不正競争防止法」「著作権法」の6つです。

 ※合格ラインとして最低6割の正答率が必要です。

 ※合格すると2年間免除されます。

 マーク式の試験なので簡単そうに思えます。

 しかし、出題範囲が膨大であること、5つの選択肢の中から正しいものはいくつあるかという、選択肢の全ての正誤を判断しないといけない「いくつあるか問題」が多くかなり難しい印象です。

  条文の細かいところからも出題され、条文をほぼ完ぺきにマスターしないといけません。

  合格率は約20%と低めであり、最初の難関です。

「論文試験」難易度☆☆☆☆☆

 論文試験は必須科目と選択科目の2つがあります。必須科目は7月上旬に、選択科目は7月下旬に行われます。

 必須科目は特許実用新案法、意匠法、商標法の3つに分かれています。

 これらのそれぞれの合格基準点を満たさないと合格できません。

 必須科目では主に、条文の趣旨を論述させるか、あるいは事例問題を解くかの2つのパターンです。

 この論文試験(必須)が最難関であり、合格が難しいです。

 選択科目は以下の選択肢の中から1科目選択して受験します。

 論述というよりも記述試験といった感じです。

 大学受験の2次試験のようなイメージです。

 1.理工I(機械・応用力学) 

 2.理工II(数学・物理)

 3.理工III(化学)

 4.理工IV(生物)

 5.理工V(情報)

 6.法律(民法)

 ただし、修士以上の方は選択科目試験の免除を受けられます。

 必須試験も選択試験も合格すると2年間免除されます。

「口述試験」難易度☆

 ※毎年10月中旬あたりに行われます。

 ※「特許実用新案法」「意匠法」「商標法」の3つについてそれぞれ試験官による口頭試問を受けます。

※もしわからなくなっても試験官が助け舟を出してくれることが多く、合格率は100%に近いです。

 ※時間通りに全ての口頭試問に答えられれば合格であり、3つのうち2つ以上合格であれば、OKです。

 難易度としては「論文試験(必須)」>「短答試験」>>「論文試験(選択)」>>>>>「口述試験」という感じです。

口述試験は誰もが受かる試験なのか。じゃあ対策はやらなくてもいいかな

どや弁
口述試験は相当易化しましたが少ないながらも落ちる人はいますよ。過去で出題された問題については答えられるようにしましょう。

弁理士試験に合格したらそのまま弁理士になれるの!?

どや弁
合格した翌年の1月~3月に全体研修が行われます。そこで毎週週末に特許実用新案・意匠・商標の実務研修が行われます。場所は東京・大阪・福岡であり遠方から来る人も多いです。この研修で単位を修得すればはれて弁理士登録です。だいたい弁理士合格の翌年4月から弁理士登録する方が多いです。

 弁理士試験に必要な教材

 まずは弁理士試験で準備する教材についてお話しします。

 口述についてはほぼ受かる試験なので短答・論文試験(必須)をメインに解説します。

 以下の5つは必須です。

(1)四法対照法令集


弁理士試験 四法横断法文集 第7版

 (2)青本(工業所有権法逐条解説)

条文の趣旨を解説した本です。


工業所有権法(産業財産権法)逐条解説 第20版

 特許庁のサイトからPDFデータを無料でも入手できます。詳しくはコチラ

 (3)判例集

 論文対策に判例を知っておくのは重要です。

 「知的財産法判例教室」をマスターすればOKです。


知的財産法判例教室

 (4)通信講座

 通信講座の動画解説を軸に勉強を進めていきましょう。

 おすすめは資格スクエアの「基礎・短答・論文講座」です。

 「こちらのサイト」から申し込みできます。

 (5)短答式過去問題集


2020年版 弁理士試験 体系別短答過去問 特許法・実用新案法・意匠法・商標法 【過去10年分収録】 (弁理士試験シリーズ)


2020年版 弁理士試験 体系別短答過去問 条約・著作権法・不正競争防止法 【過去10年分収録】 (弁理士試験シリーズ)

※資格スクエアの「基礎・短答・論文講座」を受講する場合には、ウェブテキストですが短答式問題集もセットでついてくるので不要です。

 弁理士試験のおすすめの通信講座は!?

 

通信講座高いんだよなあ。。

 

士業男子やま
高いですね。僕はLECを使ってましたが45万円くらいしましたね。有り金はたいて一発勝負に臨みましたよ

 弁理士試験の通信講座の王道は「LEC」や「TAC」ですが、価格が正直高すぎです。

 「LEC」の弁理士講座「1年合格ベーシックコース インプット+アウトプット一括」の場合は¥435,000円(通信Web+10月末)です。

 僕が受験生の時代には、資格スクールの選択肢はこれぐらいしかありませんでした。

 しかし、今では資格スクールの弁理士講座も価格競争が起きています。

 教材の質や講師の質がよく、しかも大手の弁理士講座のほぼ半額以下で購入できる教材が登場しています。

 それが資格スクエアの「基礎・短答・論文パック」です。

 結論から言うとこの講座だけで十分弁理士試験に合格は可能です。

 ・講師はベテラン講師と論文を知り尽くした新鋭講師の二名で構成されており、分かり易く、聴き取り易い

 ・基礎講座・短答講座・論文講座のボリュームが十分にあり、弁理士試験合格に必要なカリキュラムはこれ1つでOK

 ・基礎講座に青本解説動画があり、分厚い青本を丁寧に読まなくても動画を見て条文の趣旨を理解できる

 ・短答講座には短答式過去問も用意されており、短答式過去問集を購入する必要なし。

 ・論文対策が充実しており、解き方講座と書き方講座でインプットして実践講座でアウトプットできるので効率的に勉強できる。

資格スクエアの弁理士講座が「買い」である理由は過去記事でも詳しく書いていますのでこちらが参考になると思います。

>>弁理士試験に資格スクエアは「買い」である理由

 問題点としては合格実績がLECなどと比較しく、信頼性に疑問があることです。

 ただし、資格スクエアでは合格最年少者を輩出した実績もありますし、合格者の声も出てきています。

 実績については最近できた講座なのでこれはやむ方無かなと思います。

 資格スクエアの「基礎・短答・論文講座」は合格実績が大手に劣るものの、教材の質は大手にひけをとらない内容です。

 価格がほぼ半額でありコスパがとてもよく、おすすめです。

 今から通信講座の購入を検討しているのなら資格スクエアの「基礎・短答・論文講座」1択です。 

詳しくは過去記事で弁理士講座の予備校を比較した記事をも書いていますのでこちらもあわせてご覧いただければと思います。

>>1発で合格した僕がおすすめする弁理士試験の予備校と通信講座

 資格スクエアの「基礎・短答・論文講座」は「こちらのサイト」から申し込みできます。

 「2021年向け『基礎・短答・論文パック』」のコースです。

 もし購入前に資料請求して内容を確認したいという方であれば資料請求も可能です。こちらのサイトから簡単登録で1分くらいで手に入れることができます。

 もし1ミリでも気になったら資料請求してみるのもいいと思います。

 

それでも253,000円は高いよなあ。。。

 

どや弁
弁理士資格をとって資格手当の貰える特許事務所へ転職すれば1年で回収できますよ。

 特許事務所の中には、弁理士資格手当を2.5~3万円だすところもあり、そこへ転職すれば1年で十分回収可能です。

 また、資格をとることで上司のチェックも不要となり裁量権を得られたり、ローリスクハイリターンの独立開業も実現できます。

 知財のスペシャリストを目指すためには、弁理士の資格の取得は不可欠です。

 弁理士は30代からで十分間に合いますよ。

弁理士試験のおすすめの勉強法

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 では続いて弁理士試験のおすすめの勉強方法についてお話しします。

 勉強法の骨子は、「俯瞰(ふかん)」「仰視」「反復」で構成されています。

 勉強の流れは「俯瞰」「仰視」「反復」の順番で進めます。

 (俯瞰(ふかん))

 「特許・実用新案法」の場合だと、まずは総則、特許要件、・・・実用新案の順序で軽く見通します。

 ここでは覚えるというより眺める程度で十分です。

 これを特許・実用新案法だけでなく、意匠、商標、・・・にもあてはめていきます。

 (仰視)

 これで全体像を把握したところで、今度は細かく見ていきます。

 総則、特許要件、・・・実用新案の順序で見ていきます。

 このとき、各項目でインプット(知識の定着)とアウトプット(知識の確認)を繰り返します。

 例えば、資格スクールの短答講座と条文と青本から、条文とその趣旨を理解します。

 これがインプットです。

 次に、短答式問題集を解いていきます。

 これがアウトプットです。

 ただし、これ1回で全てがわかることはありえません。

 わからないところは立ち止まらず次へどんどんすすめていきます。

 (反復)

 そして、最後にわからないところをしらみつぶしでつぶしていくために繰り返し解いていきます。

 このように、1つのことを何度も反復して繰り返しながら学習することにより、記憶の定着がぐんと伸びて効率よく勉強することができます。

 これだけは具体的にイメージがわかないかもしれないので詳しく見ていきます。

「俯瞰」

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 「俯瞰」では、上図のとおり、「特許・実用新案法」であれば総則、特許要件、主体的要件、出願・補正、優先権・分割、審査・公開、特許権、侵害・特許料、審判、訴訟、184条、罰則、実用新案で構成された全体(試験範囲)をざっと簡単に見通します。

「意匠」「商標」「著作」「条約」「不競法」についても同様にします。

この俯瞰という作業をするメリットは以下のとおりです。

(A)おおざっぱに目を通することで、勉強のスケジュールが立てやすくなる

(B)まずは敷居を低くすることで試験勉強の抵抗をなくす

 特に重要なのが(B)です。

 最初から細かく丁寧にやることは敷居が高く挫折しやすいです。

 これに対し、最初におおざっぱでもいいから目を通すことで全体像を少しでも把握することは最初にやることとして敷居が低いです。

 まずは敷居を低くすることが重要です。

 俯瞰(ふかん)のコツは理解できない部分があってもいいので先へ先へと進めます。

 全体を一通り見通した後でもう一度元に戻って同じことをすると、全体像を少しでも把握しているので、最初から1つ1つ丁寧にやるよりも理解しやすくなります。

 俯瞰の作業としては、資格スクールが提供している通信講座の入門講座を全部聞き流すことがおすすめです。

「仰視」

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 「仰視」は、知識を吸収し(インプットし)、吸収した知識の定着を確認する(アウトプットする)作業です。

 ここでいうアウトプットは、過去問を解いてみることです。

 この過程でのポイントは、分からないところがあっても気にせず次へ進めていくことです。

 1回で分からないところがあっても、この後行う「反復」で分かればよいのでどんどん先へ進みます。

 分からないところがあるたびに、詳しく調べて理解しようとすると、時間がかかってしまい非効率です。

 これを「特許・実用新案法」であれば、総則、特許要件、主体的要件、出願・補正、優先権・分割、審査・公開、特許権、侵害・特許料、審判、訴訟、184条、罰則、実用新案の項目ごとに行っていきます。

 「意匠」「商標」「著作」「条約」「不競法」についても同様にします。

「反復」

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 「反復」は、セットを何度も繰り返し行う作業です。

 この過程でのポイントは、分かったところは省略して、分からないところだけを繰り返し行うことです。

 分からないところをしらみつぶしでつぶしていくイメージです。

 これにより時間を短縮できます。

 そして、この作業を何度も繰り返し行うことにより、分からなかったところも分かるようになっていきます。

 これは面白いもので、例えば、ある分からないところがこういう考え方で分かった場合、その考え方が別の分からないところにおいても通用する場合があり、連鎖的に分からないところが分かるようになっていきます。

 イメージとしては点と点がつながって線ができネットワークができあがるような感じです。

 他の教材をつぎからつぎへとやるのではなく、一つの教材に絞ってそれをひたすらやっていくことがとても重要です。

 資格スクエアの弁理士講座を用いた進め方【具体化】

 「資格スクエア」の弁理士講座を用いた進め方を説明していきます。

「資格スクエア」の弁理士講座(「基礎・短答・論文パック」)には以下の講座が含まれています。

(1)ウェブ問題集

(2)基礎講座(基礎講座+青本講座)

(3)短答対策講座(動画+過去問集つき)

(4)論文書き方講座

(5)論文解き方講座

(6)論文対策講座 実践編

 資格スクエアの弁理士講座の上記中身については下の記事で詳しく書いていますのでこちらも合わせてご覧ください。

>>現役弁理士が資格スクエアの有料講座を受けてみた話

 まず、「俯瞰」では「(2)基礎講座」にある動画を全部見ます。

 ここでこの講座の特徴としては「青本講座」も動画で解説されていることです。

 このため、青本も自分で読んでいく必要がなく、動画を頼りに全体像を俯瞰できます。

 僕が受験生時代のころは、大手資格スクールの通信講座を利用していたのですが青本講座のどうがというものがなく、青本を1から読んで勉強していました。

 これはあまり効率的といえなかったので、この青本講座はとても便利です。

 また動画で視聴できるということにより、電車の中でも勉強できますので隙間時間を有効に活用できます。

 次に、基礎講座で全体像を把握した後は、「(3)短答対策講座」「(4)論文書き方講座」「(5)論文解き方講座」「(6)論文対策講座」を並行しながらすすめます。

 「(3)短答対策講座」の動画で知識を吸収して短答式過去問で演習をしていきます。

 これが「短答」におけるインプットとアウトプットです。

 同様に、「(4)論文書き方講座」「(5)論文解き方講座」で論文を書ける力を身に着けて、「(6)論文対策講座」で実際に論文を解いていきます。

 これが「論文」におけるインプットとアウトプットです。

 あとは、隙間時間などに「(1)ウェブ問題集」を使って問題を解いていき知識を定着させます。

 このような進め方で効率よく「仰視」をすることができます。

 そして、更にわからなかったところをしらみつぶしでつぶしていき理解度を高めていきます(「反復」)。

 以上のように、効率的な勉強方法である「俯瞰」⇒「仰視」⇒「反復」のやり方に「資格スクエアの「弁理士講座」」はとてもマッチングしているのでとてもおすすめです。

 弁理士試験の短答試験対策【具体化】

 具体的な短答試験対策については下の記事でも書いていますのでこちらをご参考ください。

>>弁理士試験の短答試験攻略方法|現役弁理士がやったこと全部公開します

 弁理士試験の論文試験対策【具体化】

 具体的な論文試験対策については下の記事でも書いていますのでこちらをご参考ください。

>>弁理士試験の論文試験は考え方をたった1つ変えるだけで合格できる試験です

 弁理士試験の勉強時間はどのくらい必要なのか!?

弁理士試験で合格に必要な勉強時間はどれくらい?

どや弁
2000時間あれば足ります。効率よく勉強すれば1000時間でも合格可能です。

>>弁理士試験の勉強時間は「2000時間」あればいい話|効率よく勉強するコツ

 弁理士試験に必要な予算はどのくらい必要なのか!?

弁理士試験に必要な予算てどのくらい?

どや弁
28万円あれば十分ですよ。無駄に不要な教材を買い過ぎないようにしましょう

>>弁理士試験に必要な予算は28万円あればいい話|低予算で短期合格するために重要なこと

 弁理士試験勉強のおすすめのスケジュールの立て方

弁理士試験の勉強のスケジュールの立て方を知りたいな

どや弁
俯瞰:仰視:反復を1:3:8の比率でやれるように調整しましょう。詳しくはこちらの記事で書いています。

>>弁理士試験に落ちないための勉強スケジュールの立て方

まとめ|弁理士試験を思い立ったら「即行動」することが重要

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 以上のとおり、弁理士試験のおすすめの勉強方法を紹介してきました。

 最後に、試験勉強のタイミングは早いことに越したことはありません。

 ぐずぐずしているとあっという間に12月になり試験勉強のための時間がなくなってしまいます。

 まずは試験勉強のための教材を揃えることから準備を始めた方がよいです。

 (1)四法対照法令集

 余白に書き込めるほど十分なものを選びましょう。四法対照はいくつも種類がありますが特にこだわる必要はないと思います。

 (2)青本(工業所有権法逐条解説)
条文の趣旨を解説した本です。特許庁のサイトからPDFデータを無料で入手できます。詳しくはコチラ

 (3)判例集

 論文対策に判例を知っておくのは重要です。「知的財産法判例教室」をマスターすればOK

 (4)通信講座

資格スクエアの弁理士講座1択。資格スクエアの「基礎・短答・論文パック」から入手可能

知財のスペシャリストを目指して弁理士の資格をとりませんか。

 30代からでも十分間に合います。

以上

>>あわせて読みたいおすすめ記事

>>1発で合格した僕がおすすめする弁理士試験の予備校と通信講座

>>弁理士が資格スクエアの弁理士講座を受けてみた感想

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