弁理士ブログ|とある士業の知的な日常

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【読書】分かり易くてためになるおすすめの本を紹介する

僕は、とある法律事務所で働く士業男子🙈

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僕は、これまでに様々な本を読んできました。

その中で、とっつき易いほど分かり易く書かれており、教養に、ためになる本をいくつか読んできました。 そこで、今回は、分かり易くてためになるおすすめの本を紹介します。

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目次です…

ためになるおすすめの本

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分かり易い文章を作成するために「日本語の作文技術」

【新版】日本語の作文技術 (朝日文庫)

【新版】日本語の作文技術 (朝日文庫)

 

 

 この本には、分かり易い文章を作成するためのノウハウがぎっしりと詰まっています。この本を読めば、句読点のうちかたから修飾の順序、助詞の使い方まで、基本をしっかりと学ぶことができます。例えば、修飾の順序については、「長い修飾語は前に、短い修飾語は後に」という法則があります。これはどういうことかというと、例えば、「速く」「ライトを消して」「止まらずに」という3つの修飾語が、「走る」を修飾する場合、3つの修飾語の順序は長いものから先に書くと、読み手に分かり易く伝わるというものです。この例では、「ライトを消して止まらずに速く走る」です。一方、3つの修飾語の順序を変えて、例えば、「速くライトを消して止まらずに走る」とすると、「速く」は「ライトを消して」を修飾するのか、「走る」に修飾するのか分かりにくい文になってしまいます。この本では、このような法則を網羅しており、具体例も豊富で非常に分かり易いです。文書を作成する仕事をしている方は、一読することをお勧めします。

英語の語彙力をぐいぐい伸ばすために「Instant  Word Power」

Instant Word Power

Instant Word Power

 

  英単語を語源から覚えるための洋書です。これで、英語の語彙力を面白いほどぐいぐい伸ばすことができます。洋書であることに抵抗があるかもしれませんが、比較的平易な英文で書かれていますので、「DUO3.0」をやり終えた辺りの方であれば読みこなせると思います。「語源」を覚えて英単語を伸ばすことの強みは、難しい英単語も記憶に定着しやすくなることだと思います。例えば、「acro-」は「高い」を、「-phobia」は「恐怖症」を意味しますので、これらが組み合わさった「acrophobia」は、「高所恐怖症」をいいます。そして、「-phobia」が「恐怖症」を知っていれば、「Arachnophobia」(クモ恐怖症)も覚えやすくなります。また、語源は知的好奇心をそそります。例えば、「trivia」(トリビア)は、tri(3)とvia(道)が組み合わせってできた単語です。道が3つに交差しているところは行きかう人の雑音で大事な話ができないから無駄話という意味になったそうです。これも本書に掲載されています。英単語の語彙力をぐいぐい伸ばしたい方は、一読することをお勧めします。

思考をビジュアルで表現するために「図解思考50のルール」

イギリス式シンプル問題解決法! 図解思考50のルール

イギリス式シンプル問題解決法! 図解思考50のルール

 

  思考をビジュアルで(視覚的に)表現すると、読み手に説得力のある説明ができます。実際、僕もブログの記事で「~法」を説明するときには冒頭にイメージ図を提示します。しかし、どのようなイメージ図を用いれば適切なのか悩むところです。子に対し、本書は、ピラミッド、円、漏斗、蝶ネクタイなど様々な図形が提示されており、より説得力のある図形を考える上でこの本は役に立ちます。

問題解決のアプローチに役立つ「トリーズの発明原理40」

トリーズ(TRIZ)の発明原理40 あらゆる問題解決に使える[科学的]思考支援ツール

トリーズ(TRIZ)の発明原理40 あらゆる問題解決に使える[科学的]思考支援ツール

 

  「トリーズ」とは、問題解決の原理です。問題というのは、矛盾した2つ以上のことを、一度に解消しようとするところから生じます。これは、「Aを改善したいが、そうするとBが悪化してしまう」ということです。そしてこの矛盾を解消するのがトリーズです。トリーズは、ロシアの特許審査官(発明に特許を与えてよいか審査をする人)が200万以上の特許を分析することにより生み出された原理であり、発明の原理ともいえます。この発明原理の数は40あり、本書は全て独自のイラストで分かり易く紹介しています。

 この原理の一つに、「局所性質原理」というものがあります。これは、局所的に性質を変えると上手くいく原理です。一例を示します。例えば、お風呂場で頭や体に湯をかける場合。手桶にお湯をくんで頭や体にかければ一気に洗い流せるので、時間の効率に優れます。一方、必要以上に湯の量を消費するので、節水という点で劣ります。これに対し、水をちょっとずつ頭にかけると節水に優れますが、時間がかかり、時間に劣ります。これを解決するために、「細い水流」を局所的に集めれば、「節水」と「時間の効率」を両立できます。こうして生まれた発明が「シャワー」です。これも本書に書かれています。

 このように問題解決のアプローチにこの本は役に立ちます。

過去のビジネスモデルから発想を学ぶために「ビジネスモデル全史」 

ビジネスモデル全史 (ディスカヴァー・レボリューションズ)

ビジネスモデル全史 (ディスカヴァー・レボリューションズ)

 

  本書では、各企業の様々なビジネスモデルの歴史を分かり易く説明しています。僕はビジネスモデルについて素人ですがそれでも分かり易かったです。本書では、「替え刃モデル」を生み出したジレットから、ヤフー、グーグル、アマゾンに至るまで幅広く網羅されています。例えば、本書では、任天堂がファミリーコンピュータで編み出した「プラットフォームモデル」が紹介されています。これは、ゲーム機本体を安い値段で普及させ、その後にソフトを高く設定して儲けるというものです。これは、ジレットの替え刃モデルと似ていますが、替え刃部分も1社独占していたジレットと異なり、任天堂は、他の競合会社にもソフトの提供を解放しています。この点で、ファミリーコンピューターが編み出した「プラットフォームモデル」は画期的なものでした。これは、30年以上前に編み出されたビジネスモデルですが、このモデルは、アップルなどが取り入れている「オープンクローズド戦略」ともいえます。過去のビジネスモデルは、決して過去の遺物でなく、今のビジネスモデルを知る上でも重要であるといえますので、過去のビジネスモデルについても網羅した本書は勉強になりためになると思います。 

まとめ

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 いかがでしょうか。ご紹介した本は、とっつき易いほど分かり易く書かれており、教養に、ためになると思いますので是非読んでみてください。

以上