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【文章術】レビュー記事のタイプは毒舌型がいいのか?それとも称賛型がいいのか?

僕は、とある法律事務所で働く士業男子🙈

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僕は、毎日法律文書を作成する仕事をしており、法律文書に限らず、学生時代には論文を作成したり、映画のブログを作成したり、そして近年では専門分野に関する本も(共著ではありますが)出版しました。

これらの過程でいかに読み手に説得力のある文章を作成するかについて分析してきました。

そこで、今回はこの分析に基づいて、

レビュー記事は毒舌型がいいのか、それとも称賛型がいいのかについて持論を展開していきたいと思います。

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目次です…

レビュー記事は毒舌型がいいのか、それとも称賛型がいいのか

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まず初めに

 まずは「毒舌型」「称賛型」をそれぞれ具体的に見てみます。「毒舌型」の記事とは、自分がひどいと思ったものはとことんけなす、批判的、否定的な記事です。もちろん、あらゆる全てのものに批判的というわけではなく、ごく一部については褒めます。このタイプの記事であれば、同じく批判的な共感者にとっては痛快であり、特定の支持層を集めやすいと思います。また、ごく一部については褒めているので、万遍なく褒めている「称賛型」よりも記事の信頼性が高いと思います。しかし、このような記事は、敵を作り易いという短所もあります。

 一方、「称賛型」の記事とは、あらゆるものに対して肯定的な記事です。どんなひどいものについても長所、良いところを見つけて、そこを強調するようなタイプの記事です。このタイプの記事は、一般的に評価が高いものから悪いものまで褒め称えており、万人受けしやすいと思います。しかし、このような記事は、どんなひどいものについても褒め称えており、万人に信頼性に怪しいように思います。ステマ記事のようにも思えてきます。

 このように長所短所それぞれある「毒舌型」「称賛型」ですが果たしてどのタイプで記事を書くのがいいのでしょうか。

レビュー記事は称賛型がいい

 個人的には、レビュー記事は全て称賛型のタイプで書くことを推奨します。これに対する理由は1つです。レビュー記事を全て称賛型のタイプで記事を書くとネガティブ思考をポジティブ思考に変える能力がつくからです。この能力を身につければ、結果的に記事のクォリティーも高いものとなります。

称賛型のタイプで記事を書くとネガティブ思考をポジティブ思考に変える能力がつく

 レビューの対象は、一般的に評価されているものから全く評価されていないものまで様々あります。これらの全てを称賛型のタイプで記事を書きます。一般的に評価されているものについては、この称賛型のタイプで記事を書くのは難しくないですが、全く評価されていないものを肯定的に評価することは難しいです。なぜなら、肯定的に評価するためには、その対象のいいところを見つけないといけず、そういういいところを見つけることが難しいからです。すぐにいいところが見つかるのであれば、ある程度は評価されているものです。

 しかし、そういうところを見つけて、一般的に評価されていないものを称賛型で評価できれば、独自性のある記事となりえます。結果的にそれはクォリティーの高い記事と言えます。

ポジティブ思考は人生が豊かになる

 さらに、ネガティブ思考をポジティブ思考に変える能力をつければ、人生が豊かになります。レビューはものから自分自身へも向けられます。その時に、ネガティブな気分に陥ってもポジティブ思考に変える能力があればメンタルも強化され、人生が豊かになります。称賛型のタイプで記事を書くことは、記事のクォリティに加えて人生も豊かになるという利点も備えます。

どんなひどいものでも称賛型で書くテクニック

 以上、全く評価されていないものを肯定的に評価するためには、その対象のいいところを見つけないといけず、そういういいところを見つけることが難しいと説明しました。しかし、どんなひどいものでも称賛型で書くことは、以下のテクニックを使うことで可能です。そのテクニックは以下の2つです。

 (1)「否定」の要因を「肯定的」な表現で置き換えれないか検討する。

 (2)「否定」の要因の「対義語」の「問題点」を検討し、「否定」の要因がその「問題点」を解消できないか検討する。

 これは事例を交えて説明したほうが分かり易いと思います。

 以下に不味いラーメンのレビューを称賛する記事を書くことを事例に上げます。

事例:不味いラーメンを称賛する 

事例1:不味いラーメンレビュー

 とあるラーメン店に入った。注文したラーメンは、辛すぎて味がせず食べれなかった。

事例2:不味いラーメンのレビュー

 とあるラーメン店に入った。注文したラーメンは、味が薄くて不味かった。しかも店内は汚かった。

 まず事例1では、「辛すぎて」が「否定」の要因です。つまりこのラーメンの批判の要因は「辛すぎ」ることです。では、これを(1)に当てはめて、「肯定的」な表現で置き換えられないか検討します。「辛すぎる」は「刺激的」ともいえます。「刺激的」という表現はわくわくさせる、あるいはドキドキさせるような印象を与えますので「肯定的」な表現です。そうすると、このラーメンについて、「刺激的なスパイシーな味」と称賛的にレビューをすることができます。

 次に事例2では、「味が薄い」は「否定」の要因です。つまりこのラーメンの批判の要因の一つが「味が薄い」ことです。では「味が薄い」の「対義語」を考えてみます。それは「味が濃い」です。次に「味が濃い」ことによる問題点を考えてみます。それは「不健康」「体に悪い」が思い浮かびます。そうすると、「味が薄い」のはより「健康志向な味」「ヘルシーな味」ともいえます。次に「不味い」について同様に見てみます。「不味い」の対義語は「美味い」。「美味い」の問題点は「病みつき」「中毒性」でしょうか。そうすると、「不味い」、「中毒性にならない味」と肯定的にとらえることができます。さらに「汚い」について対義語は「きれい」。ラーメン店できれいな雰囲気だと「ラーメン店らしくない」「職人的でない」印象を与えます。そうすると、「汚い」は「職人的な」「ラーメン店らしい」と肯定的にとらえることができます。

 以上を踏まえると、事例2について称賛型のレビューで書くと、

 このラーメンは病みつきにならず、健康志向な味である。そういう風に書くとラーメン店らしくないように思われるが、店内は昔気質の職人的な雰囲気を漂わせる店である。

 とこんな感じになります。

 これはあくまで単純な事例ですがこのように応用すればどんな対象のものも称賛型で書くことが可能です。

 そして、このように称賛型でレビューを書くと、ネガティブ思考をポジティブ思考に変える能力がつくのがお判りいただけたかと思います。

まとめ

 いかがでしょうか。レビュー記事は全て称賛型のタイプで書くことを推奨します。これにより、レビュー記事を全て称賛型のタイプで記事を書くとネガティブ思考をポジティブ思考に変える能力がつきます。この能力を身につければ、結果的に記事のクォリティーも高いものとなります。そして人生も豊かになります。

以上