とある士業の知的な日常

弁理士ブロガーです。勉強法、文章術、英語、特許、美容、資格、読書を主に紹介するブログです。何かあればyamatenisan@gmail.comまでお願いします。

たった1つの方法で文章を読みやすくさせる書き方のコツを紹介します

僕は、とある法律事務所で働く弁理士

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  僕は、毎日、特許明細書と呼ばれる法律文書を作成する仕事をしています。

 その一方で、3000文字以上のブログを毎日更新しています。

 この過程で文章力を磨いてきました。そして、読者の方に読みやすい文章を心がけた結果ある工夫をしました。これにより、一気に読みやすくなる文章の書き方を導き出すことができました。

 そこで今回は、「たった1つの方法でに文章を読みやすくさせる書き方のコツ」をお話しします。

 この方法は、ブログ、記事、レポート等を書く上で役に立つものと思います。

目次です

たった1つの方法で文章を読みやすくさせる書き方のコツ

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 それでは「たった1つの方法で文章を読みやすくさせる書き方のコツ」をお話しします。

 それは、「文章の概要を簡単にまとめた概略図を冒頭に提示すること」です。たったこれだけです。しかし、これにより、読者はその概略図を頭の中に入れた上で文章を読んでいくことになり、その概略図から今読んでいる文の位置づけがわかるようになるので、読者に読みやすい印象を与えます。

読者に3000文字以上の文章を読んでもらうことは難しい

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 文章は、その文字数が短ければ読者は最後まで読んでいただけますが、文字数が多ければ多いほど読者は読むことに苦痛を感じる場合が多いです。それは、読解力の有無とかそういうものではなく、人はできる限り脳を疲れさせない方向に働こうとするためです。例えば、3000文字以上の長い文章となると、読者は読むのがつらくなり、途中までしか読まなくなることが多いです。

 例えば、ブログを書く場合、1つのブログ(記事)あたりの文字数は、その内容にもよりますが2000~3000文字といわれます。そして、SEOの対策のために、1記事あたり3000文字以上の文字数が必要のようです。3000文字以上の文字数となると、その記事の内容も充実したものとなります。しかし、文字数が増えれば増えるほど、内容が複雑になっていきますので、読者は、全文を読まない傾向にあり、最悪途中で離脱してしまうこともあります。このため、3000文字以上の分量の記事を読者に最後まで読んでもらうために、読者に読み易いように工夫する必要があります。

 そこで、その工夫というものが、上述の通り、「文章の概要を簡単にまとめた概略図を冒頭に提示すること」というものです。

文章の概要を簡単にまとめた概略図は、TVドラマの相関図のようなもの

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 文章の概要を簡単にまとめた概略図は、TVドラマの相関図のようなものです。

 登場人物が次から次へと登場してくるドラマの場合、途中で人物関係が把握できなくなったりすることがあります。そうすると、そのドラマを続けてみようとは思わなくなります。これに対し、ドラマに出てくる全ての登場人物の相関図を予め見ておくと、人物関係が把握でき、ドラマが複雑な構成となっていても見続けることができます。このように、視聴者がドラマを見やすいように人物相関図を予め提示するように、読者が文章を読み易いように概略図を提示することが重要です。

概略図の具体的な書き方

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 以上の通り、概略図の重要性を説明しました。次に、概略図の具体的な作成方法を説明します。

 その方法は、以下の2点です。

(1)文章に登場する全ての重要ワードを概略図に記載する。

(2)各重要ワードの互いの関係が明確になるように図示する。

 これだけです。文章の中の重要ワードというのは、ドラマでいう登場人物に似ています。そして、ドラマの相関図のように、各重要ワードの互いの関係を明確にします。

 ここで、ポイントは、簡単なブロック図やフロー図で十分であるということです。込入った複雑な図を作らなくてもいいです。むしろ複雑であればあるほど読者はその概略図そのものが頭の中に定着しにくくなり効果がありません。

具体例
 上述の通り、概略図の具体的な書き方を説明しました。これだけではイメージがつかないと思いますので、僕が以前に作成した2つの記事を具体例として説明します。

具体例1:勉強法

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(概略図)

 

  この記事の内容を簡単に説明しますと、勉強法の骨格は、「俯瞰」「仰視」「反復」であり、これらの作業を行うことにより、効率よく短期間で資格又は大学受験に合格できるというものです。俯瞰は、個別1から個別nで構成された全体(試験範囲)をざっと簡単に見通す作業です。仰視は、知識を吸収し(インプット)、吸収した知識の定着を確認する(アウトプット)作業です。これを個別ごとに行います。個別1から個別nまでこのインプットとアウトプットを行うことがセットです。反復は、セットを何度も繰り返し行う作業です。

 この記事では、重要ワードとして、「俯瞰」「仰視」「反復」「個別」「インプット」「アウトプット」「セット」が登場します。そして、この記事では、これらの重要ワードを以下のように概略図に登場させています。

 後は、この図を具体的に説明します。記事の中に、複数の重要ワードが登場する場合、読者は、記事の内容を理解するために、記事を読みながら頭の中でこれらの重要ワードの関係を整理する作業を必要とします。この作業は、読者に負担をかけるものですから、筆者がその負担を省けるようにすれば、読者は記事をすらすらと読むことができます。そうすると、読者は途中で離脱することなく最後まで読んでもらえる記事を作成できます。上記の通り、概略図は、重要ワードが複数ある場合に有効です。

具体例2:書評の書き方

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 (概略図)

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 この記事の内容を簡単に説明しますと、まず、読書の準備に先立ち、本を読む目的(1.準備)を決めて、その目的に合わせて読書します(2.読書)。そして、読書した内容をもとに書評するのですが、この書評では、図解、要約、課題の順でまとめる(3.アウトプット=書評)というものです。この記事のポイントは、書評に図解を導入するということがポイントです。この記事も3000文字以上ですが、予め記事の内容をこのように図示することにより、読者が読みやすくなるようにしました。そのおかげもあって(?)か、はてなブックマーク数700以上を獲得しました。

概略図の作成は、文章を速く書くことができる利点もある

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 概略図の作成は、文章の内容を上手くまとめるとともに、文章を速く書くことができるという利点もあります。これはどういうことか説明します。まず記事を作成するにあたり、何を書くべきか箇条書きなりで下書きをするかと思います。そして、下書きした内容を元に記事を書くと思います。しかし、この場合、記事を作成する過程であれこれと修正することがよくあると思います。この修正作業で大きく時間がロスする場合も多いです。

 これに対し、概略図を作成しておくと、あとはその概略図を詳細に説明するだけなので、大幅な修正はなくなります。換言すれば、概略図は、筆者にとって文章を作成するためのガイドのようなものとなりえます。このため、概略図を作成すると、文章を速く作成できる利点もあります。

概略図を書くにあたり参考となる本
 概略図は、ブロック図以外にも様々な図形を用いて説明するとより読者に強い印象を与えることができます。そのような図形を用いた方法を紹介しているおすすめの本を以下に挙げておきます。

イギリス式シンプル問題解決法! 図解思考50のルール

イギリス式シンプル問題解決法! 図解思考50のルール

 

 以上