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【英語】英訳のコツを紹介する【翻訳】

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僕は、とある法律事務所で働く士業男子🙈

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僕は、仕事で特許明細書を作成しますが、特許翻訳もしています。

また、仕事でビジネスレターを作成することもあります。

この過程で、僕は、英訳のコツを身につけてきました。

そこで、今回は、英訳のコツを紹介したいと思います。

この記事を読むメリット

 初心者でも英文作成のコツがわかる。

 効率よく速く英訳できる。

 

目次です。

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英訳のコツ

 それでは、英訳のコツについて以下のイメージ図を用いて説明します。以下のイメージ図の通り、和文から英文を英訳する(②)前に、英訳しやすいように、和文を推敲して英訳用和文を作成します。英訳用和文の内容は、和文の内容と実質的に同一ですが、英訳用和文は、和文よりもより簡潔かつ明確に表現されたものです。以下に詳しく説明します。

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①推敲(和文⇒英訳用和文)

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英文の構造に合わせて和文を推敲する

 和文(日本語)の構造と、英文の構造は大きく異なります。このため、英文の構造に合わせて、和文を推敲すると英訳がしやすくなり、おすすめです。

 では推敲する際に、意識すべきことは何でしょうか。それに関し、以下の点が挙げられます。

 ・主語を明確にすること

 ・5つの文型のいずれかにあてはめること。好ましくはSVOの文型にあてはめる。

 ・1文の長さを短くする

 以下、これらについて詳しく説明します。

 

 主語を明確にすること

 この点については、まず、和文の構造と英文の構造の相違点を把握しておくのが重要です。すなわち、和文は、主語に対し述語が強い特徴をもちます。一方、英文は、主語と述語は同等に強い特徴をもちます。これは、どういうことか以下の例を用いて説明します。

 和文:AはBにCを与えた。

 上記の和文では、「Aは」は「主語」に相当し、「Bに」「Cを」はそれぞれ「目的語」に相当し、「与えた。」は「述語」に相当します。ここで、上記の和文は、以下のように「Aは」「Bに」「Cを」のそれぞれの順序を入れ替えても問題ありません。

 和文:BにCをAは与えた。

 また、この場合、前文から「与えた」ものがAであることが分かる場合には「主語」は省略しても問題ありません。しかし、「述語」は文になくてはならないものであり、その位置は決して入れ替えたりできません。

 これに対し、英文ではどうでしょうか。上記の例の和文を英訳すると以下のようになります。

 A gave B C. 

 英文の場合には、S(主語)+V(述語)+O(目的語)+O(目的語)の順番で一義的に決定されます。そして、この例に限らず、英語では、主語は決して省略することができません。

 このため、英訳する際には、和文を、主語が明確になる文に推敲する必要があります。

 5つの文型のいずれかにあてはめること。好ましくはSVOの文型にあてはめる。

 英文には、以下のように、文型が5つの種類に分類されています。

(1)SV(~は~する。)

(2)SVC(~は~である。)

(3)SVO(~は~をする。)

(4)SVOO(~は~に~をする。)

(5)SVOC(~は~を~にする。)

 英語では、どのような文であってもこれらの文型のいずれかにあてはまります。これに対して、和文では、そのような分類がされていません。そうすると、英文と和文は、文型において、1対1で対応していないことになります。例えば、和文では、「象は、鼻が長い。」という文がありますが、これに対応した英文の文型はありません。このため、英訳する際には、和文を、英文の型に合わせた文に推敲する必要があります。

 好ましくはSVO

 ここで、可能な限り、和文を、SVOの型に書き換えることが重要です。これは、SVOが、5つの文型の中でも、簡潔かつ明確な文型であるからです。これはどういうことか具体例を用いて説明します。

 例文:コンピュータの優れた処理力のおかげで、生産能力が高まった。

 この文をそのまま直訳すると、生産能力が主語となり、高まるが述語となるので第1文型(S+V)となります。

Due to the porcessing capabilities of computer systems, the productivity of workers have increased.  

 この場合、複文が生じて、分かりにくい文になります。

 これに対し、コンピュータの優れた処理力を主語にできないか検討します。そうすると、「生産能力」は目的格となり、SVOの型にすることができます。

 「コンピュータの優れた処理力は、生産能力を増加させた。」

 これを英文に訳すると、以下のようになります。

The processing capabilities of computers have increased the productivity of workers .    

 Processing capabilitiesという概念を無生物主語に、SVOを使っています。この場合、単文なので簡潔な印象を与えます。また、主語(S)と目的語(O)を明確にすることにより、因果関係が一層明確となります。

 必ずしもすべての文がSVOとなるわけではありませんが、可能な限り、和文を、SVOの型に書き換えることが重要です。  

 1文の長さは短くする。

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 1文の長さを短くすることが重要です。これは、単に英訳のしやすさのためです。

 このとき、1文の長さを短くするために、検討すべきことは以下の点が挙げられます。

 (検討点1)

 1文には新情報の数を1つとする。2つ以上ある場合分けることを検討する。

 (検討点2)

 冗長な表現がないか検討し、冗長な表現は削除するか、あるいは他の表現に組み込む。

 

  例えば、以下の例文を考えます。

 例文:コーヒーをブラックで飲む場合、コーヒーを飲み続けることは動脈硬化のリスクを減らす上で有効であり、カカオを含有するチョコレートを組み合わせるとその効果は一層有効である。

 検討点1を考慮すると、この文には、ブラックコーヒーが動脈硬化等のリスクを減らす点で有効であることと、ブラックコーヒーと、カカオを含有するチョコレートを組み合わせると、そのリスクを減らすことが一層有効であることの2つの新情報が含まれています。そうすると、これらの新情報を2つに分けてみます。

 次に、検討点2を考慮すると、「コーヒーをブラックで飲む場合、」は、「コーヒーを飲み続けることは…」を「『ブラック』コーヒーを飲み続けることは…」に書き換えれば、不要ですので削除していみます。また、この文において、伝える情報は、ブラックコーヒーが動脈硬化のリスクを減らすことであり、「有効である」というのはあってもなくてもよいように思えます。また、この「有効である」を削除すれば、SVOの文型を使えることができ、簡潔かつ明確な文になります。

 このように、検討すると、上記の例文は、以下のように推敲できます。

 例文:コーヒーをブラックで飲む場合、ブラックコーヒーを飲み続けることは動脈硬化のリスクを減らすことができる。上で有効であり、また、ブラックコーヒーと、カカオを含有するチョコレートを組み合わせる場合、その効果は一層有効である。

 ここで、「その効果は一層有効である。」についても書き換えたほうがよさそうです。厳密に、「その効果」のそのの指すものが特定されていないからです。「その効果」というのは、「動脈効果のリスクを減らす効果」です。そうすると、「その効果は一層有効である。」は、単に「そのリスクを一層減らすことができる。」に置き換えることができます。この主語は、「ブラックコーヒーと、カカオを含有するチョコレートの組み合わせ」です。例文は以下のようになります。

 例文(推敲後):ブラックコーヒーを飲み続けることは動脈硬化のリスクを減らすことができる。また、ブラックコーヒーと、カカオを含有するチョコレートの組み合わせは、そのリスクを一層減らすことができる。

 

②英訳(英訳用和文⇒英文)

 以上の通り、後は英訳用和文に推敲した後、英訳して英文の完成です。ここで、効率よく英訳するためにGoogle翻訳を利用するのがよいと思います。 

 Google翻訳を利用する。

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 英語の構造に対応した和文に推敲しているため、Google翻訳で翻訳しても変な英文はでてこないと思います。例えば、上記のブラックコーヒーの例文を試してみましょう。

 

例文(推敲前):コーヒーをブラックで飲む場合、コーヒーを飲み続けることは動脈硬化のリスクを減らす上で有効であり、カカオを含有するチョコレートを組み合わせるとその効果は一層有効である。

⇒Google翻訳にて翻訳

When drinking coffee in black, continuing to drink coffee is effective in reducing the risk of arteriosclerosis, and when combining chocolate containing cacao, its effect is more effective.  

 Whenが1つの文に2つも登場しており、非常に読みにくい文です。また、いくつか用語的に誤りも散見しています。

 

 これに対し、推敲後の例文を翻訳してみます。

例文(推敲後):ブラックコーヒーを飲み続けることは動脈硬化のリスクを減らすことができる。また、ブラックコーヒーと、カカオを含有するチョコレートの組み合わせは、そのリスクを一層減らすことができる。

⇒Google翻訳にて翻訳

 Drinking black coffee can reduce the risk of arteriosclerosis. Also, the combination of black coffee and chocolate containing cacao can further reduce its risk.

 いかがでしょうか。いずれの文もSVO型の文となり、簡潔かつ明確な印象を与えます。AlsoはMoreあたりに修正し、its riskをthe riskに修正すればより見栄えがよくなります。

まとめ

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 いかがでしたか。英訳は、和文から英文を英訳する(②)前に、英訳しやすいように、和文を推敲して英訳用和文を作成するのがコツです。是非試してみてください。

以上

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